準硬式野球部

「歓喜の声がこだまする
―平成13年度秋季リーグ戦優勝に寄せて―」

 今季、本学は実に14季ぶりの優勝を果たした。まずは、優勝決定直後の監督・選手達の喜びの声をお伝えしたい。

片岡監督 (常に立大より上位にいた)法大・明大に追いつくことが出来た。春以上の成績だろうとは考えていたが、まさか優勝とは・・・。やるべきことをやったので優勝できたのだと思う。選手全員、本当に良く成長してくれた
〈4年生〉
主将・永谷捕手 皆頑張って、ひたむきに野球に取り組んでくれたのが報われたのだと思う。一生懸命に戦ったかいがあった
今福内野手 最後のシーズンで優勝できて良い思い出になった。下級生の努力のおかげだと思う
浦辺内野手 14季ぶりの優勝ができてうれしい。最後をこういう形で終われて良かった
榎本外野手 今回の優勝で4年間の全てが報われた気がする
土屋外野手 13年間の野球人生をこのチームでこうして終えられたことを誇りに思う
石田マネジャー 本当にうれしい。部員に感謝したい
石橋マネジャー 選手全員にありがとうと言いたい
花村マネジャー とにかくうれしい。選手の皆さんありがとうございます
〈3年生〉
浅見内野手 若手が頑張った。来季以降も展望は明るいので、自分も出場できるよう頑張りたい
大野内野手 今年は3年生主体のチームだったので、来年は真価が問われると思う。優勝したい
窪田内野手 これからも、2連覇3連覇を目指して行きたい
西澤内野手 あまり実感がわかないが、また4年生と野球ができるのがうれしい(リーグ優勝に伴い、本学の関東王座決定戦出場が決定)
結城内野手 自分自身の成績はあまりよくなかったが、チームに貢献できた部分も多くあったと思う。それが形になり、優勝できてよかった
赤井外野手 最高!このチームで優勝できてよかった
石橋外野手 まだ実感がわかない。でもうれしい。来年も必ず優勝を!
大山外野手 皆で苦労してチームを作ってきた結果。努力すれば報われると感じた
木下(理)外野手 優勝できたことが信じられない。念願だった早稲田から勝ち点を取れてうれしい
砂押外野手 来年も優勝を目指して頑張りたい
中村外野手 まだ実感がわかないが、全日本優勝チーム(法大)がいるリーグで優勝できたのはすごいことだと思う。このチームにいられて良かった。野球をやっていて良かった!
〈2年生〉
植村投手 チームが勝つことだけを考えて投げていた。優勝争いができて、楽しく、満足のいくシーズンだった
大中投手 皆と一丸となっていいチームが作れたことがうれしい。明大戦で打線を信じて投げて勝てたことが印象深い
澤田投手 チームのために投げられて良かった。先輩方に喜んでもらえてうれしい
鈴木捕手 (同じ捕手の)永谷さんと優勝できてうれしい
田中捕手 厳しい練習をやってきた成果が全員に現れた結果だと思う
木下(貴)内野手 チーム一丸となって勝ち取った優勝なのでとてもうれしい。来年は全勝優勝したい。個人的にも、納得のいく成績を残し、守りでは内野の要となれるように頑張りたい
清水内野手 裏方に徹することが多かったが、そのかいがあった。幸せです!(今季、最優秀審判賞を受賞)
山田内野手 自分の大学生活の中で一番充実したシーズンになった
〈1年生〉
川内内野手 「4年生のために勝ちたい」と思って戦っていた

 今回の優勝は、一般的には「他力優勝」と言われるもので、本学が自力で決めたものではない。8勝2敗で2位以上を確定しシーズンを終えた後、法大対明大の結果(明大が勝ち点を挙げれば本学の優勝)を待っての優勝となったからだ。しかし、果たして本当に「他力優勝」であっただろうか。
 選手たちは、主将・永谷のもと春の反省を活かし、各自課題と目的を持って夏期練習に臨んだ。そして確実に力をつけ、そこで得た自信と春の悔しさを胸に、秋、グラウンドへと戻ってきた。全10試合、良い結果が出ても慢心することなく、また、たとえ思うような結果が出なくても腐ることなく、最後まで一切手を抜かず全力でプレーし続けた。その成果が「優勝」という形となって現れたのだと、今強く感じる。彼らには、決して他力ではない、自力でそして地力で掴み取った優勝なのだということを忘れないでいて欲しい。そして来季、この喜びを今度はユニホーム姿で味わってもらいたい。
 (藤島)