ノーマライゼーション研究会

概要
本研究会は、新座キャンパス近隣の市民、そしてコミュニティ福祉学部の学生と教員によって構成されています。主たる目的は、地域および大学のノーマライゼーションにあります。
このうち地域のノーマライゼーションとは、主として、障がい当事者の方々が社会参加する際の物質的、非物質的なバリアを取り除いていくことを意味しています。そして本研究会は、そうしたことの一環として、障がい当事者の方々の働き方をめぐるさまざまな可能性について調査研究し、その結果を情報発信する。そのなかで近隣で生活する当事者の方々の就労を支援していく活動をおこなっています。
 そして大学のノーマライゼーションは、大学をノーマライズするという発想のもとにあります。すなわち、ともすると等質な成員のみによるコミュニティとなりがちな大学という場において、種々様々な個性や属性を有した人びとと共に、学生や教員と協働する機会を企画し運営する。そうして大学という均一性の濃厚な空間に、多様性をもたらす。これが大学のノーマライゼーションという言葉に込められた意味です。
 こうした活動の始まりは、文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業(1995年度~2009年度)による私学助成を得て実施された、RARC(Rikkyo Amusement Research Centre)の福祉プロジェクトにあります。このプロジェクトの一つに、「大学ノーマライゼーション研究班」があり、「お米づくりと人の輪づくり」を企画運営したり、障がい当事者の大学内における就労への可能性を探る調査研究などをおこないました。そしてRARCの終了とともに、教員主導の「大学ノーマライゼーション研究班」を発展的に解消し、地域の住民と大学の教員や学生が対等な関係で連携する研究会として、2010年度から新たに「ノーマライゼーション研究会」が発足しました。