Laboratory for Computational and Experimental Catalysis
Department of Chemistry College of Science Rikkyo University
Overview
研究概要
有機合成化学が抱える今も昔も変わらない課題は、不要な廃棄物を抑えて欲しい物だけを作ることです。特に、一方の光学異性体のみを効率よく生産する触媒的不斉合成は、医薬品や農薬などの開発において根幹となる重要な技術です。計算機の進歩によって反応機構や立体制御機構を予測・解析することが可能となった現代、これまで経験的に行われていた分子触媒設計を合理的・理論的な設計へとシフトさせることを目指して研究を進めています。

News
ニュース
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2020.05.14
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2020.04.30
フロリダ大 Seidel研との共同研究としてEuropean Journal of Organic Chemistry誌にて発表した論文が、発表後1年間ダウンロード件数の上位 10%に選ばれました(2018年1月-2019年12月)。
「Insights into the Structure and Function of a Chiral Conjugate‐Base‐Stabilized Bronsted Acid Catalyst」https://doi.org/10.1002/ejoc.201801024 -
2020.04.01
山中研は「新学術領域研究(ハイブリッド触媒)」に参画しています(R.2~R.4年度)。
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2019.06.14
千葉大学大学 荒井研究室との共同研究「ハロゲン結合供与型ヨウ素触媒のπ電子系化合物活性化機能の開拓」がプレスリリースされました。
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2019.06.05
東京農工大学 森研究室、学習院大学 秋山研究室との共同研究「CF3基を持つ多環式化合物の立体選択的合成」がプレスリリースされました。