春季リーグ戦2014

―明大戦展望―

和〜一球のために〜K〜


    いよいよ大詰めとなった春季リーグ戦。序盤はなかなか勝利に恵まれなかったものの、東大戦の勝利に続き慶大との善戦で勢いを取り戻した立大。優勝戦線からは遠ざかってしまったが、最後まで勝利にこだわった熱い試合を繰り広げたいところだ。

常に高打率をマークする高山
     第6週は、昨年春・秋ともに優勝を果たした明大と激突する。現時点ではリーグ3位と、去年からの勢いの低下は否めない。だが、経験豊富なメンバーは今なお健在だ。昨年からエースナンバー『11』を背負う山ア(4年=日大三)を筆頭とする、上原(3年=広陵)、柳(2年=横浜)といった層の熱い投手陣を、2季連続ベストナインの坂本(3年=履正社)がまとめあげる。   
また打線の軸としても、リーグトップクラスの打率を誇る植田(4年=関西)・高山(3年=日大三)・福田(4年=広陵)と、投打ともに充実の布陣だ。粘り強い試合を展開する明大にどこまで食らいつけるかが、勝利の鍵となるだろう。

開幕勝ち点に貢献した山崎
     しかし、戦力では立大も負けていない。投手陣を引っ張るのは澤田圭(コ2=大阪桐蔭)だ。前半戦では思うような結果を残せていないものの、先週の慶大戦では首位の強敵を相手に完封投を成し遂げ、確実に調子を上げてきている。加えて、澤田・斉藤(営3=成田)を援護する打線も好調だ。
  現在、打撃成績ランキング3,4位に位置している主将・我如古(営4=興南)や佐藤拓(コ2=浦和学院)、さらには昨季2冠を獲得した岡部(コ4=帝京)と選手層が厚い。とくにこれまで2本の本塁打を放った佐藤は、明大にとって脅威となるだろう。澤田を主戦に、昨秋チーム打率1位を誇る強力打線で明大に挑む。

    溝口監督の新体制下でチーム力を高め、全力で春を戦い続けてきた立大。明大を跳ね除けるほどの固く、大きな輪を作ることができるか。


◆さあ、神宮へ行こう!◆
5/24(土) 対明大 10:30〜
5/25(日) 対明大 12:30〜

(5月23日・坂本瑞穂)





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