日本文化人類学会編『文化人類学事典』(丸善)が刊行されました |
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◆日本文化人類学会編『文化人類学事典』(丸善)が2009年1月刊行されました。
300余りの研究領域を厳選、それぞれの領域を複数ページで解説、紹介しており、
文化人類学の多様な知の先端をわかりやすく伝えることを意図しています。 ◆当方は、「サイバースペース」、「ヴァーチュアル・エスノグラフィー」の2項目を執筆。 定価21000円(^^;;)なので、お近くの図書館に是非購入希望していただければ幸いです。 |
『ウィキペディア革命―― そこで何が起きているのか? ―― 』に解説文を寄せています |
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◆2007年、フランスで出版され大きな反響を呼んだ"La Revolution Wikipedia : Les encyclopedies
vont-elles mourir ?" (Pierre Gourdain 他著)。 この論争書の邦訳が2008年7月出版されました。
(ピエール・アスリーヌ他著、佐々木勉訳『ウィキペディア革命―― そこで何が起きているのか? ―― 』(岩波書店))。
当方はその解説文を担当しており、Web2.0における「集合知」の可能性と問題点を議論しております。
ネット上の情報源としてWikipediaは、便利ですが、教育現場において安易な利用も広汎に行われています。
本書を機に、改めて現代社会における「社会知」「集合知」のあり方を考え、Wikipedia的なものといかに付き合うか。議論が深まることを期待しております。
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NTT出版刊・ 『クリエイティブ・シティ:新コンテンツ産業の創出』(原田泉編著、C&C振興財団監修) (2007年2月刊行)に寄稿しております。 |
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『クリエイティブ・シティ:新コンテンツ産業の創出』(NTT出版、原田泉編著、C&C振興財団監修)が、2007年2月に刊行されました。 小職は、「第4章・ボローニャ〜市民社会としての情報ネットワーク社会という視点〜」「第5章・バルセロナ〜ネットワーク創造社会へ〜」を寄稿しております。 |
フィンランドで出版されたフィンランド・日本現代社会を扱った論集に、拙稿 ("Cyberspace as Socio-psychological Space: Cross-Cultural Comparison between the Finnish, Japan and Korea") が収められました |
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◆ Katja Valaskivi ed. "Vaurauden Lapset: Nakokulmia japanilaiseen ja
suomalaiseen nykykulttuuriin." (Children of Affluence. Approaches to
Japanese and Finnish Contemporary Culture) (VASTAPAINO, 2006)
に、斎藤嘉孝氏と共著の論考 ("Cyberspace as Socio-psychological Space: Cross-Cultural
Comparison between the Finnish, Japan and Korea")
が収められました。 これはもともと、私が、2005年11月に行われたソウル大学での国際シンポジウム(International conference on "The Use of Information Technology in the Research and Education in Social Sciences," the Institute for Cross-Cultural Studies, Seoul National University Paper)で発表した論考(その時のタイトルは、 "Praxis of cultural anthropology of and in information societies") を元に、すでに公刊された斎藤氏との共著論文(日本語)の要素を加え、現代情報社会論として再編集したものです。 英語で書いたものがフィンランド語に翻訳されて掲載されています。 |
有斐閣刊・有斐閣アルマAdvanced『現代人類学のプラクシス・科学技術時代をみる視座』(山下晋司・福島真人編) (2005年11月刊行)に「情報社会のエスノグラフィー」という論稿を寄稿しております。 |
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◆ 有斐閣アルマAdvanced『現代人類学のプラクシス・科学技術時代をみる視座』(山下晋司・福島真人編)が2005年11月に刊行されました。
小職は、「第4章『情報社会』のエスノグラフィー」を寄稿しております。 |
『ネットワーク・リアリティ〜ポスト高度消費社会を読み解く〜』(岩波書店)が、2004年3月25日に刊行されました | |
◆ 岩波書店から、2004年3月25日に、『ネットワーク・リアリティ〜ポスト高度消費社会を読み解く〜』を上梓させていただきました。先駆的・先端的IT社会であるアメリカ、韓国、北欧、さらに、急速にIT化を遂げつつある中国(北京)、それぞれの社会におけるネットワーク・リアリティ(情報化の社会経済的、社会心理的実相)を、多様な調査研究にもとづいて浮き彫りにし、産業社会としての情報社会とは何か?それはわたしたちに何をもたらすのか?日本社会の課題と今後のシナリオを提示しようと試みております。昨年の11月くらいから、年末年始と缶詰になって書き下ろしました。是非よろしくお願いいたします。 ◆ Hotwired Japan 編集長江坂健氏(「三丁目通信」)「木村忠正著『ネットワーク・リアリティ』を読む。豊富な調査データを基に、中国、韓国、アメリカと日本のネット利用の実態を浮かび上がらせている。特に、韓国との比較はめちゃ面白い。」
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『デジタル・デバイド〜構造と課題〜』(C&C振興財団編著、NTT出版)が、2002年8月2日刊行されました | |
◆ 2002年8月2日に(NTT出版より、『デジタル・デバイド〜構造と課題〜』(C&C振興財団編著)が刊行されました。わたくしは、「『デジタルデバイド』の比較社会文化論」(結構気合が入った大部な論考です)を寄稿しております。本書は2001年度C&C財団助成によるISE(国際社会経済研究所)との協働研究の成果から生まれたものです。(ちょっと高いんですが(冷汗))是非、お手にとってご高覧いただければと存じます。また、木村の主要著書・論文の概要はこちらのページで紹介させていただいてます。 |
拙著『デジタルデバイドとは何か〜コンセンサスコミュニティをめざして〜』が、電気通信普及財団・第17回テレコム社会科学賞・入賞の栄誉をいただきました | |
◆ 2001年1月25日に岩波書店より『デジタルデバイドとは何か〜コンセンサスコミュニティをめざして〜』が刊行されました。 (2000年12月半ばには胃を痛めて、内視鏡検査まで受けながら執筆した、苦労の結晶ではあります) ◆ 電気通信普及財団・第17回テレコム社会科学賞・入賞に選定していただき、2002年3月25日、授賞式が執り行われました。拙著に対してこのような評価をいただき望外の喜びです ◆ 拙著はまた、2001年10月17日・18日に開催された日本社会情報学会全国大会において、優秀文献賞を授与されております。このような評価をいただいたことを励みとして、これからも一層調査研究活動に精進する所存です ◆ また、以下のような、オンラインメディア、印刷メディアで拙著がとりあげられております。詳しくは、各種書評や紹介記事などのページ、 各種媒体への寄稿やインタビュー記事のページをご覧いただければ幸いです。
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