RIKKYO PLACEMENT GUIDE 2025
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9月中旬〜10月下旬 「二次試験合格発表」4月上旬〜6月上旬 「願書の提出」7月下旬〜9月上旬 「一次試験合格発表」8月上旬〜9月上旬 「二次試験」教員需給関係などを調整1月下旬〜3月上旬 「採用・赴任校決定」4月 「公立学校の教員として赴任」7月上旬〜7月下旬 「一次試験」不採用一次試験不合格二次試験不合格臨時教員希望の場合臨時教員となる※時事通信出版局Webサイトを参照し、作成教員を採用する都道府県市は、例年4月上旬から6月上旬にかけて、募集教科・人数、採用試験の実施内容、実施スケジュールなどを明記した募集要項を発表し、願書の受付を始めます。   募集要項や願書は、教育庁や教育事務所を通じ配布されます。願書については、インターネットでの出願が主流で、郵送や本人持参など自治体により異なります。願書には、取得免許状の種類、資格、特技、クラブ活動歴、ボランティア活動歴などを記載する欄があり、願書と同時に自己PR文を提出させる場合もあります。ほとんどの都道府県市は一次試験と二次試験を実施し、筆記試験中心の一次試験で採用予定者数の1.5〜3倍に絞り込みます。一次試験から集団面接を実施する自治体も数多くありますが、教職・一般教養や専門教養の筆記試験が中心で、一定基準の点数を超えないと二次試験には進めません。試験日程は、大まかに分けて北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、近畿、中国、四国、九州のブロックごとの統一日に実施されますので、試験日程が重複しなければ、複数の都道府県市を受験することも可能です。二次試験は面接と論作文、実技が中心で、教師としての適性が評価されます。面接は個人、集団討論、模擬授業と様々な形式で数回実施されます。実技は小学校受験者の音楽や図工、体育、中高の実技教科、英語で主に実施されます。二次試験合格者は採用候補者として名簿に登載されます。名簿の上位者から採用が決まり、教育委員会や校長の最終面接を経て赴任校が決定します。>>出願から採用までの流れ改革など、最新の教育トピックについても日頃から情報収集しておきましょう。921公立学校の出願から採用まで公立学校の教員になるためには、都道府県や政令指定都市の教育委員会が実施する採用試験への合格が必須です。自治体によって違いがありますが、採用試験は概ね以下のような経過で選考が進められます。Chapter. 5教員志望者の就職29専門教科だけでなく、新学習指導要領、いじめ、不登校、キャリア教育、教員の働き方

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