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タグで囲まれた範囲内の文字書式

ブロック・インラインを問わず、どのタグに挟まれた文字でも書式を指定することができますが、
ここではp(段落)を例にして、書式を指定する方法を紹介します。

<p>で囲まれた範囲の文字書式を指定した例

文字書式CSS指定例タグの記述ページでの表示
色をつけるcolor: 色の名前;p { color: red;}<p>字を赤くする</p>

字を赤くする

大きさを変えるfont-size: 数値%;p { font-size: 60%;}<p>他の文字の60%の大きさにする</p>

他の文字の60%の大きさにする

p { font-size: 120%;}<p>他の文字の120%の大きさにする</p>

他の文字の120%の大きさにする

font-size: smaller;p { font-size: smaller;}<p>他の文字より一回り小さくする</p>

他の文字より一回り小さくする

font-size: larger;p { font-size: larger;}<p>他の文字より一回り大きくする</p>

他の文字より一回り大きくする

文字の太さを変えるfont-weight: bold;p { font-weight: bold;}<p>字を太くする</p>

字を太くする

文字を斜体にするfont-style: italic;p { font-style: italic;}<p>字を斜体にする</p>

字を斜体にする

小文字を一回り小さな大文字にするfont-variant: small-caps;p { font-variant: small-caps;}<p>Capital Word</p>

Capital Word
大きく文字を表示しないと、殆ど差が出ません

文字に線を引くtext-decoration: underline;p { text-decoration: underline;}<p>下線を引く</p>

下線を引く

text-decoration: overline;p { text-decoration: overline;}<p>上線を引く</p>

上線を引く

text-decoration: line-through;p { text-decoration: line-through;}<p>取消線を引く</p>

取消線を引く

text-decoration: underline overline;p { text-decoration: underline overline;}<p>上下線を引く</p>

上下線を引く

行間を変更するline-height: normal;p { line-height: normal;}<p>標準の行間を
使用する</p>

標準の行間を
使用する

line-height: 数値%;p { line-height: 150%;}<p>行間を150%の
高さにする</p>

行間を150%の
高さにする

line-height: 数値pt;p { line-height: 20pt;}<p>行間を20ポイントの
高さにする</p>

行間を20ポイントの
高さにする

line-height: 数値;p { line-height: 1.5;}<p>行間を1.5倍の
高さにする</p>

行間を1.5倍の
高さにする

文書全体に指定を適用したい場合は、body{ font-weight: bold; }というように、bodyにCSSを指定します。

表の中の文字に指定を適用したい場合は、tableではなく、td{ font-weight: bold; }というように、td(またはth)にCSSを指定します。

ブロックに限定した効果

文字書式を指定するCSSの中には、ブロックタグにしか適用できないものもあります。

文字書式CSS指定例タグの記述ページでの表示
文字を左揃えにするtext-align: left;p { text-align: left;}<p>左揃え</p>

左揃え

文字を中央揃えにするtext-align: center;p { text-align: center;}<p>中央揃え</p>

中央揃え

文字を右揃えにするtext-align: right;p { text-align: right;}<p>右揃え</p>

右揃え

1行目を字下げするtext-indent: 数値em;p { text-indent: 1em;}<p>emは文字幅のことで、指定した文字の数だけ、段落の1行目が字下げされます。</p>

emは文字幅のことで、指定した文字数ぶんだけ、1行目が字下げされます。

インデントで使用できる数値の単位には、emの他に%(指定されたブロックの大きさに対する%)、px(ピクセル。画面の画素)、mm(ミリメートル)、cm(センチメートル)、in(インチ。1in=2.54cm)、pt(ポイント。1in=72pt)などもあります。