学会概要

立教日本語教育実践学会は、日本語教育の内容、方法、日本語教員養成の在り方等について実証的に研究を行い、その成果を会員で共有することを目的に、2013年8月に設立されました。
本会は、日本語教育に関係する様々なトピック―教授法、教材開発、教室運営、評価法など―について、実証的な研究を行うことを通し、日本語教育の在り方を体系的に捉え、より効果的な日本語教育の追及を目指します。

会員について

日本語教育の現場に既に関わっている方、これから関わろうとしている方など、本会の趣旨に賛同してくださるすべての方にご入会いただきたいと考えています。
会員種別には、次の3種があります。

  • (1)正会員
  •     本会の趣旨に賛同し入会を認められた個人
  • (2)学生・院生会員
  •     本会の趣旨に賛同し入会を認められた大学生、大学院生及び研究生
  • (3)名誉会員
  •     本会の発展に顕著に貢献した個人

  • 入会方法について、詳しくは入会案内をご覧ください。

設立趣旨

国際化、グローバル化の親展に伴い、日本語を母語としない人々を対象とする日本語教育の果たすべき役割は、確実に大きくなっています。「日本の各地域に暮らす人々への日本語教育」、「年少者への日本語教育」、「企業で働く人々への日本語教育」等、その対象だけをとっても、多様化が進み、それぞれの現場で必要とされる教材、教授法開発の必要性が高まっていますし、求められる教師像も変容していくことでしょう。また、日本で暮らす人々にとっての「生活言語としての日本語教育」の必要性も、今後ますます高まっていくと思われます。
そこで、このような時代の要請に応えるために、色々な形で日本語教育に携わる教員や学生が参集し、日本語教育、日本語支援の在り方について、研究会や講演会を通して意見や情報を交換し、さらには研究成果を発表し合う場として、「立教日本語教育実践学会」を発足させることにしました。様々な地域、教育機関の日本語教育現場の課題や問題、個々の研究成果等に関して、同じ志を持った者同士が共有し合い、それをさらに自らの実践や研究に活かすことで、結果として、日本語教育の改善に微力ながら貢献したいという願いからです。
趣旨をご理解いただける方々に広くご参加いただき、本学会を発展させることを通して、日本語教育関係者のネットワークを広げていきたいと考えます。

2013年4月:立教日本語教育実践学会設立発起人一同
   池田伸子、丸山千歌、高村めぐみ、小松満帆、平山紫帆、高橋雅子

会則

立教日本語教育実践学会会則