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2016.6.25(土)

アントナン・アルトー生誕120周年企画『抵抗と再生』 —— A・アルトーの映像と身体 創作発表

—— ぼくにはもはや、たったひとつの仕事しか残されていない、ぼくを作り直すことだ。
(アントナン・アルトー『神経の秤・冥府の臍』粟津則雄・清水 徹 編訳)

詩人であり演劇人であったアントナン・アルトーの生涯は、宿命的な現実への抵抗であり、自分自身を再び生き直すための試行でもありました。彼がめざした身体の革命とは何なのか。存在を刻むように記された言葉は何をもたらすのか。

アルトーの思考をたどることは、演劇という現象を、我々の身体を取り巻く状況を、そして生の内奥をめぐる問いともなるでしょう。本企画では、アルトーのテキストからインスピレーションを受けたいくつかの作品の発表と、研究者・創作者を交えたさまざまな視点からアルトーを再検討する講演・シンポジウムを開催します。
(予約不要・入場無料)

6月25日(土) 作品発表

12:45受付開始
13:00~13:05開会挨拶
13:15~13:45【演劇】福井歩美『パンと遊び(仮)』(約30分)
14:15~14:35【ダンス】チョン・ヨンドゥ『何かが私の身体によって』(約20分)
15:15~15:50【映像】小久保悠人『生性甠星暒醒(仮)』(約35分)
16:15~16:30【ダンス】伊藤麻希『私信(仮)』(約15分)
16:45~18:00【討議】登壇:宇野邦一(立教大学名誉教授)、上記作品創作者 司会:松田正隆(現代心理学部映像身体学科教授)
18:00~18:30【質疑応答】