奥野克巳 立教大学異文化コミュニケーション学部 研究業績一覧(2015年度~)
 
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2018年度


【著書、訳書】
『ソウル・ハンターズ』レーン・ウィラースレフ著、奥野克巳・近藤祉秋・古川不可知共訳、亜紀書房

2017年度

【著書】
『Lexicon 現代人類学 』奥野克巳・石倉敏明(編) 以文社

【論文】
「イヌはいか人間の言うことを理解するのかーマルチスピーシーズ民族誌の可能性」 『環境人文学II 他者としての自然』 野田研一・山本洋平・森田系太郎(編)、pp. 35-53、勉誠出版
■「ポスト真実の時代、現実とフィクションの人類学」『早稲田文学』2017年初夏号、pp.121-143
「明るい人新世、暗い人新世ーーマルチスピーシーズ民族誌から眺める」 『現代思想』45-22 「特集 人新世」pp.76 ~ 87、青土社
"Maloh Silversmithing among the Iban since 19th Century", Ngingit 9(July 2017): 37~43, The Tun Jugah Foundation.

【書評・対談】
菅原和孝著『動物の境界』 『図書新聞』 3300号、4面 (2017.4.22.)
野田研一×奥野克巳 「『世界とのコミュニケーション』へ」 『週刊 読書人』 3194号、 8面


【口頭発表】
「ヤマアラシと人とものをめぐるコンタクト・ゾーン―サラワクにおける複数種のランドスケープ」 第51回日本文化人類学会研究大会分科会「他種『とともに生きる』ことの民族誌―マルチスピーシーズ人類学の展望と課題」 2017.5.27. 神戸大学

2016年度

【著書】
『動物殺しの民族誌』シンジルト・奥野克巳共編著、昭和堂
『鳥と人間をめぐる思考:環境文学と人類学の対話』野田研一・奥野克巳共編著、勉誠出版

【論文】
■「森と楽園:ブラガの森のプナンによる動物殺しの民族誌」『動物殺しの民族誌』シンジルト・奥野克巳共編著、pp.209-245、昭和堂
■「序論ー環境文学と人類学の対話に向けて」『鳥と人間をめぐる思考:環境文学と人類学の対話』野田研一・奥野克巳共編著、pp.1-21、勉誠出版
■「リーフモンキー鳥のシャーマニック・パースぺクティヴ的美学:ボルネオ島プナンにおける鳥と人間をめぐる民族誌」『鳥と人間をめぐる思考:環境文学と人類学の対話』野田研一・奥野克巳共編著、pp.79-101、勉誠出版
■「人はトリを食べ、トリは動物を助ける――ボルネオ島プナンの〈交感〉の民族誌のための雑記」野田研一編著『〈交感〉 自然・環境に呼応する心』ミネルヴァ書房

【書評】
「菅原和孝著 『狩り狩られる経験の現象学』」『コンタクトゾーン』8(2015)、pp.113-122、京都大学大学院人間・環境学研究科文化人類学研究室

【口頭発表】
■「ハキリアリ、締め殺しの無花果、人間:言語を超えて、マルチスピーシーズ人類学の生命論」第1回マルチスピーシーズ研究会(2016年6月18日、於:立教大学)
■「複数種のネットワークにおける生命:ボルネオの熱帯雨林の狩猟採集民,プナンの場合」シンポジウム「「もの」の人類学をめぐって―脱人間中心主義的人類学の可能性と課題」(2016年11月12日、於:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「人新世におけるマルチスピーシーズ民族誌」2016年度学術潮流サロン「人と動物――つながりとその変化」(2017年1月20日、於:国立民族学博物館)
“Porcupine Stones and Oil Palm Plantations:An Ethnographic Sketch of Changing Environmental Landscapes in Sarawak”, UMS-TUFS Exchange Lecture on Culture and Society of Asia and Africa, March 9(Thursday), 2017, Kota Kinabalu, Sabah , Malaysia

2015年度

【論文・訳書】

■「飢え、食べ、排泄する――狩猟採集民の食行動をめぐる民族誌」『社会人類学年報』Vol.41, 1-23,『社会人類学年報』弘文堂
『森は考える : 人間的なるものを超えた人類学』エドゥアルド・コーン著、奥野克巳・近藤宏監訳、 近藤祉秋, 二文字屋脩共訳、亜紀書房
■「『森は考える』を考える――アヴィラの森の諸自己の生態学」『現代思想』臨時3月増刊号「人類学のゆくえ」pp.241-225、青土社
■「鳥から見た森の生きものたち:ボルネオ島・狩猟民プナンの環境中心主義世界」『FIELD PLUS』no.15:6-7、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所


【口頭発表・コメンテータ】
■「プナンのイヌ―人の道具でもあり、人に近い非人間」第49回日本文化人類学会研究大会・分科会「文化空間において我々が犬と出会うとき―狗類学(こうるいがく)への招待」(代表:池田光穂)(2015年5月31日、於:大阪国際交流センター)
■コメント「基幹研究『人類学におけるミクロ・マクロ系の連関』公開セミナー『狩り狩られる経験の現象学』の著者菅原和孝氏を囲んで」(2015年6月7日、於:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
■話題提供「アニミズムからロボットを考える:マルチスピーシーズ民族誌の可能性」 第79回日本心理学会・公募シンポジウム「感じてしまう不思議:文化とロボットから探るアニミズム」(代表:伴碧・高橋秀之)(2015年9月23日、於:名古屋国際会議場)
■「人は鳥を食べ,鳥は獣を助ける:ボルネオ島・プナンのパースペクティヴィズムの一断面」AA研共同利用・共同研究課題 「もの」の人類学的研究(2)人間/非人間のダイナミクス 第3回研究会(2015年11月8日、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
■コメント「獣害問題を民俗学から考える―在来知と科学的管理の交錯」現代民俗学会第29回研究会(2015年11月14日、於:東京大学東洋文化研究所大会議室)
■「動物殺しの再検討:『形式』とパースペクティヴィズムからプナンの狩猟を考える」動物殺しの比較民族誌研究・2015年度第3回研究会(2015年12月6日、於・立教大学池袋キャンパス)
■「『あまりに動物的な』:サラワク州の狩猟民プナンを手がかりとして『食』を考える」日本マレーシア学会第24回研究大会(2015年12月12日、於:立教大学新座キャンパス)
■「森とユートピア」動物殺しの比較民族誌研究・2015年度第4回研究会(2016年1月23日、於・立教大学新座キャンパス)

■「リーフモンキー鳥のシャーマニック・パースペクティヴ的美学:ボルネオ島狩猟民プナンの鳥と人間の民族誌」第156回東北人類学談話会「鳥と人間の関係学をめぐって:文化人類学と環境文学の対話」(2016年2月18日、於:東北大学)

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