2017年度講義ノート

栗林ゆき絵


(13)ネット上の翻訳ツールを使ってみよう。--自動翻訳入門④機械翻訳の現状--

自動翻訳サービス、または、翻訳アプリを使って、下記の課題を実施して、 その結果をプレゼンテーションしてもらいます。(ファイルは提出)

・google翻訳、ヤフー翻訳、エキサイト翻訳など、web上の翻訳サイト

・翻訳名人、など、スマホの翻訳アプリ、またはスマホ版google翻訳等


◇課題

* 以下は過去の年度版の例なので変更可能性あり。
今年度の詳細は改めて授業中に指示し、課題ページにUPします。

本課題は最終レポートです。今回分の提出のない場合は単位は認定できないので注意すること!

対象例文数や、対象テキストについては授業中の指示に従って下さい。
◎上記のサイトまたはアプリからいずれかを選択し、 「スペイン語⇒日本語」または「日本語⇒スペイン語」の翻訳性能テストを行い、 日本語でプレゼン&レポート提出。

手順 1)翻訳対象とするテキストを選択。
たとえば
・1年次の教科書「Ahora, tú」等、大学で使用した教科書

・ネット上の記事(新聞記事でも、趣味のサイトでもよいが、1つのサイト(=1つの話題)に絞ること

・正解のついた日西対照の作文のテキストや、かつてのスペイン語の試験問題を利用してもよい。

2)翻訳テストを単語レベルと文レベルで実施。
・単語レベルでは「そのままの形」で翻訳した結果と、「辞書の形(動詞は原形、名詞は単数形、形容詞は男性単数形)」で翻訳した結果の両方を調べること。

・文レベルでは1文ずつ翻訳させること。(一括は不可とします。)

3)性能評価

単語レベルの場合は、その訳語が使えるかで○△×の三段階評価。
文レベルの場合は
●正しくできた文....○
●まったく出来なかった文....×
●正しくはないが、なんとか理解できる文....△ (スペイン語の知識の有無による違いも考慮すること)
に分けて記載し、後者については、どのような文章が正しく翻訳できないのかを考察・分析してみること。

*分析の結果が正解である必要はなく、エラーの原因としていかなるものが考えられるかを考察することが大事!
*世間に出回っている一般的な見解を書くのでなく、2つ以上の外国語を学習する者としての観点から、あくまで個人的な意見を書くこと! つたない文章であっても、オリジナリティのある見方のほうを評価します。
*「機械翻訳(自動翻訳)」ツールを使用してみての感想や、音声翻訳も含めた「機械翻訳(自動翻訳)」全般に対する意見等も記載のこと。

提出はwordのファイルで、例文と本文(分析)で合計A4用紙2ページ以上。
(ファイル→ページ設定 画面で、36 行、文字サイズ10.5ポイントに設定すること。)


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©Yukie Kuribayashi