RIKKYO PLACEMENT GUIDE 2025
84/118

●5〜10人くらいのグループに分け、与えられたテーマについて自由に討論し、制限時間(20〜60分程度)内に結論を 出すものです。グループ内で、進行役や書記、タイムキーパーなど役割分担を決めて進めることが一般的です。●ポイントは、テーマについて自分の考えや意見を整理し伝えていくことです。●リーダーシップ、協調性、論理性、人への配慮など「人との関わり方」を見ています。ただ、見るポイントは企業により異なります。同じチームの中で数人が合格することもありますが、制限時間内に結論が出ないとチーム全員不合格という場合もあります。何も発言しない、人の意見を否定する、自分の意見ばかり話すという振る舞いをしていると、選考通過は厳しいと言えるでしょう。一番多いパターン。企業から指定された1つのテーマに沿ってグループで自由に討論する。  テーマ例) 理想の働き方とは?2. ケーススタディスタイル 資料が配布される場合が多く、意見の根拠が資料か資料から類推された事実に限る。最も実践的なケース。  テーマ例) ○○社が東京に出店すべき店舗数は?3. インバスケットスタイル いくつかの要素が与えられ、何らかの基準に基づいて重要性の優先順位付けをしていく。   テーマ例) 社会人にとって一番大切なことは次のうちどれか? A.コミュニケーション力、B. 継続力、C.行動力、D. 発想力 など4.ディベートスタイル   賛成・反対の立場、または自分に明確な役割が与えられたうえでテーマについて議論する。  テーマ例) 夫婦別姓に賛成か反対か?>>ポイント①質の高い発言(回数ではなく中身が大切)、②人の話は最後まで聞く(人の話を途中でさえぎらず冷静に対応する)、③グループ全員で合格を目指す(相手を論破せず協調する)、④自分に合った役割(無理をせずに自分らしさを出す)、⑤制限時間内の結論(常に時間を意識、時間を有効に使う)、⑥積極的な姿勢(相手の顔を見ながら明るい表情で話す、うなずくなど意欲的に話を聞こうとする)【グループディスカッションの形式とテーマ例】1. フリーディスカッションスタイル 825グループディスカッション(集団討論)

元のページ  ../index.html#84

このブックを見る