(新)第37回マルチスピーシーズ人類学研究会(オンライン研究会)


「COVID-19を分野横断的に考える」

 【1】 他者としてのウイルスをめぐるマルチスピーシーズ人類学


日時 2020年4月2日(木)9:30~11:30
形式 オンライン研究会(Zoomによる)
申し込み 受付:2020年3月30日(月)正午~4月1日(水)正午
・定員:30名(人数になり次第締め切ります)
・以下のフォームに記入して送信してください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScna2xxurSyKItoJEjXaJUK_Bf6EZHrmY0D5Q7TAkDbfxbOHg/viewform
定員に達しましたので、締め切りました。3月30日午後5時半。
【趣旨】
 かつて大航海時代にヨーロッパの人々が海のかなたに出かけ、彼らにとって未知の土地と他者に遭遇した後、地球上の隅々にまで植民地体制が築かれました。そしてついにそれが崩壊すると、他者たちである人々の権利回復の運動が進められました。アフリカ系の人々(黒人)や先住民らによる権利回復はその後、男女、健常者・障がい者など、ざまざまな人間内部の格差に対する問題意識を生み、その是正につながりました。それだけでなく、やがて人間という種を超えて、人間と動物の格差の問題提起にまで広がってきています。1970年代以降に広がった動物をめぐる思想は、人間だけが世界を掌握するべき主体ではなく、世界は生きとし生けるあらゆるものによってつくられているという考えに通じています。
 学術界において、動物や植物だけでなく、細菌や、場合によってはウイルスなどの微生物もこの生けとし生けるものの範疇に入ると捉えようとするのが、「多種の人類学(マルチスピーシーズ人類学)」です。それらはすべて、他者であり、私たちの隣人です。マルチスピーシーズ人類学は、他者である多種を視野に入れて、人間だけが例外的な世界の住人だとする人間至上主義の見方とは異なる世界の可能性を考えようとします。本研究会の対談では、新型コロナウィルスを始め、人獣感染症と言った時の人間や動物や、さらには細菌やウィルスが、マルチスピーシーズ人類学の光源をあてて眺めた時にどのように見えるのかをめぐって、話し合ってみたいと思います。
 本オンライン研究会は、マルチスピーシーズ人類学研究会の「 COVID-19を分野横断的に考える 」シリーズの第一弾として企画されたものです。

【プログラム】

対談:奥野克巳(立教大学)×近藤祉秋(北海道大学)
司会進行:辻陽介(HAGAZINE 編集者)

 

@さいとう・たかを『ゴルゴ13』リイド社


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