第4章 契約法の経済分析 解答 4.1〜4.7


問題4.1

締結時に双方が約束(契約)が強制可能であることを望んでいる場合、その約束は強制可能である

問題4.2

約束が強制可能であると仮定したゲームにおいて、第二のプレイヤー(売り手)が第一のプレイヤーに
コミットメントを持たせて最大の利益を得ようとする場合に期待利益を賠償することが最も有効であるから

問題4.3

第二のプレイヤーが約束を守ることによってパレート効率性が保たれるから。
約束した時点でのパレート効率性はお互いの約束が守られること(強制可能であること)であったので、履行すべき時期においてもお互いの約束を守ることがパレート効率性であるのが当然である。
もし、お互いがこの約束を破棄するとすれば、約束をした時点から履行するまでの間の努力などが無駄になるのであり、それを無駄にするよりは約束を履行したほうがパレート効率性となる。

問題4.4

「約因」・・・約束をした者が約束と交換に受け取るもの
第一のプレイヤーにとっての「約因」
=約束が守られるという保証
 もし守られなかった場合でも期待利益が補償されるという保証
第二のプレイヤーにとっての「約因」
=投資

問題4.5

問題4.6

問題4.7



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