秋季リーグ戦2013
―東大戦展望― 熱くなれ‐O‐ 第5週の対早大戦で惜しくも勝ち点を落とした立大。しかし、優勝の可能性はまだ消えていない。東大との最終戦を制し、優勝への望みを繋ぎたい。 東大で注目すべきは、成長を遂げている投手陣だ。今年から新たに桑田真澄氏をコーチに招き、確実に力をつけてきている。今季の投手陣を引っ張っているのは、白砂(2年=修道)・辰亥(2年=高松)の左右2枚看板だ。白砂は第4週の対慶大1回戦に先発すると7回を失点1で乗り切り、今季好調な慶大相手に投手戦を演じて見せた。辰亥は開幕投手として対明大1回戦に先発し、5回までを1失点に抑えた。また、第5週の対法大1回戦でも先発として5回まで1失点の力投を見せた。この2人に波に乗られると容易に点を取ることはできないだろう。一方、打撃陣はここまで8試合で2得点と元気がない。しかし、笠原(3年=甲陽学院)はここまでチーム1位の打率.261と奮起しており、対早大2回戦では2点適時三塁打を放つなど決して侮ることはできない。 対する立大は、頼れる4番・岡部(コ3=帝京)を中心に東大投手陣を打ち崩していきたい。岡部はここまでリーグ1位の打率.477を誇り、対早大2回戦では逆転3ランを放つなど立大打線を引っ張っている。また、大城(コ2=興南)、佐藤拓(コ1=浦和学院)、平本(コ4=報徳学園)なども打撃好調であり、こちらからも目が離せない。投手陣は齋藤(営2=成田)、澤田圭(コ1=大阪桐蔭)の二本柱を中心に安定している。齋藤は防御率1.08と抜群の安定感を見せており、また澤田圭は要所を締める投球でリーグトップの4勝を挙げている。先発、抑えとフル回転の二人だが、東大戦では後に続く投手陣にも期待したい。 リーグ戦も佳境に入り、主将・平原(文4=帝京)をはじめとする4年生たちにとって残された試合はあと少しである。努力の人・舟川(社4=足利)、代打の切り札・二場(コ4=田川)らの活躍にも期待だ。僅かに残る可能性を信じ、ここは2連勝で勝ち点をものにしておきたい。立大戦士たちよ、熱くなれ!
◆さあ、神宮へ行こう!◆
10/26(土) 対東大 13:30〜 10/27(日) 対東大 11:00〜 次回は熱くなれ-P-です。お楽しみに!
(10月25日・木下知哉)
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