立教スポーツ編集部

秋季リーグ戦２０１２

―明大戦展望―

ＨＯＮＫＩ‐⑰‐

悲願のリーグ戦優勝へ、立大は開幕週の慶大戦で粘りを見せるもあと一歩及ばず、２連敗。崖っぷち追い込まれた。それだけに次戦の明大戦にかける思いは格別である。今春のリベンジも含め、是が非でも勝ち点を奪取したいところだ。


主将・田中勇（明大）【提供：明大スポーツ新聞部】

秋連覇へ、明大は初戦に挑む。気の抜けない好打者が揃う。注目選手は中軸である髙山（文１＝日大三）と小室（政４＝昌平）だ。今春、両打者とも４割を超える打率を残しており、さらに小室は15打点とリーグトップの成績を残した。しかも今春の立大戦では２人合計で18安打12打点と大暴れ、苦しめられてきた。さらに５番には勝負強い石川（政４＝北大津）や好打が魅力の福田（商２＝広陵）がいるだけに油断はできない。

投手陣に至っても左右に力のある選手がいる。今春ですっかりエース格となった山崎（政２＝日大三)や今春防御率２位の関屋（政３＝日大三）ら。また打撃でも注目を浴びる岡大（政３＝倉敷商)が抑えで構える可能性がある。先発としてマウンドに上がるか、エース番号11を背負う彼から目が離せない。


先発として活躍する齋藤

「無駄な点を与えないで粘っていきたい」、そう語るのは大塚淳人監督（昭58年法卒＝岐阜）だ。慶大戦はエース・小室（済４＝日野）が崩れるも、西藤（コ４＝丸子修学館）や大塚拓（社３＝長崎西）、大城（コ１＝興南）をはじめとする打撃陣。２回戦に先発した齋藤（営１＝成田）や川端大翔（済２＝沼田）らの頑張りで接戦まで持ち込むことができた。立大にとって運命の週と言っても過言ではない明大戦、主将・松本幸（コ４＝横浜）率いるチームの真価が問われることになる。『一戦必勝』を掲げ、試合を通して自らのペースに持ち込めるかがカギとなるだろう。

◆さあ、神宮へ行こう！◆
９/15(土)　対明大 13：00～
９/16(日)　対明大 10：30～

次回は「早大戦展望」です。お楽しみに！

（９月14日・稲垣万）