――まず、4年間を振り返っていただきたいと思っています。 1年生の時に2部に昇格したんですけど、そのときはあんまり貢献出来なかったというか、まぁ出てはいたんですけど。で2年生になって、それで試合に出られるようになって、それで3部に落ちてしまったんですね。そこから自分の中で取り組み方が変わって、それで絶対2部に昇格したいなって思うようになりました。チームを2部に上げることができなかったと言う意味では悔しい4年間となりましたね。 ――菅原さん自身、3、4年生の間はずっと固定のスターターで活躍されていて、そう言う点ではチームを引っ張っているという気持ちはありましたか? そうですね。チームを引っ張りたいなっていう思いはありました。けど、自分ができることっていうのはやっぱり点に絡むこと。点を決めたり、あとやっぱりアシストしたり、いい流れを作ったりすることなので。リバウンドを取れる訳ではないですし。なので、引っ張りたいなとは思っていたんですけど・・・なかなか悩んだ時期もありましたね。 ――後輩に伝えたいことは何ですか 玉城:1年生に対しては、上を立ててくれるのは素晴らしいと思っていて、しかしその反面我を出さない所があります。特に下地(済1=興南)、仲田(社1=興南)、田畑(コ1=法政第二)は自分を出してもらいたいです。2年生に対しては試合に出ている人も少なく、中だるみもするなか、きつい1年間だったと思います。来年からは上級生になっていくなかで、自分たちの代のことも見据えつつ活動していってほしいです。3年生は人数が少ないこともあり、まとまりやすい部分はあると思います。当然良い所もいっぱいあります。ただ頑固な所があるなと思いました。栗山、松井(営3=市川)、今野(コ3=藤代紫水)はこだわりがあるので、そこをもう少しバランスをとってほしいと思います 工藤:1部に昇格して仮に2部に落ちても2部の上位にいて当たり前という所までチームは出来上がりました。勝つために自分ができることに対し、最善を尽くしてほしいです。例えばトレーニングや栄養管理、体調管理。後輩はそういう所が少し甘いので、これから頑張ってほしいと思います 望月:飲み会もたくさんあると思います。何を飲むかではではなく、誰と飲むかが重要です(笑) 二宮:だんだん強くなってきて、入ってくる選手は自信を持っている。それがすごくいいことなので、どれだけ上級生がまとまられるかだと思います。やる気とかをチームに消化できるようにしてほしいです 岩井:1部で戦うということは負けが続き、雰囲気が悪くなるかもしれません。苦しい場面がたくさんあるでしょう。それでも本音でぶつかってほしい。本音で話し合うことが勝利につながることは自分たちの代で体現できたことだと思うので、負けが続いてもめげずに前を向いて頑張ってほしいですね 川口:後悔のないように頑張ってほしいですね 伊藤淳:元気さ、仲の良さ、まとまり感といった立教らしさを伸ばしていって、最終的に今以上のものを作りあげてほしいです 上沢:どうして負けたのか、どうして勝てたのか、そこまでのプロセスを分析して改善していけるチームになってほしいです <最後に> 終始笑いとともに、2時間弱に及ぶインタビューは進行していきました。ハンドボールへの思いなど4年間、いやこれまでのハンドボール人生を語っていただきました。ありがとうございました、そして「本当に4年間お疲れ様でした」。
(取材:石井文敏・高橋茜)
(11月11日 編集:石井文敏) 4年生のプロフィール
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