更新:2019.4.22
研究所入所 | 2013年7月 |
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生年月日 | 1956年 |
現在の職業 | ライター |
学 歴 | 慶應義塾大学経済学部卒業 立教大学21世紀社会デザイン研究科前期課程博士課程修了 |
1986年、朝日新聞社に記者として入社し、学芸部や社会部、CSR推進部などを経て2016年に独立。
記者時代から墓や葬儀の変化を通してみえる家族や社会の変化に興味を抱き、取材・研究を続ける。
終活関連分野全般、特に看取りを中心に人生のエンディング段階を社会でどう支えるかに関心がある。
社会的リソースとしての寺院の役割にも着目。寺もその一つになりうる「居場所」など、人と人とをむすぶ活動が大切と考え、
「終活から集活へ」の考えを広げるため「集活ラボ」(https://shukatsu-labo.amebaownd.com/を19年に立ち上げる。
単著に『葬送流転 人は弔い、弔われ』(11年、河出書房新社)、
『終活難民-あなたは誰に送ってもらえますか』(14年、平凡社新書)、
『遺贈寄付 最期のお金の活かし方』(18年、幻冬舎)、『「定年後」はお寺が居場所』(18年、集英社新書)。
家族や地域共同体が揺らぎ、社会の個人化が進む中で看取りや弔いを誰が担うべきかについての社会デザインを研究。葬送や看取りの「社会化」が必要だと考え、その実現には何が必要で問題点はどこにあるのか、を考察する。具体的活動のひとつとして、2014年から研究所内で「看取りと弔いの社会デザイン研究会」を主宰し、研究者のみならず、葬祭業者や僧侶、 介護職ら「現場」の人々と共に研究している。現場が大切と考え、各地を取材し、様々な媒体・講演を通じて情報発信を続けている。