マルチスピーシーズ人類学研究会第30回研究会 2019.7.1.


第30回マルチスピーシーズ人類学研究会


人類学の「制作論的転回」は可能か?


日時 2019年7月1日(月)15:30~19:00
場所

立教大学池袋キャンパス
12号館 2階 ミーティングルームA,B
MAP

備考

問い合わせは、以下のメールアドレスまで。

*[]を@に変えてください。
katsumiokuno[]rikkyo.ac.jp

【趣旨】
「自己同一性をとことん揺るがせるような形で制作が行われ、またそこで制作されたものが最終形態ではなく、相手との関係で次々に別のものに変容していくという絶えざる動態」が、上妻世海が『制作へ』で示した制作論の本髄の一つである。抽象的・生態的なモデルにとどまっている「人類学の存在論的転回」を乗り越え、「制作論的転回」について、我々は真摯に討議したいと考えている。

本研究会では、いつの間にか形式化・硬直化してしまった大学の知に見切りを付け、日常の中にこそ知の発見の喜びがあると唱える山崎剛さん、ロンドン南東で現在人類学的なアート制作に取り組んでいる柿木真人さんから話題提供をしていただく。その後、語りあいの相互往還運動を重視する上妻世海さんをコメンテータに迎えて、人類学の制作論的転回のゆくえ、制作論の近未来を参加者の皆さんとともに考えてみたい。

【プログラム】
発表1  山崎剛 (南山大学人類学研究所 非常勤研究員)「日常空間にあふれる人類学の知を再発見する」
発表2  柿木真人(ロンドン芸術大学CRiSAP研究員、客員芸術家)「人類学的アート実践:ロンドン南東で制作中のプロジェクトを手がかりとして」
コメント 上妻世海「参加者全員とインタラクティブモードによりながらコメントすることから見えてくるもの」

満員御礼(募集は締め切りました)【募集20名】
参加無料。
インタアクティブなコメント・討議に全員参加していただきます。
*申し込み受付は、2019年4月26日(金)午前10時~
タイトルを「30マルチスピーシーズ」としていただき、①氏名、②所属、③ご関心事・関心領域、④メール連絡先を明記の上、下記までお申し込みください。先着順で、人数になり次第締め切ります。返信が届いた段階で、申し込み完了となります。
katsumiokuno@rikkyo.ac.jp