もう一つの喜び
〜準硬式野球部〜 選手たちが8季ぶりの勝ち点に酔いしれる一方で、バックネット裏にも歓喜の瞬間が訪れていた。 「ニヤケが止まらないです!」 と、勝利の余韻に浸りながら、笑顔でインタビューに応じてくれたのは桜井(文4)マネージャーと富田(法3)マネージャーだ。そんな興奮冷めやらぬ彼女たちに心境を聞いてみた。
桜井マネ)とにかく慶應に勝ってほしい。それだけです! (富田マネ)慶應だけは勝ちたい!勝ち点を挙げてないので。 ―8季ぶりの勝ち点 (2人)いやー、もうもう、どうしよう、もう飛び跳ねる!もう終わった瞬間「はぁー」ってなりましたよね。もう満たされました。選手がすごい緊張してたので、勝ってほしい思いが(強かった)。 ―勝利の余韻 (2人)もうヤバいです、ニヤケが。余韻しか(残ってない)、ニヤケが止まらないです!本当に嬉しい! ―法大戦で勝つために (2人)気を緩めなければ。気を緩めず、このまま流れに乗ってミスとかエラーとかなければいけると思います。 Managers' Eyes −頭に残るあのシーン― 桜井マネージャー、富田マネージャーに本日一番のシーンを選んでもらった。
(桜井マネ)会(原)さんのホームランです! 質問してから1秒も経たないうちに応えが返ってきた。それは、先制ソロホームランを浴びた直後の7回表の攻撃。この回、先頭打者の会原(コ4)は初球の「狙っていた」という直球を叩き返した。ボールは快音残して左中間席へ。6回に浴びた本塁打を打ち消すかのようなリベンジ弾に後続も流れに乗った。
(富田マネ)私は大津留(理3)のあの二塁打、あれは結構残ってますね。 会原の本塁打で流れを一気に引き寄せ、続く小林(営4)は球筋を見極め、四球を選択。無死一塁の場面で打順がまわってきたのは大津留。犠打を決めたいところだが上手く決めきれず、2ストライクと追い込まれてからの4球目。バスターから球に上手く合わせ、左中間を切り裂く適時二塁打を放った。立大ベンチからの歓声に、"笑顔No.1"はガッツポーズで応えた。 ―何か最後に一言 マネージャーが優勝させます! 彼女たちから強い想いを感じた。 (金田優哉)
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