宮崎での夏のキャンプを終え、秋季リーグ戦まで残り1週間を切った。99年秋以来、26季ぶりとなる『優勝』に向け、決意を伺った。第5回となる今回は小尾拓大(営2=大垣日大)です。
一言で言うと力不足を感じました。打ち勝てなかったですね。気楽なところで打てても、大事なところで打てないと立教の中軸にはなれないと感じました ――キャンプを振り返っていかがですか 場面をイメージして打撃練習をしました。(キャンプで意識したことも)打撃です。春から変えた点はいろいろあります。厳しい球もしっかり打っていこうと。それができたかというとあまりそうとはいえないが、意識はしています ――実戦の中で得られたものは何ですか 実戦では集中力が必要です。数を打っても一球で結果を出せなければ意味がないと思います。少ない打席の中で結果を出さなければならないという意味で 実戦は意味があるかなと ――オープン戦から得るものは何ですか 社会人の方たちは一球の大事さをわかっていて、大事な場面で当たり前のことを決めてきて参考になります。すぐにできるものではないので、日ごろの練習で意識することが重要だと思います ――守備について意識していることはありますか とにかくミスをしないこと。数が多くなると惰性になる場合があるので、一球一球を大事にしています ――春季リーグ時のインタビューでは「守備は苦手」と聞いていましたが実際は失策ゼロでした。いかがですか たまたまです。守備は得意ではないので、少しずつ上手くなっていければいいですね ――高校時代は三塁手で1年生の時は二塁手でしたが、また三塁手に戻ったことによ(三塁への)こだわりは 正直な話三塁しか守れないです。三塁が一番合っていると思います ――オープン戦に対する意識は 一試合一試合を慶大や明大に見立てて試合に臨んでいますね ――ありがとうございました! ◆小尾拓大(こおたくだい)1992年8月28日福井県生まれ。経営学部2年。右投左打/内野手/大垣日大/170a68` 次回は慶大戦展望です。お楽しみに!
(9月5日・取材=寺門奈緒、編集=島村海斗)
|