持続可能な都市ガバナンスの国際比較研究

 
バブル経済の崩壊後、国家や地方自治体の財政難、地方分権改革の推進に伴い、従来の公共サービスのあり方が大きく変化しています。公共の担い手が、国家などの公的セクターや民間企業などの私的セクターだけでなく、ボランティアやNPO(民間非営利組織)、NGO(非政府組織)などの市民セクターへと広がりをみせています。
 私のテーマは、既存のシステムでは対応できない社会問題や格差が広がる地域コミュニティにおいて、いかに各セクターが協働しながら、多様なニーズに柔軟に対応していくことができるのか、またそのためにはどのような地域資源や制度が必要となるのか、ということを理論と実践の両面から検討することにあります。
 福祉国家を中心とした統治形態(Government)から、市民生活に基づき多様な諸主体がパートナーシップを取り結びながら、地域社会で独自の市民自治に基づく
「ガバナンス」(Governance)への転換をコミュニティレベルで実現し、持続可能な社会(sustainable society)の形成に向けて問題提起していきます。
Copyright (C) All right Shiho NISHIYAMA
Rikkyo University