RIKKYO PLACEMENT GUIDE 2025
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34① 概要 ・どんな経験をしたのか② その時の状況 ・目標にしたこと ・課題に感じていたこと③ 具体的な行動 ・実際に行ったこと ・なぜ取り組んだのか④ 苦労したこと・困難な状況⑤ 工夫・解決策 ・自分なりに工夫したこと、  考えたこと ・その状況にどう対処したのか ・どう乗り越えたのか⑥ 結果・成果 ・結果や目標に対する成果は  どうだったのか⑦ 学んだこと・得たこと ・経験から何を感じたのか⑧ 自分の強み ・その経験から言える強みテーマ:ゼミナール活動で運営方法の改善に取り組んだこと記入例ゼミナールで、「eスポーツを通じた地方創生の可能性に関する研究」を5名のメンバーと一緒に行った。当初、多くのメンバーは、レジュメの作成や課題についての情報・資料収集を面倒臭がり、消極的だった。私は「せっかくやるのだからきちんと取り組みたい」という気持ちがあり、積極的に関わろうと決意した。メンバーとゼミの進め方について話し合った結果、改善するにはまとめ役が必要という結論になった。立候補者がいなかったため、私が手を挙げた。ゼミでのまとめ役は初めての経験で、運営の方法も知らず、メンバーも協力的でなかったため、私にとっては困難の連続だった。上手くいかない原因は何かと自分なりに考えた結果、・課題が漠然としていて範囲も広く、取り組みづらい・同じ課題に全員で取り組んでいるため、他力本願になりがち・他の予定もあり忙しい時に、助けてほしいと言いにくい・一度休むと、連絡がないので次までにすべきことが分からないなどの問題点があるのではないかと気付いたそこで教授や先輩にアドバイスをもらいながら、以下のことに取 り組んだ。・毎回宿題をいくつかに分け、分担制にすることで負担を減らし、  各自責任を持って情報・資料収集を行うような仕組みにする・途中で進み具合を確認し、助けが必要な場合は手が空いているメ ンバーに声をかける・当日までに議論のポイントをいくつか整理しておく・ゼミの終了後は、話し合ったポイントと次回までの宿題を、欠席 者も含めて全員へメールで送信する最初はなかなか上手くいかなかったが、この取り組みを数カ月間 続けたところ、徐々に協力してくれるメンバーが増え、議論も活発 になってきた。運営方法の改善に努めた結果、少しずつ「全員が参加する」ゼミ活動に変えることができ、意見も活発に出るようになった。その結果、私たちのチームの研究はメンバー全員が関わり、納得できるレベルにすることができ、教授からも高い評価を頂くことができた。他のメンバーから、「○○さんが積極的に改善点を提案してくれたことが変わるきっかけになった」と言われたことが、とても嬉しかった。自分から進んで改善点を考え、取り組むことが、問題解決につながることに気付いた。地道に取り組むことで周囲と信頼関係が築けることを改めて感じた。・みんながやりたがらない仕事に、自ら進んで取り組めるところ・それを地道にやり続けることで、周囲から頼りにされる存在にな れるところ自己分析(自分の過去を振り返る)シート

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