第9回 女子ラクロス部マネージャー 櫻井優実さん |
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今回は女子ラクロス部の櫻井優実さんをご紹介!櫻井さんは周りの部員さんにも「何か持ってる」と言われる、不思議ちゃんキャラ。しかし部への熱い思いはもちろん持ち合わせています!また立大女子ラクロス部のマネさんといえば、昨年渡辺優さん(12年度卒)がU-19日本代表のマネージャーに選ばれたことも有名です。そんな大先輩のお話も交えながら、櫻井さんの素顔に迫ります!
大学で運動には関わりたかったんですけど、自分がやる気力がなくて。だったらもうマネージャーにしようって最初から考えていたんですよ。体育会のマネージャーだったら正直どこでもよかったんです(笑) でも、姉が日女大でラクロスをやっていて、それがきっかけでラクロスという競技には元々興味があって。立教の女子ラクロス部は6年前に関東制覇して学生一になっているんです。せっかくマネージャーをやるんだから、1部で強いところのマネージャーがやりたいなって思って、入りました。
――具体的なマネジーャーの仕事を教えてください
練習のタイム管理。限られた時間の中で今日はどれくらいやるかってことを確かめて、時間配分することと、あとボトルケアを。あと備品のなかでもマネジャー備品っていうものがあって、テーピングとか、夏に使うお茶とか味粉、ポカリスエットの粉とか、あとスコア。試合中に使うスコアの管理はマネージャーがやってますね。あとはやっぱり選手のケアですね。緊急事態、熱中症とかそういうことが起きたときの対処と、あとは日々の練習の中で、具合が悪くなったり、シンスプとかちょっとした怪我だったり、そういうケアですね。
そうですね。今年卒業された先輩で日本代表のマネージャーをしている方がいまして。まさるさんなんですけど。その人がけっこうトレーナー的な要素を持っていて、後輩の私たちにも自分の知識を落としてくれたんですよ。それに、どこの大学のマネージャーもセーフティーガードっていう資格をもらうために、講習を受けられるんですよ。そういうところでセーフティーガード、マネージャーの仕事でも選手のケアとか緊急事態への対処に特化したトレーナー的な知識は得られますね。
――マネージャーの仕事でゆみさんの得意な仕事は? 自分で言うのは難しいですね!私はひとつに特化してるのではなくて、なんでもやるって感じですかね。状況に合わせてなんでもやれたらいいなって。これが好きっていうのもないかな。
――オールマイティですね! いやそういうわけでもないんですけど(笑) それは良く言い過ぎです・・・
――ではやりがいを感じる瞬間は? やっぱり立教の結果に左右されるんですよ。選手と違って日々の練習で正直達成感とか得られるものが無い分、立教全体の結果準リーグであれ、公式戦の結果であれ、そういう結果が出たときが、マネージャーこういうところでやっていてよかったなあって思いますね。
やっぱ部活なんで、お金、精神力、体力、睡眠時間が削られてるときは「あ〜疲れた〜」って思いますね。
――そういうときのリフレッシュ法は? ありがちですけど、音楽を聴いたりします。正直そういうのって自分のモチベーション次第なので、なんか・・・まあ単純に寝ればいいんですよ(笑)言っちゃいます、もう(笑)そういうとき、気力があれば別になんでもないんで。寝ますね。ばかみたいに。
――ラクロスっていう競技の魅力は
チームプレーであることですね。私、自分が個人競技をやっていたので、今までチームプレーって部活自体やったことなかったんです。個人競技は自分との戦いなので。それもそれでいいんですけど、やっぱり連帯感とか、あと組織構造もチームプレーかそうじゃないかで、すごく変わってくると思うんです。うちの部活は、それだけじゃないんですけど、組織自体がいい組織だと思うので、その分連帯感がいいなって思えて、プレーも協力しているところがいいなって思えるのかもしれません。
――ここで前回のアイスホッケー部相馬さんからの質問です。「チームのためにどれだけ本気なのか」。
本気か〜。うーん。
――難しい質問ですね(笑)選手は日本一って目標に向かって技術を向上していくわけですが、マネージャーは先程おっしゃっていたように、具体的に結果になるわけじゃなくて、どのように同じ気持ちになるのでしょうか さっき言ったみたいに、疲れたときは「ああまた明日も朝練か」って思うんですけど、やっぱ「今目の前にあることをやる」。そのことがモチベーションが下がらないことに繋がってるのかなって思います。その毎日、日々やっていることがリーグ戦での結果に繋がってる。マネージャーも日々やっていることが選手の練習と同じで、リーグ戦で結果になるって思ってやってますね。自分のモチベーションが低いからって言って、その仕事を疎かにしていいわけないし、目の前にあることをやっていくだけですね。
――日本代表にも選出されることもありますよね まさるさんはU-19でマネージャーをやって、そこで得た知識を部に伝えようってやってたと思います。日本代表のマネージャーである以前に立大女子ラクロス部のマネージャーなんで。
――最終的にはチームの勝利につながるってことですね! そうですね。実際まさるさんはチームのためにすごく貢献していましたし、すごいなあって思います。
――目標にしてる先輩はいますか?
先輩たちのそれぞれのところ。去年の先輩は全体的にすごいんですけど、特化してる部分が本当にすごいなって思ってて、「この先輩のあのところがすごいな」とか「この先輩のこういうところは見習いたいな」って思うので、この人は尊敬してます!とかは挙げきれないですね。全員です!
――最後に次のマネージャーさんに聞いてみたいことは? ありがちなんですけど、「選手のケアで心がけていることはなんですか」です。
――長々とありがとうございました! こちらこそありがとうございました。
【取材を終えて】
フレンドリーな櫻井さん。ご自身の思いを素直に話してくれました。また、ふんわりとした雰囲気からは想像できない、勝利への熱い思いには驚かされました。さすが日本一を目指すチームのマネージャーさんですね!今年こそ念願の日本一へ!「立教スポーツ」編集部は女子ラクロス部を応援しています!
櫻井優実さん、ありがとうございました!
次回は 野球部マネージャーさん です。お楽しみに!
(4月11日・佐藤優)
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