「4年間に後悔はありません」 女子チーフ 加藤早紀子(済4) ―女子チーフとして 「男子はたくさん人数がいるので種目ごとにチームは分かれているんですけど、女子は女子で一つなんです。チームは一応分かれているんですけど、安里は3種目全部のチームにいるし、私もスラローム、ジャンプチームにいるので。だから、チームごとに独立していればチームが勝つというわけではなくて。バランスというのがすごく大変でした。」 ―後輩にエール 「自分が4年生としてやっていたことは後輩の4年間を考えることで、その年の優勝は大事かもしれないけど、後輩たちには後輩たちの夢があるからその上で、今年の優勝を目指すというのが私は4年生としてあるべき姿だと思っていました。後輩を思うとか後輩を大切にするなど漠然とは言いますが、何をするかってなったら後輩の4年間を考えた上で今年どう戦うかっていのは決めてほしいなと思います。4年で負けたら一生負けなのでみんなには4年で勝ってほしいので、自分を追い込んで後悔のない良い4年間になるようにしてほしいなと思います。」 ―加藤さんにとって水上スキーとは 「最後の学生生活4年間で本当にのめりこんで部活一色の4年間だったので、うまく一言で言うのは難しいのですけどそこまでのめりこめるものに出会えたことは良かったなと思っています。ですので、のめりこんだものです。」 「出会えた人が素晴らしい人たちだった」
木村安里(文4)
インカレでは3種目全てに出場した、女子チームのエース。女子チーフの加藤を支える一方で自身の練習にも打ち込んだ。
―後輩にエール 「やはり部活ですし楽しいことばかりではありませんが、辛いからこそ得られるものもあり、頑張った分だけどういう結果が出ようと絶対に無駄にはならないと思うので、部員も増えてまとめるのも大変だと思いますが、チームスポーツなのでみんなで協力し一つになって頑張ってもらいたいなと思います。」 ―木村さんにとって水上スキーとは 「成長の場だと思います。技術とか上手くなる考え方もそうですが、いままでチームスポーツをやってきていなかったので、チームスポーツを通して自分のあり方だとかOB・OGなどの社会人との関わりを通して、礼儀とかも含めてすごく成長できた場かなと思います。」 「優勝できてよかった」 マネージャー・飯塚結衣(社4) ―マネージャーとして 「見えない部分で何ができるかとかそういう部分であったり、例えばOB・OGの皆さんと一番接点を持つっていう立場であったし、そういうことは部活に入って初めて、親とか友達とかそれ以外の年代の方と関わる経験で初めてのことだったので、難しかったと思います。」 ―印象に残っていること 「夏に1ヶ月合宿をやるんですけど、その時にチーム一丸となれるっていうのが、この部活の他にはないいい部分であるし、大変なんですけど、いい思い出になりました。」 ―同期の存在 「個性的かな。すごくみんな自分を持っている、個性的な人たちだと思います。」 4年生が卒業し、日本一の意思をこれから受け継いでいく後輩たち。その準備はすでに始まっている。海外合宿を終えた後目指すは、インカレ前哨戦のCS1、CS2だ。しかし、ここは通過点である。再び目指すは、インカレの男女アベック優勝。男女で強い立教へ向かって、彼らは滑り出す。 |