GLPパンフ 2020
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自分を深く知ることができるGLPでは何度もチームメンバーからフィードバックをもらう機会があります。GLPのフィードバックは、「自分がどんな状況でどういう行動をし、それが他者にどのような影響を与えたか」という形で伝えられるので、自分の良かったところ・さらに伸ばしていけるところが分かります。だからこそ、次の行動に活かしやすいです。自分では意識していなかった言動や行動が、実はチームに大きな影響を与えていたことに気づくことができます。私はGL101履修後、GL201、GL202と履修を進めたのですが、進めていくと出会う人が増える分、フィードバックの数も多くなります。毎回異なる壁にぶつかるので自分自身と多方面から向き合うことができました。GLPを通して、自分が周りにどう働きかけたらより良い仕事や環境をつくることができるかを体得したため、社会に出て「もっとこうした方が良いのに」と感じたときに、伝え方を工夫しながら自分なりの提案をすることができ、仕事環境の改善に繋がっていると思います。多様性の中でリーダーシップの発揮が求められる学部も年齢も学校も、時には言語も違う人たちとリーダーシップという軸で繋がり刺激しあえることもGLPでしかできない経験です。特に3年時に挑戦したSAの経験では、1クラス約20人の受講生と他クラスのSA*、先生方、クライアントの方々など多様な人と協働して受講生1人1人の成長に向き合いました。自分とは異なる視点を持つ多くの人と試行錯誤する中で、本当に良いチームは異なるリーダーシップスタイルの組み合わせで作られるということに気づきました。大学入学前は多様性の中で自分のリーダーシップを発揮することが苦手で悩んでいた私ですが、現在は某外資メーカーに就職し、多様性あふれる職場での協働を楽しんでいます。GLPでの学びは社会に出ても必ず役に立ちます。少しでも興味を持った方にはぜひ挑戦してほしいと思います。リーダーシップに絶対的な解はないGLPを履修しようと思ったきっかけは、リーダーシップが後天的に身につけられる能力だということを知り、興味を持ったことです。授業の中での実践を通してリーダーシップをとれる人になりたいと思い、履修を決めました。GLPを履修して最も大きな学びとなったのは、リーダーシップに絶対的な解はないということです。当時の自分にとっての「リーダー」は、クラスの中心にいて場を盛り上げられる人でした。組織の成果のために自分には何ができるか考え、他者を巻き込んでかたちにしていく。その思考と行動こそがリーダーシップに欠かせない要素なのだと気づくことができました。担当教員やSA、同じチームのメンバーから率直なフィードバックをもらえることも素晴らしい経験になります。自分のことを客観視できる機会はあまりないので、自分の強みと弱みを知ることは自身の成長に大きく資するものになるはずです。「グローバルリーダー」が1つの大きなテーマになっている授業ではありますが、一ビジネスマンとしての素養を身につけられる有意義な機会になったと思っています。GLPでの学びを活かして次なるステップへGLPで学んだことを授業で完結させてしまうのはもったいないと感じ、GLPが終わった後も学生団体の立ち上げやベンチャー企業でのインターン、スタートアップ立ち上げへの参画など、多くのことにチャレンジしました。現在は卒業し、学生時代から創業に携わっていた就活相談のプラットフォームを運営するMatcherというスタートアップで働いています。GLPで培った「自分が組織に貢献できることがあるとしたらそれは何か」と考え抜くスタンスは、自分にとって大きな財産です。学生生活はもちろん、卒業後にも生きる経験ができるので、ぜひ履修してみてください。立教GLPで人生が変わったと実感する経験者たち。大学生活で、卒業後の進路で、立教GLPでの学びは活かされます。2013年に発足した立教GLPはこれまでに1,600名近くの受講生を輩出。(2019年1月GLP事務局調べ)次は、あなたの番です!立教GLPを履修し、社会で活躍する卒業生の声卒業生たちのインタビューinterview伊藤 有寿さん2019年03月卒業文学部史学科いとうありす八重樫 郁哉さん2018年03月卒業社会学部社会学科やえがしいくや*SA:Student Assistant(学生アシスタント)のこと。教員と共に授業運営や受講生支援を行う。9
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