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社会デザイン研究所とは

社会デザイン研究所とは

更新:2014.1.21

研究所所長メッセージ

本学では、社会人対応の新たな教育・研究の場として2002年に21世紀社会デザイン研究科(修士課程)が創設され、さらに継続的な研究の場として、2006年には21世紀社会デザイン研究学会(現・社会デザイン学会)が立ちあがりました。その後2007年に研究科に博士課程後期課程が設けられ、翌年に当研究所が設立されました。

当研究所は、研究科で行われている教育・研究と学会で深められている研究の双方を踏まえながら、社会デザインというキーコンセプトをさらに実践的な場で活かしていこうとするものです。
研究科が掲げている人材像としてのソーシャルデザイナーの輩出と、そうした人材が社会のイノベーションのために活躍出来る場づくりを目指して各種のプロジェクトを展開しつつあります。

異なる価値観を持つ人々が共生していくための知恵や仕掛けや仕組みを、これまでの常識にとらわれず、さらにより良いものへと変革していく営為を社会デザインとするならば、その現実社会における具体化を図ろうとすることが当研究所にとってのミッションであると考えています。

そもそもdesignとは、日本において考えられてきたような製品やサービスの単なる設計や絵を描くことに留まるものではありません。それは、先に述べた社会の仕掛けや仕組みを大胆に組み替えていくことであり、「いまここではないどこかとなにものか」を求め続ける一連のプロセスでもあります。
そのためにはアイデアやスキルやマニュアルに留まることなく、変化を課題のソリューションへ向けて前に進め続け、その変化を現実のものにしていく粘り強いプロセスを歩むことが必要です。
当研究所が実践する事業がこのような社会デザインや社会のイノベーションに繋がるようにするべく、所員・研究員を始め、関係者の創造的な取り組みを進めて参りたいと思います。

社会デザイン研究所 所長 中村陽一

研究所の特徴

1.課題解決としての社会デザインを追究する

理論的・構造的な追究はもとより、現場と往復し、当事者性と内発性をそなえた実践的な研究を重視します

2.そのための実践的なプロジェクト研究を推進する

これまで21世紀社会デザイン研究科や社会デザイン学会が蓄積してきた国内外の多様なネットワークを活かした実践的なプロジェクト研究を推進します

3.社会デザインの推進人材としてのソーシャルデザイナーを輩出する

研究科・学会はもとより、学内外の様々な場と結びながら、ソーシャルデザイナーが育つ場づくりを進めます

所長プロフィール

中村 陽一(なかむら よういち)

立教大学教授 中村陽一
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授(法学部教授兼任)、社会デザイン研究所所長。

一橋大学社会学部卒業。(株)新評論編集部、日本生協連総合指導本部等を経て、非営利ネットワーク型シンクタンク・消費社会研究センター設立、代表。東京大学社会情報研究所客員助教授、都留文科大学文学部助教授、同教授を経て現職。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長、同独立研究科運営部長等を歴任。

80年代半ばより現場と往復しつつ市民活動・NPO/NGOの実践的研究、基盤整備、政策提言に取り組み、最近では、民間と経済産業省とのパートナーシップ型組織であるソーシャルビジネス推進イニシアティブ座長を務めた後、民間の経済団体として創設された一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク常任顧問として精力的に動いている。
また、地域連携や民学産官協働によるまちづくり、コミュニティデザイン、社会デザインの専門家でもある。

現在、NPOサポートセンター理事、市民社会創造ファンド運営委員、さいたまNPOセンター代表理事、ゼファー池袋まちづくり顧問、21世紀社会デザインセンター顧問[以上NPO法人]、公益財団法人パブリックリソースセンター評議員、一般社団法人日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員など。日本NPO学会発起人・前理事、日本ボランティア学会副代表、社会デザイン学会副会長。座・高円寺「劇場創造アカデミー」講師。

編著・共著に『日本のNPO/2001』『日本のNPO/2000』『21世紀型生協論』(以上、日本評論社)、『都市と都市化の社会学』(岩波書店)、『アンペイド・ワークとは何か』(藤原書店)、『非営利・協同セクターの理論と現実』(日本経済評論社)、『NPO!? なんのため だれのため―NPOとまちづくり』(時事通信社)、『アメリカのNPO』(第一書林)、『多元的共生を求めて―市民の社会をつくる』(東信堂)、『3・11後の建築と社会デザイン』(平凡社新書)、『クリエイティブ・コミュニティ・デザイン』(フィルムアート社)他多数。

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