ボクシング部

〜3年連続昇格、さらに上へ〜



3年連続昇格を果たしたメンバー。左から関東、関谷前主将(社4)、水谷、福岡
   3年連続昇格を果たした立大ボクシング部。そんなチームの主軸は3年生3人だ。高校時代から全国レベルで活躍している関東(済3)と福岡(社3)、そして大学からボクシングを始めた主将の水谷(済3)。
   関東には「センス」。福岡には「基本」。水谷には「感性」。持ち味は三者三様だ。
  関東のパンチの音はすさまじい。パンチ力が強いことは素人目にもすぐに分かる。さらに、「相手のパンチをよけるセンスがすごい」。ディフェンスの面でも周りからの評価は高い。攻防両面でセンスあふれる戦いぶりを見せてくれ、チームのエースとして君臨している関東。今季は国体出場も果たし、ますます強さに磨きがかかった。
   きれいなボクシングを展開する福岡。基本にこだわり、己を磨き続けてきた。彼のスタイルは、逆手である左のパンチを丁寧に出し、試合のペースを握る。そして、勝負所では強烈な連打で相手を圧倒するというもの。今季はハイレベルな東京都で準優勝に輝いた。
  大学からボクシングを始めた水谷は、感性を武器に急成長してきた。柔軟な発想で自らの型をどんどん崩していく。最大の武器は、崩れた体勢からの強烈な右フックだ。昨年はデビューからわずか5カ月で関東準優勝まで上り詰めた。
  今年のリーグ戦では圧倒的な強さを見せつけた3選手。RSC(プロでいうTKO)を連発し、他大学をまったく寄せ付けなかった。
  そして、下級生にも期待の選手が。平野(コ2)は大学から始めたが、今年デビューし、4勝1敗と努力の成果が出ている。高校時代関東王者だった神尾(現1)は厳しい戦いが続いたが、モデルチェンジが功を奏してきている。
  4年連続昇格と個人戦での飛躍。冬のトレーニングを乗り越え、立大はさらに上へと上り詰めていく。
(12月13日・野口一郎)

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