慶大との開幕週。サヨナラ負けの1回戦、3時間30分強にも及んだ2回戦。敗れはしたものの、まさに死闘と呼ぶべき大熱戦だった。中でも輝きを放ったのは2回戦に先発した齋藤俊介(営1=成田)だ。序盤からテンポ良く低めに投げ、中盤のピンチも粘りを見せた。結局7回を投げ、被安打5の1失点の好投。夏季オープン戦から結果を出し、神宮のマウンドでも躍動している。 そんな彼に秋季リーグ戦前、話を伺った。ご覧頂きたい。 ――宮崎・西都で行われた夏季キャンプ、齋藤選手自身が登板した試合はいつですか 最初の梅田学園戦と日経大戦、最後の九共大戦です。梅田学園戦は中継ぎで、その他の2試合は先発しました。(手応えは)九共大は全日本選手権でベスト4にも入っている強豪なのですが、5回を被安打1に抑えられたので、自信になりました ――何を目的として夏季キャンプに臨んだのですか 先発マウンドを任せてもらえるには安定性が大事だと思ったので、そこを重点的にやりました
|