1月11日、関東大学1部リーグオールスター戦である『アンダーアーマーカレッジボウル2014』が開催された。1部校の選手たちが勢ぞろいするこの試合は、今季リーグ戦の締めくくりであり、4年生にとっては学生最後のフットボールとなる。立大ラッシャーズからは計12名(うちプレーヤー9名、スタッフ3名)が選出され、Aブロック選抜として戦った。 第3Qまで相手にリードを許していたが、最終Qから追い上げを見せる。3点差まで追い詰め、試合終了まで30秒。残り時間がわずかな中、エンドゾーン内の黒田(法大)へのパスプレーをQB#18山本(文4)が成功させTDを奪い取る。劇的なプレーでオーディエンスを沸かせ、31−27でAブロック選抜が勝利を収めた。そして、チームを逆転へと導く最終TDを作り出した山本は大会MVPを受賞した。 今回は出場した選手及びスタッフ全員のインタビューを掲載する。試合の感想、ラッシャーズでの4年間、後輩へ向けて…思いの丈を存分に語ってくれた。 DL #13 池尾将大(観4) ――ほんとにね、勝てて良かったですね。学生最後なんで。 この試合にどう臨んだか? ――とにかく、今まで敵だった奴らと一緒にフットボールをする機会なんてものはもうここしかないわけで。しかも学生生活最後の試合なわけなので。とにかく楽しめればいいなという風に思っていました。 他大の選手から学んだことは? ――自分たちは法政に負けて日本一の夢は断たれたんですけど、あいつらが強い理由っていうのは、とにかくフットボールを楽しんでいる。心の底からフットボールが好きで楽しめているなっていうのをすごく感じました。ただワイワイとやるだけじゃなくて、本気でやっている中の楽しさなんで、言葉で表すのは難しいんですけど、やっぱそれができている法政っていうのは強いなって。 この試合で立教の選手はどうだったか? ――もう山本もMVPとってすごく活躍していたし、WR中山もいいところで取っていたしWR小川も活躍していたし。ディフェンスはディフェンスでみんなしっかり出ていたので、それなりの仕事はちゃんとできたんじゃないかと。 4年間を振り返って ――どっちかっていうと後悔のほうが多い4年間でした、正直言って。優勝できなかったというのもそうですし、最初の3年間の取り組み方の甘さ。4年目になって、本気になったってところじゃやっぱり日本一にはなれなかった。最初の1年目から取り組めていれば、また今年違ったものが見えていたんじゃないかなという風にはすごく思います。ただもう、終わってしまったことはしょうがないんで。 来年度の後輩に期待すること ――主将はRB#30茂住(異3)になるんだけど、今ももう茂住を中心に動いててすごいいいチームに仕上がってきてるから、この調子でみんなフットボール漬けになって、フットボールを愛してやっていってほしいなと思います。 やはり来年度一番注目してほしい選手は茂住さん? ――茂住もそうなんですけど、ちょっと当たり前になっちゃうんで、俺は#4QB荒川(社2)を見てほしくて。あいつが来年できるかできないかによって、うちはトップ8で日本一を目指せるチームなのか、それとも入れ替えに回ってしまうようなチームなのかっていうのが決まってくると思うから、とにかく荒川を見てほしい。荒川を。 山本さんになれるか、ということですか ――山本以上にならないとダメだね。持っているものは山本以上だから。 社会人でアメフトは? ――やる!やります! そこで優勝してライスボウルで立教とやってもらえたらすごくいいなと ――そうそう、それがもう最高ですよ。そうなれば、すごい自分としても嬉しいし、それを目標に、今後は社会人でやっていきたいなと思っています。 DL #2 藤原竜一(済4) 試合の感想 ―普段やれないような他大学の一流の選手と一緒に試合ができたことが楽しかったです。 他校の選手から学んだことは? ――やはり、周りの一流の選手はみんなフットボールを楽しんでいらしたので、そこが強さの秘訣なのかなと思いました。 普段組まない選手とやることはどうでしたか?ラインの連携など ――そうですね、やはり、多少コミュニケーションで、練習量の至らない部分はあったんですけど、それを上回るくらい個人の能力が高くて、そんなにそこが気になることはなかったですね。 4年間を振り返って ――毎年コーチがころころ変わって大変だったんですけど、最後の年に結構いい結果が出て、何よりよかったなと。 4年間で一番印象に残っているのは? ――やっぱり法大戦で負けたことがやはり。絶対勝つと日本一になると決めて試合していたので、結局負けたことが心残りという意味で思い出として残っています。 社会人ではアメフトを続ける? ――そうですね、一応所属する企業にアメフト部があるので、東京に残れればやろうと思います。 来年度の後輩に向けて ――今年も茂住を筆頭に、3年生の選手に引っ張ってもらったんで、今年以上の成績を上げてくれると僕は信じてます。 期待している選手は? ―2年生のDL#79内山(済2)。内山君に期待してます。 DB #5 足立舜(済4) 今日の試合について ――そんなに出てないんですけど、相手のチームのレシーバーも一流の人ばかりだったのでその中で楽しみながらやれました。 リーグ戦の雰囲気と違う? ――そうですね。全体の雰囲気がすごく楽しくてやりながらも、試合に入ったら、一流の選手ばかりなのでピリピリというか自分が勝ってやるぞって気持ちを持って臨みました。 いつも合わせている人たちと違った? ――大きいし速いし上手いですよね。そこはやっぱり違うなって思いました。 その中でどういうことに気を付けられましたか? ――とにかく抜かれない、ボールを取らせたくないって思いでやってましたね。 チーム内で注目していた選手は? ――やっぱりキャプテンの田中(法大)はすごいなって。練習中からもリーダーシップがすごくてやっぱりすごいなって思いましたね。 来年度のラッシャーズに期待すること ――リーグが変わって上位リーグの中で勝つことは結構厳しいと思うんですけど、一年間皆怪我なくやれば上位は目指せると思うんで、怪我だけはしないように。それで日本一を目指してやってもらえればいいなと思います。 注目している選手は? ――やっぱり茂住なのかなって思うんですけど、DFの中にもLB#21坂口(コ3)とかDB#28松原(現3)もいるんで、茂住のワンマンチームにならないようにがんばってもらいたいなと思いますね。 1、2年生で期待している選手は? ――DB#3山田(観2)にすごく期待していますね。DBは4人いるなかで3人が4年生だったんですよ。世代が変わっていく中で新しい選手が出てきてほしいとも思っているんでその中で山田には本当に期待してます。 カレッジ最後のフットボールですね ――すごく楽しめました。楽しかったです。少し寂しいですけど悔いなくできたんでよかったかなって思っています。 最後に一言 ――色々あったんですけど、4年間やっていて良かったなって思えます! WR #7 小川悠樹(文4) TDおめでとうございます ――ありがとうございます。チームメートに当たられて落としそうだったんですけど、ぎりぎり取れてよかったです。 日体戦でも2TDされていましたね ――3年まで全然TDしたことなかったんですけど、今年TDと縁があってプレーしてきたんですけどこのオールスターで出来たTDはすごく嬉しかったですね。 いつも戦っているメンバーと同じチームで戦うのは? ――多分誰よりも楽しみにしていて。友達も結構いて、その凄さだったり、一緒にやりたいなっていうのをずっと思っていたので。それで幸せなことに選ばれることができたのでそれで一緒にやれて本当に楽しかったですね、この4日間練習と本番とは。 注目していた選手は? ――ずっと一緒にやっていたLBの松田(法大)ってヤツがいて大学は別だったんですけど、最後に一緒にやることが出来てすっごく嬉しかったし、めっちゃ楽しかったです。 山本さん、中山さんが一緒だったのは? ――特に自分たちだけで合わせて練習とかはしなかったんですけど、なんだかんだずっとやってたトリオなんでミスなく立教の3人でパスできたのはすごいよかったです。 1番印象的だったのは? ――やっぱり最後の逆転したTD。あの法政のすごく上手いWRが取ってチームがめっちゃ盛り上がって、ほんとお祭りの中のお祭りみたいな感じでワーってなってちょっとそれは公式戦の中にはない楽しい雰囲気でした。 来年度のラッシャーズに期待すること ――日本一に本気でなろうとしているし、なれると思っているんで、新4年生はすごく意識が高いし、ほんとうになってもらわないとちょっとしょっぱいので、絶対になってほしいです。 注目している選手は? ――WRの#12森田(済3)ですね。今年はあまり注目されることはなかったんですけど、背も高いし誰よりもまじめに練習に取り組んでいるんでそろそろ脚光浴びてほしいなって思っているし、その力は俺とか中山を追い越せる人材だと思うんで、茂住が注目されていると思うんですけど森田にも注目してください。 WR #17 中山勲(法4) 印象的だったのは? ――学生最後の試合だったので、みんな楽しんで全力でやれたらなって思って、結果的には勝てて両チームとも笑顔で終われたのがすごくよかったなって思いました。 見ている方にも伝わってきました ――プレッシャーもないし、本当に純粋にアメフト楽しめたなって思います。 第2Qのパスアシストがよかったですね ――第1Qから向こうに14点も取られていて、やばいなっていうのがあって。どこかのタイミングで自分が流れ変えてかなきゃなって思っていて、思った通り山本からパスが来て自分がしっかり取ってターゲットに投げてTD出来て流れを持ってこれたのかなっていうのは嬉しく思っています。 山本さんからのパスは安定感が違う? ――そうですね。カレッジQBが山本と辻君(日体大)だったんですけど、山本とは4年間やってきているので作戦も適当じゃないけど4年間の中でどこに走ったらいいかとかどこで貰うとかお互い大体わかっているのであのパスも出来たのかなって思っています。 来年度のラッシャーズに期待すること ――去年新体制になって本気で日本一を目指せる場所に立てているんだってことに羨ましく思います。強敵ばかりですけど茂住もいますしラインもそろっていますしこの春のトレーニングでしっかり経験を積んで絶対に日本一になってほしいなって思ってます。 注目している選手は? ――WR#12森田ですね。最上級生が森田しかいないんで、そいつの頑張りがレシーバーのユニットを決めると思います。負担は大きいと思うんですけどあいつが頑張れば下も引っ張っていけると思うんですよ。去年はランが多くてパスは要所要所だったんですけど、今年はさらにランが増えていかないようにパスでレシーバーの存在感を見せていけるように森田には頑張ってもらいたいですね。 4年間を一言で表すと? ――アメフト漬けの4年間でしたね。1年の頃はまだ試合も出れていなくて、トレーニングで頑張っていたんですけど、2年、3年と試合に出て必要とされる人に成長していけて…アメフトしか考えてなかった4年間だったなと思っています。 QB #18 山本貴大(文4) 今日の感想 ――めっちゃ楽しかったです!シーズンを通して戦ってきた相手だったのがいきなり味方になって、4日という短い期間でいいチームが出来て勝つことも出来て本当に楽しかったです。 感覚的にどんな感じ? ――高校の頃からやっていて知ってるヤツもいれば知らないヤツもいたんですけど練習をやってく中で価値観を共有してチームが出来て…ってのがすごく楽しかったです。 気になった選手は? ――法大のメンバーは高校の時からずっとやっているヤツらが多くて、面白いのは分かっていたんですけど、一緒にフットボールやってみてこいつら面白いなってグラウンド内外で余計に思いました。 学生最後のフットボールですね ――寂しくなりますね。小学校6年生からラッシャーズでフラッグフットをやっていて、ラッシャーズでかれこれ11年やっているので離れるっていうのはすごく寂しいんですけど、今後のラッシャーズに貢献できるような活動もしていけたらなと思っています。やっぱり去年日本一とれなかったんで来年後輩たちがリベンジしてくれると思っているので、それの手助けが出来たらなと思っています。 来年度のラッシャーズに期待していること ――色々ありますが、自分たちが果たせなかった夢ってのをあいつらに託したんでそれをやってもらえたらなと思ってます。 注目している選手は? ――やっぱりRB茂住が主将なのであいつがプレーにおいても結果で示していくのは当然なんですけど、オフェンスとしてQB#16瀬本(社3)がオフェンスをいかに作って行けるかというが、一個自分が抜けた後っていうのもあるし鍵になるんじゃないかな。なので、あいつの頑張りに注目してもらいたいなと思います。 最後に一言 ――楽しい試合でした!! DB #19 浅川貴郎(社4) 今日の試合を振り返って ――前半結構やられていて、パントのブロックとかもあって、雰囲気が一回落ちかけてたんですけど、さすがに法政の主将の田中君がチームを上げてくれて、そこから後半切り替えられて逆転で勝てたので、切り替えって点ではすごく良かったのかなと思ってます。 自身も楽しんでプレーしましたか? ――楽しかったです。すごく楽しかったです。学生最後のフットボールだったんで、1プレー1プレーすごく楽しんでできました。 4年間を振り返って ――下級生の時から試合に出させていただいて、少しずつ成長して行ったんですけど、やっぱり最後チームとしての結果が出せなくて、すごい悔しい4年間で。もう少し、もっともっとできたなって今思っています。 4年間で仲が良かったのは? ――そうですね、やっぱり主将の池尾と、DB#18柴山(観4)とは、3年生の時からずっといろいろ話し合ってやってきたので、その体制で3年、4年とやって、ぶつかることもあり、いろいろ話し合うこともあったので、あいつらとの絆はすごく深まったかなと思います。 4年間で一番印象に残っている試合は? ――やっぱり4年の秋シーズンの早大戦。個人的にというよりチームとして早稲田に勝って、勝った後スタンドを見たときに、すごいOBの方が喜んでくれているのを見て、やってきて良かったなと。 いつからアメフトを? ――立教新座高校から始めて、7年間やらせていただきました。社会人では今のところする予定はないですね。これが最後のアメフトです。 ラッシャーズで学んだことは? ――そうだな、やっぱり一つの目標に向かって、個人じゃなくて団体として、一人欠けてもダメだし、みんながみんな支えあってやってく難しさとか、それを乗り越えた時の喜びとかは、ラッシャーズから教えてもらったことだなと思います。 来年度の後輩に向けて ――来年はリーグ編成も変わり、強豪校ばかりのリーグ戦になると思うんだけど、主将茂住を中心に、今年よりもさらに強くなって、甲子園ボウル優勝を目指して頑張ってほしいと思います。できると信じています。 来年度期待している選手は? ――自分がDBなんで、DBでいうと、セーフティのDB#28松原(現3)に注目かな。一緒にずっとやってきて、インターセプトも何本も決めているし、頭もいいので期待できると思います。 OL #74 山形明弘(営4) どんな気持ちで今日の試合に臨んだか ――毎年オールスターゲームっていうと、結構おちゃらけた雰囲気でやるんですけど、今年は市瀬さんが監督なので、オールスターゲームとはいえど、絶対勝ちに行くっていう気持ちで。 監督が市瀬さんで、チームにも立教の選手が多かったので、普段と似た感じでしたか? ――そうですね、立教仕様の練習というか。そういうのが結構ありましたね。 四日間という短い期間で他校の選手と協力するのは大変でしたか? ――時間がないので、とりあえず意識したのはまぁ時間がない中で、コミュニケーションを取り続けること。まぁそれでなんとかうまくいったかなと。 今日の試合で印象に残っていることは? ――最初のシリーズで、あんまり空気がよくなかったんですけど、ディフェンスがふんばってくれて、オフェンスもだんだん上り調子になったので、そこらへんはよかったです。 後半の得点のきっかけは? ――選手の中で、ノーハドルって言って作戦会議をしないのを途中でやったんですけど、相手ディフェンスがそれに対応しきれなくて、まぁ、ああいう結果になったと。 後輩に向けて ――来年はリーグ再編とかもあって、厳しいシーズンになると思うんですけど、本当にまじめでいい子ばっかりなので、日々全力を尽くして頑張ってほしいです。 OL #77 山田司(法4)) 今日の試合の感想 ――4日間しか準備ができなかったことで、あんまり完璧なプレーができなくて、足ひっぱっちゃったかな。でも、試合に勝てたのでよかったです。 四日間でほかのチームの人と協力してやるのはやはり難しい? ――そうなんですけど、やはり選ばれた選手たちの集まりなので、結構すぐに順応してくれる人たちの集まりだったんでやりやすかったです。 試合を見ていてもすごく楽しそうというか… ――そうですね、和気あいあいと。 学生の最終戦としてどんな気持ちで臨みましたか? ――学生として最後の試合だったので、自分のできる全力を尽くそうって気持ちで取り組みました。 今日の試合で一番よかったところは? ――よかった点はチームとしての一番最初のドライブで出られたことですね。チームの初得点を挙げることができたので、それがすごくよかったですね。 来年度の後輩に向けて ――来年は今までよりもすごい厳しいシーズンになると思うので、後輩たちには一生懸命取り組んで頑張ってもらいたいです。 TR 梶田千尋(済4)【写真左】 今日の試合を見てどうでしたか? ――最初の方は負けかけていてちょっとヒヤヒヤしたんですけど、後半はスーパープレーも登場して勝てたんで、よかったなと思います。法大の笹尾君のプレーが印象的でした。 4年間チームを見てきて、どう変わっていましたか? ――やっぱり最後の一年は監督が変わったってことがあったのと、自分たちが主体の学年だっていうことなので、とてもリーダーシップを持って一人一人が練習に臨んでいたのかなと思います。そういう点で成長したんじゃないかなって思います。 特に頑張っていたと思う選手は? ――やっぱりキャプテンの池尾。キャプテンとしてチームを一年間引っ張るっていうのは、とても想像以上に大変なことだと思うので、最後55年ぶりの6勝っていう結果になったのも彼のおかげかなって思います。 新4年生について一言 ――みんな日本一っていう目標に向けてがんばっていると思うので、ぜひ、秋の試合でいい結果に繋がることを期待してます。 新4年生で推しメンは誰ですか? ――トレーナーの比護千裕ちゃん(観3)。3年生の時にマネージャーからトレーナーに代わって、大変なこともあると思うんですけど、その彼女が去年とてもがんばっていたので。マネージャーなんですけど、ぜひぜひ注目していただいて、彼女の活躍にも期待してもらいたいなと思っています。 MGR 吉田元気(観4)【写真中央】 今日の試合の雰囲気は? ――結構練習からも仲が良くて、ゆるい雰囲気だったんですけど、やっぱり点数的に負けていたので、徐々にみんなモチベーションが上がって、すごいいい雰囲気で終われたかなと思います。 マネージャーとしてどんな声掛けを? ――例えば、今日はそんなにチームに対する声掛けはしてないんですけど、自分たちのチームだったら、自分たちは一歩引いて客観的に一番選手の近くでチームを見れている立場なんで、選手が気付けないその場の悪い流れなんかを声掛けで切り替えていくことが必要だと思っています。 後半の復調の起点は何か? ――とりあえずみんな学生最後の試合で負けたくないという思いが強かったのと、立教の選手からすると、自分たちのHCが初めて監督を務めたので、勝たせてあげたいという思いもあったので、そういう気持ちが一つになれたのかなと思います。 選手たちの雰囲気は? ――そうですね、もう練習からすごく楽しそうにしていたんで、よくやってました。一人練習中に怪我しちゃった子もいたんですけど、最後のプレーはその子の、やはり記念のゲームなので出られるようにって、チームでそういう動きもあったりして。 来年度の選手に向けて ――リーグの編成もかわって、すごい辛くて難しい一年を迎えるのかなと思うので、臨機応変にマネージャー、トレーナー、選手含めてチーム一丸となって物事に対処することが大事だと思うので、コミュニケーションをとって皆でいろいろな物事に立ち向かって行けば、困難なくいいシーズンを迎えられるのではないかと思います。ぜひ自分たちの記録を、自分たちの記録を超えるためには日本一しかないので頑張ってほしいですね。来年度の選手に向けて MGR 大倉奈生子(文4)【写真右】 4年間MGをされてチームの雰囲気の移り変わりはありましたか? ――監督とかコーチや体制が変わって真面目になりつつ変わらずにふざけるところはふざけていても、なんかしっかりしていて、いい感じにバランスがとれていたと思います。 一番印象的だったこと ――秋季リーグ初戦の東大戦ですね。負けそうになってドキドキしたというか一番印象に残っています。 マネージャーをやっていてよかったなと思ったこと ――こうやって試合に勝った時とか選手がすごく喜んでる姿を見るとやっぱりマネージャーをやっていてよかったなって思います。 選手はどんな存在? ――同じフィールドに立っていて、私たちはプレーはしていないんですけど、マネージャーやっていて同じチームメイト、仲間って感じです!ホントに! オールスターは雰囲気が違った? ――色んな大学がいたんでやり方も違うし、考え方も違うし、価値観も。同じ試合で同じチームのスタッフとして働くのは少し大変でもあったんですけど、やっぱりみんな経験を積んできているんで、意思疎通も図れてスムーズに出来たかなと思います。楽しかったです。すごく。 オールスターの雰囲気 ――そうですね、うちのチームにはないほかのチームの上げ方とか楽しみながらやっているなって思いました 後輩マネージャーへ ――リーグ編成もあって大変だと思うけど頑張ってください!としか言えないです。
(取材:島崎まりん/編集:吉川由梨)
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