コンサート短評
Latest update: July 2024
<2023年2月以降に聴いたコンサートやライブパフォーマンスの記録です>
イラストはいらすとやさんのものを使用しています
知って楽しむ金管五重奏の世界
- 2024年7月8日 小金井宮地楽器ホール小ホール チラシ 出演者 自席からステージ
- 地元の町のホールの会員向け無料コンサートで金管五重奏を聴いてきました。楽器の説明があったりQ&Aコーナーがあったり、楽しいコンサートでした。しかしこの日は小金井市の気温が38度まで上がり、行き帰りが地獄の暑さだった。ちなみに「こきん」とは宮崎駿がデザインした小金井市のゆるキャラです。
深大寺本堂に響くバロックチェロ
- 2024年6月19日 深大寺本堂 チラシ プログラム 深大寺本堂 本堂内部のステージ
- 調布国際音楽祭の一環として深大寺本堂でコンサートがありました。出演は上村文乃(バロック&モダンチェロ)、菅沼起一(リコーダー)、佐藤亜紀子(テオルボ)。プログラムはバロック音楽中心だけど、現代曲もありました。自由席だったので入場したときには既にほぼ満席で,残ってた席からは上村文乃さんのお姿が太い柱の陰になってほとんど見えなかったのが残念。
松岡淳リサイタル
- 2024年6月17日 東京文化会館小ホール チラシ アンコール曲リスト 自席(最後列)からステージ
- 東京文化会館小ホールで松岡淳ピアノリサイタルを聴いてきました。プログラムはベートーヴェンの英雄交響曲を中心に「英雄しばり」の選曲。第1楽章の途中で止まってしまい会場が凍り付きましたが,その後持ち直してブラボーな演奏でした。
ヴァイオリン教本の曲コンサート
- 2024年5月19日 ピアノスタジオノア吉祥寺 チラシ 講師のお二人 レクチャー風景
- 毎朝「オケ曲あてクイズ」で楽しませてくれるリーナさんと妹のサユミさんによるレクチャーコンサートを聴いてきました。ヴァイオリンには触ったことすらないのですが、聞き馴染みあるヴィターリ、コレルリ、バッハ、サラサーテを演奏者の視点から解説してもらうのが興味深かった。
河野智美 海音コンサート
- 2024年5月11日 海音 チラシ 打ち上げで同じテーブルに座った皆さんと
- 海音(カノン)という東京のクラシックギター界では有名なお好み焼き屋で河野智美さんのコンサートを聴いてきました。打ち上げで私が囲んだテーブルのメンバーと河野さんとでパチリ。サインも貰っちゃった。プログラムは「大聖堂」から始まって,バッハ,アルベニス,バリオス,モンポウなどなど。アンコールにビートルズの「In My Life」と「アルハンブラの想い出」を弾いてくれました。打ち上げでお話しできたのも楽しかったです。
カナユリ(平松加奈vn & 太宰百合pf)
新日本フィルハーモニー管弦楽団第655回定期演奏会
- 2024年4月20日 すみだトリフォニーホール チラシ プログラム
- 大変面白かったです。一人とはいえ,舞台や客席,舞台上のパイプオルガン前にまで俳優が扮する妖精パックが現れて物語を語り,演じるのを見ながら聴く「夏の夜の夢」は,もともと劇伴音楽だったこの曲の原型を垣間見ることができました。何より,音楽だけを聴くよりずっと楽しい。指揮者の佐渡裕さんも妖精の王オーベロン役としてヘンテコな台詞「キンシチョー!」とか「チョーキンシチョー!」とか叫んでいました(笑)。
Every Single Note (神谷昌紀&佐々木真実子ギターデュオ)
- 2024年4月13日 国分寺クラスタ ステージ写真1 ステージ写真2
- 小さなライブハウスで友人たちのギターデュオを楽しみました。終演後にカウンターで一緒に歌ったSimon & Garfunkel の歌も懐かしくて楽しかった。デュオの演奏はこんな音楽です。有名な歌のアレンジとオリジナル曲が半々くらい。デモビデオはこちら→(YouTube)
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア 第88回定期演奏会
- 2024年3月9日 三鷹市下術文化センター風のホール チラシ
- ディーリアス、エルガー、そしてドボ8という「イギリス」づくしプログラム。どの曲もよく知っているのに生で聴くのは初めて。ドボ8が初めてというのは我ながら意外だけど、生で聴いた記憶はない。高校時代(その頃「イギリス」と呼ばれていた)から愛聴しているんだけどね。生で聴くのはやっぱりいいですね。トウキョウ・ミタカ・フィルも安定の名演でした。ソリストは前橋汀子、堀米ゆず子に次いで「巨匠シリーズ」堤剛さん。80過ぎてエルガーを弾くのは大変だろうと思うけど、盛大な拍手に応えてアンコールにバッハの無伴奏から6番のガボットを弾いてくれましたが、一段と素晴らしい音色を響かせてくれました。
国際音楽祭 NIPPON 2024 室内楽プロジェクト Vienna 1800
- 2024年2月19日 紀尾井ホール チラシ
- 諏訪内晶子さんのパガニーニは素晴らしかった。モーツァルトのクラリネット五重奏曲とシューベルトの鱒は若い頃から何度も何度もCDやFMで聴いているけど、生で聴くのは初めてでした。やはり生はいいね。とくに「鱒」は期待以上でした。コントラバスの響きが心地よかった。
Breeze(ジャズコーラス)
- 2024年1月12日 Music cafe FONTANA ステージ 店の外観
- 近所にあるので店の存在は前から知ってたのですが、徒歩ではちょっと遠いし、駅からも遠いし、バスの便は悪いし、自転車で行くには道路が危険だし、冬は寒いしで敬遠していたライブハウス。医者からアルコールを控えるよう言われたのでクルマで行きました。店の前にTimesのコインパーキングがあるので便利。帰りも楽だった。コーラスはBreezeというグループで、これも存在は前から知ってたけど聴くのは初めてです。見た目は近所のオジサンおばさんみたいだけど歌はプロフェッショナル。スタンダードナンバーばかり歌った中に一曲だけ日本の歌。この店で収録した音源が笠置シズ子や八代亜紀と一緒のCDに入るそうです。「東京ブギウギ」ばっかりのCDだそうです。
前橋汀子ヴァイオリン・リサイタル ベートーヴェンへのオマージュ
- 2024年1月7日 三鷹市芸術文化センター 風のホール チラシ アンコール曲
- 2年前に聴いた前橋汀子さんのベートーヴェンの協奏曲が素晴らしかったので、今度はソナタを聴きに行きました。正直、作品12の2曲はいまいちピンとこなかったけど(私が耳馴染みがないだけかも)、作品96(10番ト長調)は素晴らしかった。しかし、それよりも、アンコールの小品3曲がとろけるような甘い音色で、グァルネリ(デル・ジュス、1736年製)の音を堪能させてくれました。
STORIA III 井上道義と服部百音のタッグマッチ
- 2023年12月12日 東京オペラシティーコンサートホール タケミツメモリアル チラシ プログラム 井上道義さんが公式Websiteに演奏中の写真
- 「有名な曲以外にもいい曲がたくさんあるんだからそういうのも聴いて欲しい」と百音さんがインターネットラジオOttavaのインタビューで熱く訴えていたのでチケットを買いました。アンコール(パガニーニの無窮動)以外、全部知らない曲だったけど、楽しめました。アルヴォ・ペルトは百音さんが「寝てもいいですよ」と言ったので、気持ちよく眠りましたwww
川越聡子門下「グラン・ジュの会」第13回パイプオルガン発表会
- 2023年11月23日 SDA小金井キリスト教会 チラシ プログラム 教会のオルガン
- 近くの教会でパイプオルガンを聴いて来ました。こんなところに教会があることを知らなかったし,東京芸術劇場と同じマルク・ガルニエ製のオルガンがあることも初めて知りました。川越聡子さんというオルガニストの門下生の発表会でしたがなかなかのレベルでした。時間の都合でプログラム6〜10しか聴けなかったけど。
井上道義指揮読売日本交響楽団 マーラー「復活」
- 11月18日 東京芸術劇場 チラシ 出演者
- 3階席だったけど圧倒的な音響でした。最後はホルン10人,トランペット8人,打楽器大勢にオルガンまで。急病で降板したアルトの代役を務めた林眞暎(まえ)さんというメゾも素晴らしかった。
児玉麻里&児玉桃 ピアノ・デュオ
- 2023年11月3日 小金井宮地楽器ホール チラシ プログラム アンコール
- 児玉麻里・桃によるデュオ・リサイタル。2台ピアノによるハルサイは圧巻でした。連弾したマ・メール・ロワも素敵だった。チャイコフスキーは私にはピアノで弾く意味がピンとこなかったな。
滝千春12-toneS関連講座「弦楽器は語る」第1回
- 2023年10月28日 小金井宮地楽器ホール チラシ 舞台 岩崎ヴァイオリン工房
- 小金井在住の滝千春さんと,小金井に工房を構える岩崎清夫(すみお)さんによるレクチャー。岩崎さん制作の楽器と,17世紀にクレモナのCappaが作った楽器の音を目をつぶって当てるクイズや,松ヤニを塗ってない弓で弾いたらどうなるか,など楽しい企画もあり,滝さんによるバッハや現代音楽の演奏あり,バロックヴァイオリンの演奏の演奏もありで盛りだくさん。次回,予定があってで聞けないのが残念。小金井にヴァイオリン工房があるとは知らなかった。
こがねいガラ・コンサート
- 2023年10月22日 小金井宮地楽器ホール チラシ プログラム オーケストラメンバー
- 毎年恒例こがねいガラ・コンサート。ベートーヴェンの第1交響曲から始まり,ブラームスのドッペルコンチェルトで締めるという曲順。指揮の茂木大輔さんも協奏曲のソリストは3人とも小金井市在住。協奏曲を吹き終えた杉本真木さんや,協奏曲の出番を控えた奥村愛さん,阪田宏彰さんもオケの一員として演奏する贅沢さ(人使いの荒さ?)。
こがねいガラをもっと楽しむための音楽講座
- 2023年10月2日 小金井宮地楽器ホール チラシ レジュメ(プログラム)
- こがねいガラ・コンサートでリヒアルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲を演奏する東フィルの杉本真木さん(小金井市在住)の演奏を交えてモギギ(小金井市在住)がリヒアルト・シュトラウスについてレクチャーしてくれました。面白かった。ガラコンサートのプログラムで唯一知らない曲だったリヒアルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲を聴くのが楽しみになりました。
大野智子トリオ:大野智子 (pf) 河原英夫(b) 原田俊太郎 (ds)
- 2023年8月26日 吉祥寺Sometime 演奏風景 終演後の記念写真
- 吉祥寺の老舗Sometimeで大野智子さんというピアニストを聴きました。知らない人だったけど大当たりだった。演奏もCOOLだしMCも楽しかった。基本はトリオだったけど,後半ゲストとしてヴォーカリストとトランペッターが参加。大野さんとそのトランペッターがともに立教大出身で,客席に他にも立教出身者がいて立教話で盛り上がってたので,帰り際に「私は立教の教授でした」と言ったらなぜか大盛り上がり。立教出身者+αでワイワイと記念写真撮ることに(笑)。
Emi (vo) 宮之上貴昭(gt) 井上陽介(b)
- 2023年8月21日 東小金井 旬料理 一心 フライヤ 席から撮った写真
- 4月24日に続いてジャズギタリスト宮之上貴昭による旬料理一心でのライブ第2弾。前回はゲストとして2ndステージで何曲か歌っただけのEmiさんがスタンダードナンバー中心にたくさん歌ってくれました。前回はカウンター席だったのでギター演奏がよく見えなかったのですが,今回はテーブルを挟んだ対面での演奏。地元在住のギタリスト宮之上貴昭さんの驚嘆すべきテクニックを目の当たりにすることができました。スゴイの一言。遊び心もたっぷりで大いに楽しみました。料理も(時々ランチを食べに来るので知っていましたが)美味しかったです。
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI 2023 NHK交響楽団「ガルシアのラフマニノフと魅惑のシェエラザード」
- 2023年7月29日 ミューザ川崎シンフォニーホール プログラム ホール入り口の写真 開演前のホールの中
- 以前より興味があったミューザ川崎に初めて入りました。3階B席バルコニーなのにバランスも良く音響がいい。2年前のショパンコンクールのネット中継で視聴者を魅了したマルチン・ガルシア・ガルシアのラフマニノフ2番。ファツィオリが素晴らしく響いています。重厚な低音と輝かしい高音。プログラム後半のシェヘラザードはN響の名手たちが思う存分腕を発揮してくれました。いいコンサートだった。暑い中,行った甲斐がありました。
ボルドー国立オペラ バレエ「ドン・キホーテ」
- 2023年7月7日 ボルドー大劇場 ウェブサイトのスクショ 劇場の外観 劇場の中 バルコニー席から見下ろした写真
- フランスLa Rochelleでの学会の後,ボルドーで週末を過ごしました。ボルドーの大劇場(オペラ座)はヨーロッパ一美しいとも言われていますので,外から見ただけじゃつまらないからバレエ(残念ながらオペラはタイミングが合わなかった)を見に入りました。演目はドンキホーテ(ドンキショット)で,バレエは詳しくないのだけどスペイン風のカラフルな衣装と楽しい物語を楽しみました。
東京交響楽団第710回定期演奏会
- 2023年5月20日 サントリーホール チラシ カーテンコールの写真
- ネット配信でしか観たことがなかったジョナサン・ノット指揮東京交響楽団を初めて生で聴きました。ピアノ独奏でファ・ファ#・ソの3音だけの前衛音楽から休みなくマーラーの6番に入っていくというプログラム。マーラーを生で聴くと音の洪水に圧倒されるけど,正直言って騒々しくてあまり好きじゃない。ノットの人気は(川崎だけじゃなく)東京でもすごくて,オケ団員が全員はけたあとも拍手が鳴り止まず何度も舞台に呼び出されていました。
ラ・フォル・ジュルネ東京2023
- 2023年5月5日&6日 東京国際フォーラム
- 東京では2005年から毎年行われているこの音楽祭を第1回からほぼ毎回聴いてきました。パンデミックのため2020年から2022年まで中止になり,今年は4年ぶりの開催となりました。音楽祭は5月4日から6日まででしたが,私は5月5日の3公演,5月6日の2講演を聴きました。
- 「ベートーヴェン,憧れと愛を歌う」天羽明恵(Sop)村上寿昭(Pf)ホールD7:「イッヒ・リーベ・ディッヒ」と「アデライーデ」しか知らないベートーヴェンの歌曲ですが,他にもいい歌をたくさん書いているのですね。出演者二人のフレンドリーなMCとともに,比較的小さなホールの最前列で楽しみました。プログラム
- 「華麗に歌う旋律,吹き荒れるパトス」前橋汀子(Vn)松本和将(Pf)ホールC:前橋汀子さんの音色は素晴らしいです。「春」もよかったけど,ソナタ第7番ハ短調が感動的でした。プログラム
- 「巨きさと気品と。ベートーヴェンが恩人に捧げた偉大なる名曲」萩原麻未(Pf)神尾真由子(Vn)横坂源(Vc)ホールC:若手スター達による「大公トリオ」。申し分のない演奏でした。プログラム
- 「晩年のソナタ&ビヨンド」谷口知聡(Pf)ホールD7:ベートーヴェンの最後のソナタ(32番)が聴きたくてチケットを買ったのですが,前後に強烈な前衛音楽が演奏されました。谷口ちさとさんという女性は1998年生まれで,現代音楽演奏コンクールで第1位をとるなど,現代音楽を積極的に演奏しているピアニストだそうです。プログラム
- 「7人の名手による親密にして豪華な共演」吉田誠(Cl)水野信行(Hr)モリス真登(Fg)オリヴィエ・シャルリエ(Vn)川本嘉子(Va)マクシム・ケネソン(Vc)高橋洋太(Cb)ホールC:あまり聴く機会のない名曲が聴けてよかったです。プログラム
宮之上貴昭(gt) 井上陽介(bs) スーパーデュオ
- 2023年4月24日 東小金井 旬料理 一心 出演者とお店の写真
- 地元も地元,自宅から徒歩10分,時々ランチを食べに行く店でジャズのライブがありました。演奏はギターが同じ市民の宮之上貴昭(よしあき)さん,ベースは井上陽介さん,ゲストシンガー(当夜はお店の手伝いもしていたのでエプロン姿)のエミさん。ジャズのスタンダードナンバーからユーミンまで,絶妙のアレンジとインプロビゼーション(時々他の旋律を紛れ込ませてニヤリとさせられた)で楽しく過ごしました。
ネマニャ・ラドゥロヴィチ presents ドゥーブル・サンス
- 2023年4月22日 三鷹市芸術文化センター風のホール チラシ プログラム
- セルビア出身のヴァイオリニストのヴァイオリニスト,ネマニャ・ラドゥロヴィチと,彼が率いるドゥーブル・サンス (Double Sens) という弦楽合奏団のコンサート。いやはや驚くべき「四季」でした。演奏順はなぜか春冬秋夏。「春」の終楽章がアンダンテで始まる。「秋」の最後の4小節はピッチカートで終わる。「冬」と「夏」の終楽章は嵐のような激しさ。そのほかにも「おお,そうくるか!」の連続でした。以前,友人から貰ったナイジェル・ケネディの野外コンサートのビデオを見たときも驚きましたが,ネマニャはそれを遥かに上回る斬新さでした。弦楽合奏とピアノで演奏された「シェーラザード」は原曲の旋律を材料にして巧みにアレンジされていました。全曲で30分くらい。大変面白かったです。そして,アンコール1曲目の「アンディファレンス」では客席から手拍子があがり,2曲目の「竹田の子守唄」をしっとり聞かせた後の「チャールダッシュ」は大盛り上がりで,半分くらいの聴衆がスタンディングオベーション。拍手と歓声が鳴り止みませんでした。いやー,新しいタイプの演奏家達による新しいタイプのコンサートでした。楽しかった。
羊飼いたちの談笑 〜カントルーブの世界〜
- 2023年4月16日 国分寺市立いずみホール チラシ
- 今日は初めてオーヴェルニュの歌を生で聴きました。鳥木弥生さんの歌声は素晴らしかったし,愛知県立大学外国語学部の佐野直子教授によるオック語やカントルーブについてのうんちくも面白かった。
はけの森に響く音 〜松澤芳枝&宮野下シリュウ マリンバ・コンサート〜
- 2023年3月25日 小金井市はけの森美術館 チラシ プログラム
- 家から徒歩圏内にある小さな美術館でマリンバを聞いてきました。なかなかよかった。プログラム前半は美術館で開かれる「海と画家との説話性〜海をめぐる中村研一の物語〜」という企画展にちなんで海に関わりのある曲が集められていました。
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア第86回定期演奏会
- 2023年3月11日 三鷹市芸術文化センター風のホール チラシ
- 前回の第85回定期演奏会では前橋汀子さんをソリストに迎えてベートーヴェンのコンチェルトでした。これが鳥肌が立つほど素晴らしかったんです。今回は堀米ゆず子さんによるブラームス。これまた素晴らしかった。名手揃いのオーケストラですからモーツァルトの交響曲(特にリンツ)ももちろんよかったです。
藤原道山 X SINSUKE 〜尺八とマリンバによる世界最小オーケストラ〜
- 2023年2月4日 小金井宮地楽器ホール チラシ プログラム
- 「タンゴの歴史」や「展覧会の絵」を尺八で吹いてしまう藤原道山の技術は「すごい」の一語です。前半のピアソラも面白かったけど,後半に演奏された彼らのオリジナル曲の方がずっと面白かった。とくにSINSKE作曲の「タンゴ武士」は小芝居のような振りがついていて楽しめました。
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