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研究所の活動

インクルーシブキャンパスタウン研究会について

更新:2014.1.21

名称インクルーシブキャンパスタウン研究会 (略称 ICT研究会)
研究代表中村陽一 社会デザイン研究所所長
研究テーマ大学が地域、市民、行政、企業と連携し、social inclusionに取り組むまちづくりについての研究

概 要

超高齢化社会、格差社会、グローバリゼーションが進行し、非正規雇用や、ホームレス、外国人排除などを含めて、社会的排除が大きな社会問題となっている中で、大学が核となって、social inclusionを実現するまちづくり=inclusive campus town(仮称)について検討を行う。このため、大学を軸とした、地域連携、多世代間交流、産学民連携等取り組みによって、どのような社会デザインの可能性があるのか、内外の先行事例を検証するとともに、具体的地位を想定したモデルづくりを行う。
社会デザイン研究所正式研究プログラムとして、2011年度より活動。

背景と意図

今日、大学に対しては、地域連携、大学間連携、多世代対応、産学官民連携、国際化推進など、様々な社会的要請があり、大きな期待と多面的な役割を担うことが望まれている。特に社会デザインの領域においては、高齢化、格差、グローバリゼーション等の進行により増加が懸念される、様々な社会的弱者に対する排除(social exclusion)を乗り越えていくための、有効な解決策の提案が求められている。
一方で、大学経営においては少子化や財政悪化による助成削減等もあり、全国私大の4割が赤字であり、競争的資金も、総額減少と競争激化が並行して進行するなど、教育研究予算確保は、一層厳しさを増している。
高等教育機関としての責務を果たしながら、これら社会的要請に応えていくためには、新しい活動基盤・スキームづくりや保有資産活用が不可欠であると思われ、そのような取り組みのあり方と可能性を検討することを企図した。

主参加メンバー

中村陽一
社会デザイン研究所所長(研究代表)
高宮知数
社会デザイン研究所研究員(幹事)
太田浩史
東京大学生産技術研究所専任講師
ヲザキ浩実
豊島区立あうるすぽっと チーフプロデューサー
西牟田恵
建築家
瓜坂和昭
大和ハウス工業 シルバーエイジ研究所主任研究員
大辻伸幸
伸和エージェンシー 代表取締役(ダイワハウスグループ)
中西まゆ子
マーケッター (株)リサーチ&ディベロップメント 研究員

これまでの主要な活動

2011年度

フィールドである、豊島区、池袋の現状と地域課題を把握するため、フィールドサーベイを実施したほか、区商工課長、まちづくり担当者、商店街キーパーソン等ゲスト参加者を交えた討議を行った

2012年度

ゲスト講師に三浦展氏を招き、人口減少下に都心居住についての氏の研究をめぐっての議論を行うなど、研究を深めたほか、区が進める地域施策と連携しながら実証的研究をおこうための拠点作りの具体的可能性について、区長、担当部長を含め具体的候補地や構想案の検討を行うとともに、各種研究支援助成への申請等を試みた

2013年度

「地域を元気にする素」を考えるというテーマの下で、ヲザキ浩美氏による「あうるスポットにおける公共劇場による地域コミュニティへの取り組み」、福屋粧子氏による「3.11に対する復興プロジェクトにおける建築家達の取り組み」、松本久美氏による「淡路町ワテラスプロジェクトにおける学生マンションを組み込んだエリアマネジメントによるコミュニティ再生の取り組み」、等の事例研究を進めるとともに、昨年度東大太田研究室が行った、池袋エリアについてのフィールドサーベイ&都市計画スタディ案の発表&議論を行った

社会デザイン研究所 研究員 高宮知数 記

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