RIKKYO PLACEMENT GUIDE 2023
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26Chapter. 2インターンシップ07企業や官公庁などで就業体験等をすることをインターンシップといいます。卒業後の進路を考えるためにはもちろんのこと、就職活動のプレ体験としても有効です。時間を見つけ、積極的にチャレンジしましょう。インターンシップの効果インターンシップの形式と特徴1.業界・企業を知ることにより、社会のしくみを理解できる2.実際に仕事を体験したり、社会人に出会うことで、働くイメージを持つことができる3.自分の現状を知り、できていること・できていないことを明確にできる4.選考があるため、就職活動のプレ体験ができる学生側が考える参加目的は、「仕事理解」、「業種理解」、「企業・職場の雰囲気を知る」が多い一方、企業側が考える実施目的は、「就業体験の機会提供による社会貢献」、「自社を含めた業界・仕事の理解促進」、「採用広報・選考」など、違いがあります。ここ数年のインターンシップは、実施期間によって企業のねらいが異なる傾向があります。企業のねらいと自分の参加目的をよく考え、インターンシップへの応募を検討するようにしてください。開催期間が長いほど参加が難しく、採用選考につながる傾向が高くなります。また、企業の知名度など人気の高さによっても、参加倍率は大きく変わります。12●インターンシップの開催期間と企業のねらいどこに参加しようか迷ったら、実習先選びから入るのではなく、参加の目的から考えましょう。目的が明確になると、自分にあった実習先・内容を選びやすくなります。キャリアセンターで配布している『INTERNSHIP GUIDEBOOK 2021』には、目的別のインターンシップ選択チャート図を掲載していますので、参考にしてください。短期(1day)中期(2~5day)長期(2week~数か月)実施企業例(傾向)日系企業日系企業ベンチャー企業外資系企業ベンチャー企業日系大手企業技術系企業のねらい広報(より多くの学生に自社の魅力を知ってもらう)広報+見極め(就職活動本番に向けて優秀な学生を覚えておく)選考(学生の能力を見抜き、採用したい学生がいれば声をかける)インターンシップ参加難易度低い(開催回数や受け入れ人数が多いため)企業による(人気企業では、ESや面接で数十倍~数百倍の倍率になる)企業による(大手企業では、特定の知識や目立つ経験、強い意欲が求められることもある)

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