上の青字部分(データファイル data97.xlsへのハイパーリンク)をマウスでクリックしてください。そして、保存場所をクリックして「自分のフロッピーディスク」(3.5インチFDD A:)を選んで保存し、講義中の指示にしたがってデータ分析実習を行うこと。実習の内容は講義時に説明します。
★★★保存法については、下記の注意点をよく読んでください。
★保存する場所は、必ず 自分のフロッピーディスク(多くの場合、3.5インチFD Aドライブ)を選択してください。ハードディスクなどを選択してしまうと、自分のフロッピーには入りません。
★自分のフロッピーを持っていない者は、保存場所として Hドライブ(立教教育用サーバーのハードディスク内の各学生用領域) を選んでください。
本物のデータは1000人以上のものですが、これは200人についての実習用データで、本物のデータではありません。
各自で内容を見ておいてください。横1行が、1人分のデータになっていることが分かると思います。初めの1行目は変数名で、2〜201行目までが、200人分のデータです。中を見るには、データファイルをダブルクリックするか、エクセルを起動して、ファイルをクリックし、「開く」を選択し、ファイルの場所は自分のフロッピーにして、データファイルを選んでください。
学生のみなさんが使うのは、実習用のエクセル97形式のファイルです。もともとのファイルは、以下の数字の並んだテキストファイルです。研究のために分析する際は、統計分析ソフトを使って、以下のようなテキストファイルのデータを用いています。
実習用のエクセルファイルのもととなった、テキストファイルのデータです。エクセルファイルと比較し、内容が同じであることを確認してみてください。並んでいる数字は同じだということが分かると思います。
これもフロッピーに保存してみてください。青字のファイル名のところをクリックすれば保存できます。単にクリックしても保存の画面にならない場合もあります。その時は、「戻る(Back)」ボタンを押し、青字部分にカーソルを合わせてマウスの右ボタンを押し、「リンクを名前を付けて保存」を選んでください。保存時は、先ほどと同様の注意をよく守ること。
SPSS形式のデータです。内容はエクセルファイルと同じです。SPSSを用いると、エクセルよりも高度な各種の多変量解析が、簡単にできます。
興味がある人は、これをフロッピーに保存し、SPSSを操作してみてください。パソコン室の新しいWindowsパソコンの多くは、SPSSが入っており、自由に分析を行うことができます。
1)画面下端の「スタート」ボタンを押し、「プログラム」を選びます。
2)「SPSS」をクリックすると、SPSSの初期画面が表れます。
3)画面上の「ファイル」をクリックして開くを選び、data97.sav を開きます。出力画面が表れ、ファイルを開いた、というメッセージが出るでしょう。
4)「分析」をクリックして、記述統計をクリックし「度数分布表」を選びます。
5)q1 q2 などを選ぶと、どの答えが何人いるか、基本的な分布が出ます。度数は人数です。
その他、好きな分析を選ぶと、自由に分析できます。まずは、「平均の比較」や「相関」などが簡単でしょう。相関係数は、無関連は0、完全関連は+1か-1です。反比例の関連がある時はマイナスになります。ただし、量的変数のときしか使えません。例えば、職業の問は、数字に量的な意味がないので、相関係数を出しても意味がありません。
SPSSの操作は簡単です。各自で自由に使ってみてください。詳しくは「社会データ分析」などの科目で学ぶことができます。
上記の方法で入手したデータファイルを用いて、グラフを作ってください。 時間内に作業ができなかった人は、池袋8号館コンピューター室などで、各自で グラフ作成をやってみてください。8号館は平日夜9時まで使用可能です。 ★提出日 7月3日(火) 講義時間中に あるいは7月4日 3時までに 2号館2階当番室 「村瀬のメールボックス」4.1.グラフ作成の方法
1)調査票を見て、興味のある問を3つ選びます 2)データファイル内の、その問の位置を確認してください。 3)その問の下の方(データファイルの210行目あたり)に、以下のような 統計関数を書き、平均値や標準偏差を出してみてください。 4)3つの平均値を3つのセルにならべて書き、その上に各問の説明を書いてください。 6つのセルをマウスで囲み、エクセルの画面上の「挿入」をクリックし、 「グラフ」を選ぶ(またはグラフボタンを押す)。 その後、適切な形式のグラフを選べば、グラフを書くことができます。4.2.グラフ作成の注意点
「調査結果のお知らせ」に載っているグラフを参考に、形式を真似して作ってください。 グラフだけを見て、第3者が内容を理解できるようなグラフを作ることが、大原則 です。適切な形式のグラフを作ってください。 必ず、データラベルをつけてください。折線を選んで右クリックをして、書式設定を 選ぶか、グラフ全体の枠をクリックした直後に右クリックをして、グラフオプションを 選べばべば、データラベルをつけることができるはずです。 グラフタイトルは下に、表タイトルは上に付けるのがルール。 グラフタイトルをマウスでつかんで下に引っ張ると、下に移動する タイトルや軸に合わせて、マウスの右ボタンを押し、書式設定を変更すると、字の大 きさなどを変更できる。 カラーでなく、白黒のグラフにしてください。白黒でも見やすいように、線の種類や 模様などを変えて、工夫してみてください。4.3.統計関数について
例 セルK2〜K201 についての計算 任意のセルの中に、以下のように書く 合計 =SUM(K2:K201) 平均 =AVERAGE(K2:K201) 標準偏差 =STDEV(K2:K201) K2:K201 のところに、自分の好きな問のセル番地を書けば、計算結果が出ます。 挿入をクリックし、関数→すべて表示、で選択してもできますが、最初はまず、 自分の手で入力してみてください。 平均、標準偏差とは何かについては、自分で統計学の教科書などを読んで学習する と良いでしょう。4.4.エクセル操作上の注意
★表示がうまくいかない 列の幅がせまいと、計算結果が表示されず####と出ることがある。その時は、 画面上方の、abcdなどとセル番地の名前が書いてあるところにマウスを合わ せて引っ張って、列の幅を広げてみる。 漢字変換モードにするには、「alt+半角/全角」キーを押す。 ★有効桁の統一 データラベルの有効桁数は、小数点以下1桁など、必ずそろえること。 セルを選択してマウスの右ボタンを押し、「セルの書式設定」を選ぶ。表示形式を ユーザー定義にすると、小数点の表示を変えることができる。 上記の平均値の例ならば、小数点以下1位までの表示にする。 ★カット&ペースト(文字のコピーの仕方)の操作法について これを覚えると、エクセルに限らずさまざまなソフトでコピーができます。 この操作法を修得しておくととても便利です。 平均などを書いたセルをコピー元として、コピー元のセルで 「CTRL+C」を押してから、右隣のセルに移り 「CTRL+V」を押すと、同じ内容がコピーされます。コピー先のセルで、セル番地 が変わっていることを、確認してください。4.5.発展編
1)データを並べ替える(ソートする)と、男女別の平均値などを分析できる。 データファイルのQ1SEX(問1の性別)の列を見ると、1と2が混ざっている。 エクセルで画面上の「データ」をクリックし、並べ替えを選ぶと、データの上半分が1、 下半分が2、などに並べ替えることができる。 2)単純集計 エクセルで単純集計をとることもできる。 あらかじめ、集計の単位を適当なセルに書いておく。例えば、変数(回答内容)の 単位が1,2,3,4ならば、4つのセルの中に、1、2、3、4と書いておく。 1、2、3、4と書いたセルの、となりのセルをクリックする(どこでもよい) 画面上の「挿入」をクリックし関数を選び =FREQUENCY関数を選択。 集計したい変数のセルと、集計の単位となるセル(先ほどの4つのセル)を選択。 最後に、CTRL+SHIFT+ENTERを押す(あるいは、CTRL+SHIFTを押しながらOKボタンを 押す)。これがこつ。 データ分析とは、実際には、このようなデータ行列の分析を行っているのである。 エクセルなどの表計算ソフトでも基本的な分析ができる。より高度な 分析には、SAS、SPSSなどのデータ分析ソフトを用いる。
必修科目なので、この単位を落とすと卒業できません。 単位が取れなかった場合、次年度以降にもう一度、この科目を履修することになります。 楽しく積極的に、学問にとりくんでください。 1) 4/17 都築(ガイダンス) 2) 4/24 守口 3) 5/1 井上 4) 5/8 岡太 5) 5/15 久米 6) 5/22 斎藤 7) 5/29 実松 8) 6/5 白石 9) 6/12 都築 10) 6/19 村瀬1:社会調査法とデータ分析法の概要 −実証的社会科学について 11) 6/26 ★ゼミの紹介:全員 12) 7/3 村瀬2:社会変動論 −産業構造と社会階層構造の変化 13) 7/10 山口 ★上記以外のゼミ担当教員 佐藤 桝谷 青池 石川 野村
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