オープン戦も折り返し地点を迎え、次戦は最後の東京開催となる近畿大学戦です。ここまで2勝2敗、9月から始まるリーグ戦のためにもここでしっかりとチームを形成し、フィールドでのアグレッシブなプレーが期待されます。今回は副将・堤惇選手(理4)のインタビューを掲載します。フィールドの内外からチーム全体を見渡し、ベースアップのために尽力している熱い思いを語っていただきました。

杉山の言葉で、今の自分がいる
   主将副将を決定するとき、幹部になってもいいと覚悟はしていました。私は杉山の支えがあってずっと4年間続けているので、彼を支えたいとその時言いました。私が部に入るきっかけは杉山の言葉です。1年生の時の部の目標が1部5勝2敗、日本一を狙えるポジションにいながら目標の中に負けが含まれている。この部活正直どうなんだろう……と思っていた時に杉山が「一緒に日本一を目指さないか」と言ってくれたんですよ。その言葉があって俺は何かできる、大きなことを成し遂げられるんではないかと思い。ここまでケガとかいろいろあったんですが、彼の言葉があるから自分はここにいられるのかなと思います。

アメフトとの出会い
   大学に入った時体育会に入りたいと思っていました。元々は合気道をやっていたのですが、何をしようかと考えていて。アメフトはかっこいいなとは思っていましたが、私顔老けているじゃないですか。新歓期間全然声かけられなくて。声をかけてくれたのがアメフトとヨットで。悩んでいた時に先ほどの杉山の言葉がありました。ここに入れば今までの自分と変われるんじゃないかなと思い入りました。まだ一人前になれていない、変わっている最中ですが、成長はできているのかなと思います。
視野を広く持つ
   杉山だけではチームや周りを見きれないこともあるので、そういうところを補てんしていければなと。杉山や春木、山田はプレーで見せるタイプの人間なので、どちらかというと彼らが前を向いて突っ走ってやってほしいので自分の仕事はそれを補う形かなと。副将だと下級生や周りに見られるので、誰よりもハードにトレーニングや練習、リハビリなど。見本になれる振る舞いを心がけています。

セルフスイッチ・セルフスタート
   ラッシャーズは昔からプレーやメンタルにすごく波のあるチームで。勢いに乗っているときはすごくアグレッシブに競技を楽しんでいい流れなんですけど、その流れが止まると落ちてしまって全然戻ってこられない。そのまま負けてしまうのがパターンで。みんながセルフスイッチ・セルフスタートで誰かに言われなくても自分からやるチームを作りたいです。自分自身ではフィールドに入ったら誰よりも熱く。OLなんでボールは持てないんですけど、ブロックとハードヒットで見せていきたいです。体はでかいですが視野は広い方なんで。幹部でバランスをとってやっていけたらなと思います。春はチームをつくって秋につなげる。試合の結果はこだわるんですけど成長していく姿やフットボールを楽しんでる姿を見せられたら。その中で毎試合毎試合成長を見せ夏に仕上げて秋につなげられたらいいのかなと思います。ポジションの中では、3年生ながらパートリーダーを務めている渡邉(社3)やその後輩たちには期待しています!


(6月5日 取材・編集=伊藤太一)





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