74●アポイントメントに関するマナー違反・丁寧語を使わない。 ⇒丁寧な言葉づかいを心掛けましょう。(正しい言葉づかい・敬語の使い方はP.108を参照)・相手の立場を理解せず、一方的に話す。 ⇒相手の状況を考え、「今お話ししてもよろしいでしょうか?」など確認をしてから話しましょう。・メールに宛名や自分の連絡先を記載しない。また、「OB・OG訪問がしたいです」という内容のみ。 ⇒あなたが受け取ったらどう思うでしょうか?(Eメールの書き方はP.106を参照) 急に相手の都合が悪くなった際に連絡が取れるよう、自分の連絡先(携帯など)は相手に伝えておきましょう。・直近の日時を指定する。 ⇒余裕をもった依頼をしましょう。・企業名やOB・OG名を誤る ⇒正式名称か、誤字脱字はないか、よく確認しましょう。・先輩からのメールの返信を数日後に行う。もしくは、返信しない。 ⇒1日以内に必ず返信しましょう。・あてずっぽうのメールアドレスに送る。(卒業生名+会社のメールアカウント等) ⇒同姓同名の方に誤って届き、卒業生が問い合わせを受けることになり、双方に迷惑をかけます。●実際の訪問に関するマナー違反・「周りの友人がOB・OG訪問をし始めた、自分もしないと乗り遅れるから」「OB・OG訪問をしないと 内定がもらえないらしいから」という理由で、目的もなくOB・OG訪問をしている。 ⇒目的を明確に、自分なりの質問を準備しておくことが大切です。(具体的な質問例や質問のポイントはP.71 を参照)・すべて教えてくれると思い、自分で調べられることすら調べない。 ⇒Webサイトや会社案内に載っているようなことは、あらかじめ目を通しておきましょう。・約束した当日にキャンセルする。 ⇒体調不良などの場合もなるべく前日までに連絡をしましょう。 また、一方的に メールを送るのではなく、電話で話すなど確実にOB・OGに伝えましょう。・約束した待ち合わせ時間に遅刻する。 ⇒「電車が遅れたので・・・」は理由になりません。待ち合わせ場所には早めに到着しましょう。 就職ガイダンスなどのキャリアセンタープログラムで、時間厳守の習慣を身につけることが大切です。・OB・OGの話を、メモも取らずに聞く。 ⇒せっかくの貴重な情報なので、ポイントはメモしておきましょう。・当然のようにESなどの書類添削を依頼する。かつ、内容が非常に浅い。 ⇒書類添削は、OB・OGにお願いすることではありません。厚意で受けてもらえる可能性はありますが、訪問の目的にはせず、基本は口頭で考えを伝えて意見をもらいましょう。 ●訪問後の対応に関するマナー違反・お礼の連絡をしない。 ⇒できるだけその日のうちに、メールなどでお礼の連絡をしましょう。・就職活動の結果を相手は気にしているのに、何の報告もしない。 ⇒合否に関わらず、結果の報告をするのが常識です。OB・OG訪問に関連して実際にあった立教生のマナー違反の事例POINT
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