event

2019.11.30(土)

記憶をめぐって—— カタの記憶/モノの記憶

内容

本講演会では、私たちがこの世界に生きて在るその在り方を本質的に規定している「記憶」をめぐって、古典芸能における型(カタ)と、土地の生活に根ざして作られてきた民藝品(=モノ)を取り上げて、多面的かつ重層的に考察を行う。横山太郎本学教授による、日本の伝統芸能における「わざ」や「技芸」——— 先人の無形文化の記憶 —— の継承をめぐる講演と、鞍田崇氏(明治大学准教授/本学兼任講師)による、作り手の記憶やモノそれ自体が持つ記憶をめぐる講演の後、司会進行役の大山載吉本学准教授を交えてシンポジウムを行う。

タイムテーブル

14:00 - 14:15開会の挨拶
14:15 - 15:05横山氏による講演
15:20 - 16:10鞍田氏による講演
16:25 - 17:55シンポジウム

日程

2019年11月30日(土)

会場

池袋キャンパス 10号館1階 X103教室

出演者およびシンポジウム登壇者

鞍田 崇

1970年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院人間・環境学研究科修了。博士(人間・環境学)。専門は哲学・環境人文学。総合地球環境学研究所を経て、2014年より、明治大学理工学部准教授。本学兼任講師。

横山太郎(立教大学現代心理学部映像身体学科教授)

大山載吉(立教大学現代心理学部映像身体学科准教授)

主催

心理芸術人文学研究所

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料