RIKKYO PLACEMENT GUIDE 2025
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1自分の過去の行動パターン、考え方、価値観を知ることが、「やりたいこと」「できること」の発見につながります。それをもとに業界・企業・仕事研究を行えば、興味のある業界・企業を探すことに役立ち、最終的には、説得力のある、自分らしい志望動機にも結びつきます。2企業はあなたが「何をやってきた人なのか」「どんな思いを持って行動する人なのか」を知りたいと思っています。大学入学前、学生時代の経験などから、自分の価値観や考え方を洗い出し、一つひとつを深く追究すると、自分をアピールできる要素が明確になります。それらが自分を採用するメリットについて相手を納得させる「材料」となるのです。1234できること性格格長所やりたいこと理想興味関心関>>自己分析した結果は、誰かに見てもらいましょう。自己分析には「客観的な視点」が重要です。この機会にぜひ、第三者(できれば社会人)の人から意見をもらいましょう。家族や親戚でも構いません。「社会との関わり」という視点で、何が足りていないのか、どんな考えが必要なのかなどアドバイスをもらえます。大学のキャリアセンターのスタッフに見てもらうのも良いでしょう。数多くの学生を見てきている経験から、的確なアドバイスがもらえるはずです。>>華々しいものでなくても大丈夫。「自分らしさ」が伝わるエピソードを見つけましょう。「自分にはアピールできるエピソードがない…」と考える人もいるかもしれません。学生生活を思い返してみて、一生懸命になったこと、何かを得ることができた経験などはありませんか?学業や趣味にも目を向けて、自分らしいエピソードを探してみましょう。そして、なぜそれに力を注いだのか、どう取り組んだのか、それから何を得られたのかを明らかにできれば、立派な自分らしいエピソードになります。●素直な自分で、前向きに取り組む●できる限り早く取り組み始め、自分を深く知る●導き出した答えに何度も「なぜ?」をぶつけて探掘る●「正解」はない! 自分の良さを発見し、認めるこれまでの経験を整理して、自分を深く知ることが就職活動の第一歩です。30自分の「選択基準」を明らかにする企業を納得させる「材料」を整理する自己分析とは?「自分のやりたいことは何か」「なぜそう思うのか」を納得いくまで考え抜くのが自己分析。「自分のことは分かっている」と言うあなたも、まずは今までの出来事、感じたこと、影響を受けたことなどを振り返り、自分の行動特性や価値観、思考パターンを整理しましょう。自己分析の重要性就職活動では、エントリーシートや面接で、自分の考えを分かりやすく、説得力を持って相手に伝えられなければ内定には結びつきません。また、いきなり面接本番に自分の言葉で話すことはとても難しいことです。志望する業界・企業を考えていくためにも、あなた自身を深く知ることが大切です。自己分析の目的自己分析を行う際のポイントChapter. 3自己分析08あなたは自分がどんな人間か、具体的に話すことができますか?

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