野球部

〜齋藤俊介 インタビュー〜


   慶大との開幕週。サヨナラ負けの1回戦、3時間30分強にも及んだ2回戦。敗れはしたものの、まさに死闘と呼ぶべき大熱戦だった。中でも輝きを放ったのは2回戦に先発した齋藤俊介(営1=成田)だ。序盤からテンポ良く低めに投げ、中盤のピンチも粘りを見せた。結局7回を投げ、被安打5の1失点の好投。夏季オープン戦から結果を出し、神宮のマウンドでも躍動している。
   そんな彼に秋季リーグ戦前、話を伺った。ご覧頂きたい。


――宮崎・西都で行われた夏季キャンプ、齋藤選手自身が登板した試合はいつですか
最初の梅田学園戦と日経大戦、最後の九共大戦です。梅田学園戦は中継ぎで、その他の2試合は先発しました。(手応えは)九共大は全日本選手権でベスト4にも入っている強豪なのですが、5回を被安打1に抑えられたので、自信になりました ――何を目的として夏季キャンプに臨んだのですか
先発マウンドを任せてもらえるには安定性が大事だと思ったので、そこを重点的にやりました

――目指す投手像は何ですか
速球で押す時もあれば変化球でかわしていく時もある。先発を目指しているので、試合を作れるようにするということですね

――最大の持ち味は何ですか
『全力投球』です

――春季リーグ戦、春季新人戦を振り返ってみていかがですか
春季リーグ戦と春季新人戦は自分の中では全然ダメでした。緊張もあったのですが、途中で崩れてしまって(勝利に)貢献できなかったなと思います。それでもそこで経験できたことはプラスになっています

――立大に入学した理由は何ですか
六大学野球で野球がやりたくて、その中でも野球だけではなく勉強も大事だと思っていて、夏の勉強会に参加しました。その際に大塚淳人監督(昭58年法卒=岐阜)から評価して頂いて、入学しました

――投手として高校から大学に変わるときに違いはありますか
自主性だと思います。大学では「させる」というよりも、自分がやるかやらないかだと思うので、そこが違いますね

――同期の小林昌投手(社1=佐久長聖)はどんな存在ですか
ライバルですね。今春1勝しているので、そういう所を見ても自分は絶対先発して白星をあげたいと思っていますね

――秋季リーグ戦に向けての抱負をお願いします
4年生にとって最後のシーズンですし、そこでもし先発できるのなら責任と誇りを持って勝ち星を手にしたいです

――ありがとうございました!

◆齋藤俊介(さいとう・しゅんすけ)◆

千葉県成田高出身、経営学部経営学科1年。175a75`。A型。高2夏時、選手権に出場。東海大相模高(神奈川)に敗れたもののベスト4入り。高3夏は千葉県予選で館山合高(千葉)に敗れ、4回戦敗退。立大には自由選抜入試を駆使し、入学。今春リーグ戦では中継ぎとして4試合に登板。新人戦では2勝を挙げ、3位入りに貢献。秋季リーグ戦は先発として活躍をしている。



◆平成24年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆
9/8 (土) 対慶大 ●4−6
9/9 (日) 対慶大 ●4−5
9/15 (土) 対明大 13:00〜
9/16 (日) 対明大 10:30〜
9/29 (土) 対早大 10:30〜
9/30 (日) 対早大 13:00〜
10/6 (土) 対法大 10:30〜
10/7 (日) 対法大 13:00〜
10/20 (土) 対東大 13:30〜
10/21 (日) 対東大 11:00〜
(※日時・時間は予定)

すべて場所は明治神宮野球場
[営団地下鉄銀座線 外苑前駅より徒歩3分 都営地下鉄大江戸線国立競技場駅
より徒歩7分 JR中央線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩10分]

※この取材は8月末に行ったものです

(9月11日・石井文敏)





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