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春季リーグ戦２０１３
―早大戦展望― 熱くなれ-④- 先週の法大戦で勝ち点を落としたことで、優勝の可能性が無くなった立大。リーグ戦も後半戦に突入し、迎える相手は昨秋２位の早大だ。 佐々木（現・JR東日本）、地引（現・東京ガス）、杉山（現・中日）というチームの三本柱が抜けたことにより、戦力は拮抗。リーグ戦に入ってもスタメンが固定されず、選手たちは激しいポジション争いを繰り広げている。 その中でも新チームの攻撃の核となるのは打率４割を超える４番中村（３年＝天理）、重信（２年＝早稲田実）、小野田（３年＝早稲田実）の３人である。３選手ともに打撃ランキング上位を独占し、早稲田打線を引っ張る。主力がいなくなったとはいえ、強力な攻撃陣は相変わらずの強さだ。さらに13犠打６盗塁と機動力と堅実さを重視した攻撃スタイルが今年の持ち味である。 新戦力では昨夏の甲子園で４強入りを果たした石井（１年＝作新学院）が東大１回戦で先発出場を果たすなど早くもルーキーの中で存在感を放っている。 今春、エースナンバーである背番号「11」を受け継いだ有原（３年＝広陵）を筆頭に今春の東大戦では完全試合を達成した高梨（３年＝川越東）、昨春のベストナイン吉永（２年＝日大三）、守護神の横山（４年＝聖光学院）を擁する投手陣は六大学屈指のレベルの高さを誇る。 特に横山はリーグ通算で25回連続無失点中と抜群の安定感を見せており、立大にとって脅威になりそうだ。 好機であと１本が出ず、ここまで多くの接戦を落としてきた立大。早大投手陣を打ち崩すには打線の復活が急務となる。好調の安田（済３＝桐蔭学園）、大城（コ２＝興南）らが出塁し、上位打線でいかに走者を返せるかがカギとなってくる。何としても先制点を取り、序盤に攻撃を仕掛けることで投手陣を援護したい。 ３季ぶりのAクラスへ――。絶対に負けられない戦いが始まる。
◆さあ、神宮へ行こう！◆
５/４(土) 対早大 11：00～ ５/５(日) 対早大 13：30～ 次回は「東大戦展望」です。お楽しみに！ （５月７日・古川詩織）
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