Look8 グスタフ・クリムト/接吻
Designer 池上恵
「男」と「女」。
それは組み合わさることで、よりそれぞれの魅力が増し、新たな魅力を生む。
そして互いに求め合う。
今回はトップスを「女」、パンツを「男」とみなした。
トップスは女性らしさを出すために、全体的に丸みをもたせた。
フロント部分のボタンはクリムトと関係者をもった数多くの女性を表している。
色や大きさを一つ一つ変えたのは、誰一人として同じ性質の女性はいないからである。
バックの長くたれ下がったリボンは女性ならではの執念深さや嫉妬心の象徴である。また、バックを大胆にあけたのはクリムトが女性を描く際に意識していたエロスを表現したかったからだ。
パンツは男性らしくがっしりと見えるように太めのワイドパンツにし、且つ長方形が並んでいるようなストライプ柄にした。