マンガの越境力とその源泉
日時 | 2020年8月17日(月)16:00~18:00 |
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形式 | オンライン研究会(Zoomによる) |
申し込み | ◆定員30名 2020年8月15日(土)までに 「第48回マルチピーシーズ人類学研究会参加希望」という件名で 「氏名」「所属」「関心」を明記の上 シンジルト宛(shinjilt[at]kumamoto-u.ac.jp) メールを送信してください。 ※ (at) は @ に置き換えて下さい。 |
【趣旨】
マンガは、日本人が日本で日本人に向けて発信する文化である、とはもはや言えない。マンガは、文化や国家の境界を越えて世界に輸出され、大きなパワーを内在させている。
この流れをどのように捉えるべきか。日本文化の海外への伝播だと捉えることは、ひとまずは可能であろう。そこで問題になるのは、海外各地における日本マンガの受容が、いかなる状況にあるのかという点である。
他方、海外をも含め多くの人々が、マンガの自体に魅力を感じているからこそ、その虜になっているのであり、そのことをいかに捉えればいいのか。マンガを満喫することは、マンガからパワーをもらうことに等しい。多様な社会がマンガを有するというより、マンガが多様な社会を有するのではないか。問題は、こうしたパワーの源泉はいったいどこにあるかということである。
本研究会では、マンガが文化や国家の境界を越えていく越境力とその源泉について、マンガ研究者・人類学者で対談を行ない、マンガ家兼人類学者にコメントをもらいながら、理論と実践の両面から考えてみたい。
【プログラム】
対談:伊藤遊(京都精華大学)×シンジルト(熊本大学)
コメント:都留泰作(京都精華大学)
司会進行:MOSA(マンガ家)