【動物殺し科研 2015年度 第4回研究会】
今回の研究会では、ロボットのなかに感じられる人間性や人格の問題をアニミズムというテーマのなかに掘り下げようとする発達心理学者・ロボット工学者をお招きして議論を深めるとともに、ニューギニア、パナマ、マレーシア、モンゴルの狩猟民、牧畜民、農耕民の事例報告から、「動物殺し」に関して考察検討し、さらに、カメルーンの野生動物保護をめぐる諸問題を取り上げて議論したいと思います(英語による)。
◆日時:2015年12月6日(日)、7日(月)
◆場所:立教大学池袋キャンパス12号館2階ミーティングルームA,B
◆プログラム:
12月6日(日)
13:00〜13:10 はじめに・・・・・・奥野 克巳(立教大学)
13:10〜14:30 【発表1】と質疑、ディスカッション
「非生物のアニミズム:発達心理学とロボット工学の観点から」(仮)・・・・・・伴 碧(同志社大学)・高橋 英之(大阪大学)
14:30〜14:40 休憩
14:40〜16:00 【発表2】と質疑、ディスカッション
「アンガティーヤにおける動物殺し:自/ヒト・他/動物の同一性・類似性の生成とせめぎ合いの場として」(仮)・・・・・・吉田 匡興(桜美林大学ほか非常勤講師)
16:00〜16:10 休憩
16:10〜17:30 【発表3】と質疑、ディスカッション
「毒蛇と獲物:先住民エンベラに見る動物殺しの布置」(仮)・・・・・・近藤 宏(国立民族学博物館・研究員)
17:30〜17:40 休憩
17:40〜19:00 【発表4】と質疑、ディスカッション
"Challenges of Wildlife Management in Cameroonian Rainforests: Is
Sustainable Management possible?"
・・・・・・Takanori Oishi (Researcher, Research Institute for Humanity
and Nature)& William Kamgaing (Ph.D. student, Kyoto University)
12月7日(月)
9:30〜10:50 【発表5】と質疑、ディスカッション
「動物殺しの再検討:『形式』とパースペクティヴィズムからプナンの狩猟を考える」(仮)・・・・・・奥野 克巳(立教大学)
11:00〜12:20 【発表6】と質疑、ディスカッション
「一つの民族三つの屠り方:オイラト人諸地域における食の感覚と集団意識の相関」(仮)・・・・・シンジルト(熊本大学)
*関心のある方は、どなたでも参加いただけますが、人数把握のため、参加希望者は事前に下記までご連絡ください。