関東大学春季Cブロック対抗戦。立大ゴルフ部が勝負をかける大会が近づいてきた。昨年、大きな飛躍を遂げ、立教スポーツの紙面をにぎわせたゴルフ部男子。彼らの、大会にかける思いを聞いたインタビュー企画をお送りしたいと思う。 まずは、昨年レギュラーとしてチームを昇格に導いた二人、五十部岬(済3)と大江凱理(営3)。チーム躍進の理由、そして、今大会にかける思いを聞いた。
五十部岬(済3)
――昨年1年を振り返っていかがですか 去年は、春は結構悔しい思いをして、本当は優勝で上がりたいっていうのがあって。個人的にも実は2日目出してもらえなくって、初日で打って交換された後で。秋の方で結構まあまあのスコアが出て、チーム全体としても良かったんで、成長できた年だったのかなという感じです。 ――春から秋で何か取り組んだことがあったのですか んー、何ですかね。でも1年で一番悔しかったんでそこからは1番練習しました。 ――秋のリーグ戦終了からこれまでに取り組んできたことはありますか やっと上を狙える状況のくらいまで行って、それまではいつも残留争いのようなことをしてて、やっと「高いレベルのゴルフにしなきゃ」という意識が加わってきた感じですね。試合も常に「どうやったら勝てるのか」とかいう感じで、リーグ戦に対する意識は高くなっている。試合前は練習、というか、自分をいい状態に持っていけるようにっていう練習をするようになりました。 ――調子を上げていくのに具体的にどのようなことをするのですか ゴルフってなかなかコースに行けないじゃないですか。まして学校とかもあるんで学生だとお金もかかるんで。でも、できるだけ試合前はコースに出るように心がけています。1か月前に別の試合があったんですけど、その時も出来るだけコース出てという感じでやりました。やっぱり練習場で打ってるだけだと、どうしても何か得られないものがあるんで、コースに出て実戦に近い形で練習するようにっていうのは気を付けてます。 ――1年生が加わってチームの雰囲気はどうですか ずっと少なかったんで、活気が出たっていうのは良かったかなというのと、逆に今までに無い人数なんで若干戸惑うところもあります(笑) ――五十部さんの今年の目標はなんでしょう 今年はまず、個人的には前回よりいいスコアを2日間出して、チームも出来れば優勝して、個人戦も結果出したいので頑張ってます! ――秋からこれまでに五十部さんが課題として取り組んできたことはありますか 「試合慣れ」みたいのは出来るだけしたくて、この前も、去年出てなかった個人戦に出たりとか、そういう雰囲気を味わってその本番で出来るだけ実力通りのスコアを出すみたいなことは意識してやっていますね。 ――三崎体制2年目になりましたね 良い意味で去年と変わらないっていうか、1年生が入ってきただけっていう形に近いんで、そこはまあ戸惑うことはないです。戦力陣も変わらないんで良かったと思います。(ゴルフ部の雰囲気は変わりましたか?)だいぶ変わったと思います。すごいゴルフに集中できるようになったかなと思いますね。1年生見てても。 ――リーグ戦へ向けて意気込みをお願いします! 初日優勝狙える範囲にいないと2日目も頑張れないと思うんで、とりあえず初日スコア出してなんとか優勝できたらと思います! ――ありがとうございました!
大江凱理(営3)
――昨年はどんな1年でしたか 4年生がいなくなり男子は3年から1年しかいなかったのですごくつらい思いをしました。でも、他校の学校は4年生エース級の人が引退し、代わりに新しく1年生が入るという戦力がダウンした状態で臨むのに自分たちはそういったことがないため希望をもってすごせた1年だったと思います。 ――秋の大会では昇格まであと一歩というところまでいきました 毎年DとCを行き来していて、去年も秋はCギリギリで耐えるとかと思っていたらみんなすごくスコアがよくCブロックの3位というこの10年間ではないような良い成績を残せたのでとてもよかったと思います。でも、自分自身はあまりスコアがよくなく、スタメンのなかではスコアがビリだったので個人的には苦い思い出でした。なので、今年はいい成績に関われるようにプレーしていきたいと思います。 ――悔しい思いをして、そこから次の大会にむけて取り組んでいることはありますか 最近は今までいっていなかったジムに通い始めたり、日々の積み重ねが大事なスポーツなので筋トレなどもはじめたり、家でのパター練習、軽くアプローチなども練習するようになりました。 ――それがコースに出て、成果として現れたことはありますか 成果というほどではないんですけど、自分の中に積み重なっているものはあるのではないかと思います。自信をもってプレーできるようになりました。 ――1年生も加わり、チームの雰囲気はどうですか 自分たちの学年も1年生のときは16人入部して、そのときに先輩が感じていたであろう思いを自分たちも今になってわかってきたように思います。新しく入った1年生は明るくて個性豊かな人ばかりで将来が明るいというか楽しみです(笑)。 ――三崎さん(営4)が2年間主将をやられて1年生のときと比べてとてもやりやすい環境になったと思うんですけどそういうところは大江さんも感じるところはありますか 自分たちが入部したあとに方針が変わり、そのころから今のような雰囲気になって、とらえ方を変えれば雰囲気がゆるくなりました。それはいい意味でも悪い意味でもあるんですけど、でもその分ゴルフに集中できるようになったという点ではとてもよかったと思います。先輩が後輩に教えるということがあまりなかったので、今の4年生が現在の3年生部員たちが2年生や1年生たちを教える姿を見ていると、とてもうらやましい環境に感じるといっています。 そういうことを聞くと、やはりいい方向で変わったのではないかと思います。サークルとは違って体育会というのは上が下を支えるという団結力があり、それが体育会系のいいところだと思うので、そういう意味ではそういった良いつながりを三崎さんによって作ることができるようになったのではないかと思います。 |