
コンサート短評
Latest update: July 2025
<私が聴いたコンサートやライブパフォーマンスの記録です>
イラストはいらすとやさんのものを使用しています
バックナンバー 2023年 2024年
ジョナサン・ノット指揮東京交響楽団 第九2025
- 2025年12月29日 サントリーホール チラシ カーテンコール(全景) カーテンコール(アップ)
- 今シーズン限りで東京交響楽団の音楽監督を退任するジョナサン・ノットが振る最後の第九になると聞いて、サントリーホールに行って来ました。じつはノットの第九は初めてでした。第1楽章冒頭のノンビブラート、第2楽章のものすごい高速、第4楽章の最初のバリトンの独特の節回しが印象に残りました。アンコールはなんと蛍の光。合唱団の一部が客席に降りてきて、通路でペンライトを振りながら歌い出すと、隣の女性はハンカチで涙を拭っていました。
Every Single Note (神谷昌紀&佐々木真実子ギターデュオ)
- 2025年12月27日 立川アレアレア ステージ写真 会場全景
- 立川アレアレアのラーメンスクエアにあるイベント会場で友人たちのギターデュオEvery Single Note が素敵な演奏を披露しました。立川にはよく行くけどこのビルに入るのは初めて。南口のペデストリアンデッキからドーンと突き当たってそのまま入ったら、大きなパチンコ屋さんで、エスカレーターで上に上がったら、またまたパチンコ屋さんで下りのエスカレーターが見つからず、パチンコの殿堂に閉じ込められたかと焦った。やっと外に出て目的地は別館にあることがわかりました。立川駅前の一等地にある巨大なパチンコ屋さんが満席の大盛況だと言うことにも驚きました。
オペラ歌手紅白対抗歌合戦
- 2025年12月4日 サントリーホール プログラムの表紙 出演者 座席からの眺め 終演後の記念写真(公式Xから借用)
- 毎年恒例のオペラ紅白歌合戦を今年も聴きに行きました。一番安いP席はさすがに歌を聴くのに向かないだろうと思って、次に安い席を買ったんだけど、行ってみたらP席の隣で歌手の背中しか見えませんでした(涙)。その代わり、田中祐子さんの美しい指揮姿に見とれていました。歌手の皆さんはさすがに素晴らしく、後ろからでも声が響く響く。とくに小川栞奈(かんな)さんという若い歌手の歌ったルチアの「狂乱の場」は素晴らしく、私はこの一曲で紅組に投票しました。去年は白組の圧勝でしたが、今年はそれに輪を掛けて紅組がダブルスコアで勝ちました。
SOLO-DUO
- 2025年11月20日 吉祥寺Strings メンバーの3人(終演後) 演奏中の写真
- 吉祥寺のストリングスでギラ・ジルカ&矢幅歩(vo)+竹中俊二(g)による素晴らしいジャズ演奏を堪能しました。歌も上手いしギターも凄い。いやあ、楽しかった。
井上ゆかりバースデーソロコンサート
- 2025年10月25日 音楽の友ホール チラシ ホールの写真 演奏された2台のピアノ ゆかりさんと一緒に
- 高校の後輩で、素晴らしいジャズピアニストである井上ゆかりのソロコンサートを聴いてきました。前半は映画音楽特集、後半は聴衆のリクエストに応えて16曲メドレーで演奏したあと、彼女が小学生の時に作った曲(これがびっくりするほど本格的なクラシックの変奏曲)など。ステージに97鍵のベーゼンドルファーと88鍵のヤマハを並べてあっち弾いたりこっち弾いたり。楽しかった。
セミョン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 ピアノ:チョ・ソンジン
- 2025年10月21日 文京シビックホール大ホール チラシ(表) チラシ(裏)
- 5月にプラハに行ったときチェコフィルのコンサートに行きたかったのですが日程が合わずに断念。埋め合わせに(笑)向こうから来てくれたので聴きに行きました。曲目は「ヴルタヴァ(モルダウ)」、ラベルのピアノ協奏曲ト長調、そしてチャイコフスキーの交響曲第5番。アンコールはチョ・ソンジンがショパンのワルツ嬰ハ短調Op.64-2, チェコフィルは「カヴァレリア・ルスティカーナ」の 間奏曲とスラヴ舞曲第1番でした。チョ・ソンジンが弾くラベルの協奏曲もチャイ5も素晴らしかったけど、モルダウはなぜか期待外れでした。団員達は毎回弾かされて飽きているのかも。
こがねいガラコンサート2025
- 2025年5月23日 小金井宮地楽器ホール チラシ プログラム オーケストラメンバー
- 毎年秋恒例のモギギ(小金井在住の指揮者/元?オーボエ奏者)のこがねいガラ・コンサートに行きました。ウェーバーの交響曲って初めて聴いた。演奏する方も初めてだと思います。楽章の途中で時々リタルランド→全休止がある面白曲。ベートーヴェンの5番より前に作られたというのもビックリなすごくロマン派的音楽でした。ラプソディー・イン・ブルーを弾いた石井琢磨って人、知らなかったんだけど、チャンネル登録者数32万人を超える人気YouTuberだったのね。おそらくそのせいで満席でした。最前列の女性達がスタンディングオベーションをしてた。
N響 Storia IV
- 2025年8月16日 サントリーホール チラシ 終演後のステージ1 終演後のステージ2
- 服部百音とN響によるStoria IVを聴いてきました。プロコフィエフの協奏曲1番、ストラヴィンスキーの協奏曲ニ長調、そしてブラームスの協奏曲ニ長調という信じられないようなプログラムです。腕の故障や、体重が28キロまで減ったという重病を乗り越えた、あの華奢な体型の服部百音が挑むにはあまりにもハードな選曲ではないかと心配でしたが、最後まで集中力が途切れないエネルギッシュな演奏で、1曲毎に盛大な拍手と(オジサン達の)のブラボーが巻き起こりました。プロコフィエフとストラヴィンスキーを弾き終えた後の休憩時間に、信じられないことに服部百音さんと広上淳一さんがマイクを持って現れ、曲や演奏についての対談が行われました。どれだけ体力のある子なんだ!
篠崎史紀と37人の武者たち マロオケ古典派浪漫
- 2025年8月16日 サントリーホール チラシ カーテンコール
- 7時開演だと思い込んでいたので、6時半過ぎに会場に入ったら「もうすぐ1曲目が終わるので,その後で席にお着きください」と言われ愕然。なんと6時開演だったのだ。金曜なのに。。。そうか世の中お盆休みなのか。痛恨の思い込みエラー。
しかし、1曲毎に休憩があり、休憩後にマロさんがマイクを持ってステージに現れて、楽団員を一人ずつ(若い方から二人、ベテランから二人)呼び出して対談したりしたので、アンコール(交響曲第1番第4楽章)が終わったのは9時15分頃でした。
第5番を聴き損なったのは残念だったけど十分チケット代の元はとったと自分をなぐさめています。
大野智子トリオ
- 2025年8月10日 吉祥寺Sometime ステージ1 ステージ2
- ニュージャージー在住のピアノスト大野智子さんによる夏恒例のお盆休み帰省ライブを聴きました。楽しかった。
トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア第91回定期演奏会
- 2025年7月27日 三鷹市芸術文化センター風のホール チラシ プログラム 弾き振りをする席配置のステージ
- トウキョウ・ミタカ・フィルの定演。いつも沼尻さんの弾き振りを楽しみにしてる。今日は、珍しく後半のプログラムがオペラコンサートだった。ロザリンデ役はたまたま1週間前にびわこホールでメリーウィドウのハンナを演じた船越亜弥さんでした。一曲ずつ沼尻さんがユーモラスに解説してくれて、歌手たちは演技しながら歌ってくれて、すごく楽しかったです。
レハール作曲「メリー・ウィドウ」
- 2025年7月21日 びわ湖ホール中ホール チラシ カーテンコール 主な出演歌手 ホールの1階から琵琶湖の眺め
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2020 年の無観客「神々の黄昏」ライブ配信に感激して以来、行って見たいと思い続けていたびわ湖ホールで「メリーウィドウ」を見ました。中ホールでチケットはわずか6050円。なのに阪哲朗指揮のセンチュリー交響楽団も歌手陣もレベル高い!交通費のもとがとれました。
鉄道×音楽 "Take the KEIO train"
- 2025年6月28日 調布グリーンホール チラシ 開演前のステージ プログラム
- 調布国際音楽祭の公演の一つ、「鉄道×音楽 Take the “KEIO” train」というコンサートに行って来ました。音楽祭のプロデューサーである鈴木優人さんが企画した、鉄道ファンによる鉄道ファンのための音楽会でした。さながらNHK-FMで放送している「Xクラシック(かけるクラシック)」の公開収録のような雰囲気で、上野耕平と市川紗椰と、こんなに鉄道マニアだとは知らなかった鈴木優人の3人によるマニアックな鉄道談義の途中に時々音楽が演奏される、という趣でした。とくに面白かったのは、「歴代東海道新幹線チャイム演奏」で、廣津留すみれさんと鈴木優人さんが、鉄道唱歌や「いい日旅立ち」や「Ambitious Japan」「会いに行こう」を演奏してくれました。黛敏郎に委嘱して作られたチャイム音は、苦情が殺到して1〜2年で使用が中止されたとか。(後で調べたら4年ほど使われたようです)。鈴木さんがピアノでその音楽を解説してくれましたが、高音部は半音進行、低音の和声は増三和音で、不安な気持ちをかき立てるのだそうです。YouTubeで「黛チャイム」と検索して聞いてみてください。プログラムの最後は狭間美帆がTake the A Trainをベースに京王線の発車メロディーや駅の接写接近警報、車内アナウンスまでとりこんで編曲したTake the “KEIO” trainでした。面白かったです。
北浪良佳・maiko・伊東志宏 Live in Greco
- 2025年6月21日 大塚グレコ チラシ
- 北浪良佳さんが神戸からやってきたので聴きに行きました。去年のライブで伊藤志宏のファンになった友人と。今回はヴァイオリンのmaikoさんとも共演。いつもよりスタンダードナンバー多めのセットリストでした。大阪のおばちゃんぽい喋りに大笑いしながら素晴らしい歌声を楽しみました。
プラハ市庁舎スメタナホールでのコンサート
- 2025年5月23日 スメタナホール プログラム 開演前の客席(1) 開演前の客席(2)
- プラハ滞在中、オペラもチェコフィルのコンサートも日程が合わず、スメタナホールでプラハフィルメンバーによる室内楽演奏会に行きました。マルチェッロのオーボエ協奏曲、モーツァルトのディヴェルティメントK.251、ペールギュント組曲など、お決まりの「モルダウ」が含まれていたものの、全体に観光客向けのプログラムではないと思ったのですが、、、4分の1くらいしか入っていない客席はやはり観光客ばかりのようで、演奏中に席を立って写真を撮ったり、ビデオを回したり、楽章毎に盛大に拍手したりして、私はイライラしてしまいました。
ラ・フォル・ジュルネ2025 3日目(私には2日目)
- 2025年5月5日 東京国際フォーラム Ottavaサテライトスタジオ サテライトスタジオでの宮川晴菜さん ホールCの自席からステージ 有料公演のプログラム
- 有料公演2つ。一つはG409でオリヴィエ・シャルリエ(vn)と阪田知樹(pf)によるラヴェルとガーシュウィン、二つ目はホールCで福間洸太朗のリサイタル。すがすがしく透明なモーツァルトのピアノソナタからは始まり、コルンゴルト、シェーンベルクを経て狂乱のラ・ヴァルス。ブラボーでした。ホールもこのくらい大きい方が音が柔らかくなっていいね。これまで小さい箱で間近で聴くのがいいと思ってたけど目から(耳から?)ウロコが落ちた。2つのコンサートの間にOttava 公開収録で宮川春菜さんによるパガニーニのカプリスNo.24を聴きました。出遅れて席が取れず後ろから立ち見。響かない空間+周囲の雑音多めだったのが残念だったけど、演奏もルックスも素晴らしかった。
ラ・フォル・ジュルネ2025 2日目(私には初日)
- 2025年5月4日 東京国際フォーラム 新丸ビルでの無料コンサート ホールEでの無料コンサート Ottavaサテライトスタジオ 江口玲ピアノリサイタルの自席(最前列)からステージを見る 有料コンサートのプログラム
- 有料公演のチケットは一つしか当たらなかったので無料のコンサートをはしご。新丸ビルの後はホールEでマリンバの演奏。20分で現代曲2つ。面白かった。夕食のカレーを食べながら同じステージから音が流れてきたポール・ブルークインテット(チェロ五重奏+電子音)もすごく面白かった。そして、もちろんOttavaサテライトにも。宮本貴奈さんのジャズピアノと、伊藤晴(sop)・村上公太(ten)・城谷正博(pf)によるオペラアリアと二重唱を楽しみました。夜7時45分からようやく有料コンサートへ。江口玲さんによるガーシュウィン。ポーギーとベス抜粋&ラプソディー・イン・ブルー。どちらも江口玲編曲の難易度の超高そうなピース。最前列で聴いてド迫力でした。
FAZIOLI ピアノリサイタル
- 2025年4月26日 武蔵野スウイングホール チラシ ステージ上のピアノ ピアノの説明
- お隣武蔵野市のスイングホールでファツィオリのお披露目コンサートがあったので聞いてきました。素晴らしい音だった。奥井紫麻さんの演奏もよかったし。180席の小さなホールだってのもいいね。贅沢。
萱原恵衣 (vo), 井上ゆかり (pf), 小牧良平 (bass)
- 2025年3月10日 代々木ナル 自席からステージ 終演後の出演者
- 井上ゆかりさんのピアノはいつものようにリリカルで美しく,ウッドベースの小牧良平さんは心地よい音で技巧も確か,萱原恵衣さんはジャズだけでなく,ロバータ・フラック,オリビア・ニュートンジョン,ジョニ・ミッチェルらの懐かしいポップソングも歌ってくれて楽しかったです。
二期会オペラ「カルメン」
- 2025年2月22日 東京文化会館 チラシ カーテンコール 舞台上からオーケストラピットと客席を見る
- インターネットラジオ局Ottavaの”スクーリング”企画で、開演前にオペラキュレータの井内美香さんによるレクチャーがあり、終演後には舞台見学とエスカミーリオ役の古橋郷平さんを囲んでの記念撮影などがありました。イリーナ・ブルックさんの新演出は物語の舞台をマッドマックスのような荒廃した近未来に設定してましたが、背景と衣装がマッドマックスのようなだけで、闘牛士も伍長も将校もいるし、タバコ工場もあるし、近未来を設定する意味がどこにあるのかよく分からんかった。
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