卒業記念インタビュー

〜バスケに捧げた4年間〜



  
過酷な練習も、この仲間たちと一緒だったから頑張れた――
  「堅守速攻」をスローガンに躍進し続けた卒業生の4年間に迫る。




主将・藤井祐希(営4)

「バスケ部の仲間は、家族であって兄弟です」  

――4年間全体を振り返って
  4年間の結果だけ見ると、3部の6位からはじまって、入学して3部の2位になって、入れ替え戦でユニフォーム間違えて。で、次の年3部1位で2部に上がって、去年は2部8位で、今年2部6位でフィニッシュって毎年毎年順位上がってたんです。すごい見てて面白いとは思ってるんですけど、個人的にはもうちょっと早くから、自分がもうちょっと努力して試合に絡めたら、最後の結果ももう少し変わってたのかなと思います。

――今年1年間は主将を務められましたが、何か心掛けていたことなどは?
  自分がこうああだこうだ上から言うんじゃなくて、チームを崩さないってことだけを徹底して考えて、チームの協調性みたいな部分をすごい気にしながらやりました。春のトーナメントみたいな負けたときも、チームとして崩れずに乗り越えて、2部6位という結果になれたので、自分の役目は果たせたのかなと思います。

―主将になって大変だったことなど
  何をやっても、何を練習しても上手くいかないみたいな時期があって、スタッフの方とかともめた時期とかも正直あったんですけど、そのときは本当に苦しかったです。

―4年間で1番印象的だったこと
  去年の早稲田に勝った試合っていうのもあるんですけど、2年生の時の、最後延長戦で勝って3部優勝を決めたときっていうのはすごい自分にとってインパクトのある試合でした。自分自身出て活躍はできなかったんですけど、あの一勝があったからこそ、こう今の2部の舞台でできてるっていうのはあります。先輩に感謝すると共に、あの雰囲気を味わえたっていうのは素晴らしい経験だったのかなと思います。

―同期の方々は、藤井さんにとってどのような存在でしたか?
  自分がこう、物足りない部分とかがある中で、基本的にすごいいじってくるんですけど、いじりながらも励ましてくれたりして。すごく仲良くできたので、やっぱり本当にかけがえのない存在だと思うし、1個下の三上とか森川、望月、西村、Aチーム4人もすごい絡みが濃かったというか、深い絡みを越してたんですけど、そのなかでもやっぱり同期は特別かなっていうのはすごい感じてますね。

―後輩たちに伝えたいこと
  良くも悪くも立教大学のバスケットボール部として、最後までやりきってほしいです。4年生が引退しても大きくチームが変わるってことはないので、3年生の外回り3人中心に崩れないチーム作りをして、来年こそ1部の入れ替えとか、インカレに関わってほしいなと思ってます。

―スタッフの方にメッセージ
  スタッフの方には本当に感謝の一言しかありません。ずっと試合に出れなかった自分のことを3年生のときに使ってくださって、そこからどんどんどんどん使ってくださるようになり。4年生のときも、こんな自分でしたけど主将っていう役割を与えてくれて、責任感ある行動っていうのは、そこから気にするようになったので、何もかも物足りない自分だったんですけど、その中で期待してくれて、役割与えてくれたって部分で、すごく感謝してます。スタッフ陣がいなければ、今の立教のバスケットボール部っていうのはありえないと思います。

―これからとくに注目の選手などはいますか?
  3年生のベンチ入ってる4人っていうのは、来年4年生になって、ラストイヤーってところでがんばってくれると思うんで、その4人には注目してほしいと思います。集大成の4年生では大爆発してくれると思うんで、最後本当に、1年を通して注目してほしいなと思います。

―藤井さんにとって、立大バスケ部とは?
  やっぱりもう家族みたいなもんですね。月曜日しか休みなくて、週に6回は確実に会ってるような仲間だったので。1人暮らしの仲間とかがいたら夜中とか家に行って、みんなで遊んでっていうことも結構あったので、そういう部分も含めてやっぱり家族であって、兄弟です。後輩とかだったら弟みたいな感覚で、すごく楽しい4年間を過ごせたかなと思います。





副主将・平澤津琢仁(コ4)

「キャプテンとして、みんなで楽しくやろうってことを心掛けてました。」  

―4年間を振り返って長かったか、短かったか
  短かったですね。AチームもBチームも一緒に練習をやれたので、その分いろんな人と関われてすごい楽しかったんで、やっぱ楽しかった分だけあっという間って感じがしました。

―4年間で印象に残った試合
  今日の試合(都民大会最終戦)ですかね。自分の力が足りなくて勝てなかったんですけど、あれだけチームでまとまって戦えた試合っていうのはこの試合が初めてだったと思いますし、自分自身もキャプテンとして臨む最後の試合だったんで、思いは強かったですね。

―4年間で嬉しかったことなど
  3年生の時に夏の都民大会で優勝したことですね。自分がスターターとして出してもらえて、4年生と一緒に試合に出て、優勝まで行けたので。今年は優勝できなくて後悔してるんですけど、あの時はすごく嬉しかったです。

―キャプテンとして心がけてきたこと
  Bチームなんで、楽しくやろうってことですね。Aチームが試合に出るメインなんで、どちらかというとBチームは試合に出れない人たちが多くて、モチベーションが下がりがちなんで、モチベーションが下がらないようにみんなで楽しく練習しようっていうのは意識してました。

―同期の皆さんに一言
  どちらかというと、もともと僕は大学でバスケする気はなかったんで、それでこうやってみんなにキャプテンやってほしいと言われて、キャプテンをやらせていただいて、今日までこうやってついてきてくれたことに本当に感謝してます。

―後輩に一言
  本当に、試合やっててわかると思うんですけど、やっぱり後輩にすごく力を貰ってて。後輩の力はすごかったと思うので、今年は負けてしまったんですけど、来年は勝ってほしいと思います。





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