RIKKYO PLACEMENT GUIDE 2025
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123不安な場合は「内定と考えてよろしいですか?」「本当に他社をすべて辞退してもよろしいですか?」など採用担当者に必ず確認をしましょう。電話で告げられた場合は、担当者の部署と氏名を確認しておくことが大切です。通常では採用担当者以外の社員(卒業生など)が内定を告げるということはありません。必ず採用担当者に確認をしましょう。後日「内定をもらった、内定は出していない」というトラブルが起こらないように、不安な場合は直接訪問して確認をとり、10月1日以降は正式な内定通知書をもらうようにしましょう。※確認ができたら、「ありがとうございます。よろしくお願いします。」と忘れずにお礼を伝えましょう。選考が最終的な段階に差しかかると、企業は本当にこの学生が自社に入る意思があるのかを見極めようとします。第一志望で、内定を出せば必ず入社してくれる意思の強い学生を望むのは当然で、意思の曖昧な学生に内定を出すほど企業は甘くありません。最後まで気を抜かずに活動してください。就職協定廃止後、大学側は「申合せ」、企業側は「倫理憲章」を定めました。双方に謳われているのが「正式内定日は10月1日以降とする」という文言です。「内々定」と「内定」の違いは、「9月30日以前が内々定、10月1日以降が内定」という時期の違いによるものであり、その言葉の持つ意味はどちらも「あなたを採用します」というものです。企業が学生に内定を出す場合、様々な表現が使われます。「内定です」とはっきり言われる場合もあれば、「もうスーツは脱いでいただいて結構です」「これ以上他社はまわらないでください」「安心してもらって結構です」など曖昧な表現も多々あります。内定が出ると、企業から「入社誓約書」や「入社承諾書」の提出を求められるケースが増えています。入社する強い意思がない場合、安易に提出するのはトラブルのもとになります。また、提出を先延ばしすることにより、入社意志がないと判断されることもありますので、慎重に考えて決断してください。なお、「入社誓約書」提出後にやむなく辞退する場合で、不明な点や不安な点があればキャリアセンターに相談してください(P.101参照)。は慎重に。困ったことや分からないことはキャリアセンターに相談しましょう。98「内々定」と「内定」の違いは?「内定」のサインを確認しよう内定の際に求められる書類1「入社誓約書」Chapter. 6内定32内定を獲得したら、それで終わりではありません。よく考え、書類の提出や手続き

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