「また入学しても水上スキーをやりたいです」
浦田翔太(済4)

   トリック種目の技術主任を務めてきた浦田。インカレ前哨戦であるCSで学生記録を更新していたが、今回のインカレでそれを更に上回る得点を叩き出した。11月に行われたアジア大会でも日本代表に選ばれるなど、実力を示した。
―学生記録を塗り替えて
「学生記録を狙うとかは考えてなくて、今年自分が決めたプログラムで満点を取るためだけに練習してきたので、結果として記録を更新したってだけなので。完璧な滑りができて、正直言うと嬉しかったです。」
―同じ競技の弘末さんはいいライバルでしたか
「僕のライバルは4年間弘末だけでした。翔一がいたからここまで頑張れたし、あいつに勝つためにプログラムを無理やり上げていた時期もあったので、いいライバルだし、いいチームメイトです。」
―4年間を振り返って
「21年間生きてきて、初めて自主的に上手くなりたいって思えたスポーツで、OBOG、監督、コーチ、家族とかにすごい支えられているなっていうのを感じました。今まで自分はサッカーとかをやってきて、チームスポーツで一人が頑張っても、別に注目を浴びるわけでもなくて、一人が頑張っても、チーム全員が頑張らないと勝てないチームだったんですけど、この部活は、皆が頑張れば勝てる、支えてくれているなって感じて、その人たちのために頑張りたいって思える4年間でした。」


「チーム皆の笑顔が見れるように」
高田ジェイソン浩平(コ4)

   スラロームの技術主任を任されてきた高田。3年時に大たい骨の骨折で競技から一時離れてしまうが、復帰を遂げる。最初で最後の出場となった今年のインカレでは、圧巻の滑りで3位に入り、チームに貢献した。
―インカレを振り返って
「僕は3年生の時にシーズン始まってすぐに大たい骨を折ってシーズン1年間ほぼ滑れなかったんですけど、今年、本当に最初で最後のインカレでまずインカレの舞台に立てて嬉しかったのと、主将を含めたチーム皆の笑顔が見れるようにっていう思いだけで力を尽くしました。」
―4年間を振り返って
「最初は選手になって自分が良い記録を残せればいいっていうことだけ考えてて、全然チームのことは正直考えてなかったんですけど、学年が上がるに連れて自分のケガを経てチームの大切さ仲間の大切さっていうのを知りました。彼らに自分を助けてもらって、そして最後には自分が助けるっていうのが一番大事なことなんだということに気が付きました。」
―立教水上スキー部とは
「いやもう宝物ですね。本当に一生の宝物です。」


「この4年間が自分の人生の中で1番輝いていた」
芝崎一歩(済4)

   今年のインカレではトリックとスラロームの2種目に出場。男子は1種目のみに取り組む選手が多い中、2種目でメンバー入りし、自身の努力を証明した。
―インカレを振り返って
「トリックに関しては、前の走者がやってくれたので自分は楽しんで滑るだけでした。もう後は自分のやるべきことを1年間見失ってこなかったのでそこが成功の要因だったと思います。」
―同期の存在
「同期は自分の中で大切な宝物で、この4年間が自分の人生の中で1番輝いていた時間であり、かけがえのないものだったと思います。」
―4年間の思いは
「このスポーツ、このチーム、この同期、この後輩・先輩に出会えて本当によかったと思います。感謝しかないです。」


「4年間やってきてよかった」
今井和哉(社4)

   昨年に続きスラロームに出場した今井。1番手としてプレッシャーに打ち勝ち、見事完走。チームの思いを背負い、最後のインカレに挑んだ。
―優勝した後、どういった話をされましたか
「4年間やってきて、この同期でよかったなって。本当に4年生は全員仲が良いので、本当にこの同期で4年間やってきよかったなっていう話をしましたね。」 「同期は自分の中で大切な宝物で、この4年間が自分の人生の中で1番輝いていた時間であり、かけがえのないものだったと思います。」
―同期の存在
「家族ですね。本当にずっと一緒にいるので、家族よりも過ごした時間が長いと思います。」
―後輩にエール
「男子はぜひ3連覇してもらいたいですし、女子は今年負けてしまったので、その分の悔しさを背負って絶対に優勝してほしいです。」 「家族ですね。本当にずっと一緒にいるので、家族よりも過ごした時間が長いと思います。」
―今井さんにとって水上スキーとは
「繋がりですね。競技人口も少ない分、色んな人と関わっていきますし、色んな地方に行って合宿して地方の方とも仲良くなれて、そういう意味ではすごく繋がりのある部活だなと思いました。」

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