活動報告



2015年7月5日(日)
2015年度 夏研修

2015年8月11日(火)、立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にて夏研修を行いました。

朝10時30分に集合し、﨑山先生よりイギリスのオルガン史と音楽について、CDを聴きながら講義していただきました。 リード管やペダル鍵盤のなかったオルガンが、どのようにして現在わたしたちが弾いているようなオルガンになったのか、その過程を知ることができ、とても勉強になりました。

その後、休憩を1時間はさみ、午後のプログラムへ。 宮﨑先生より礼拝の仕組み、礼拝の所作や道具について講義をしていただきました。 聖餐式において聖壇で行われている動きを意識しながら奏楽をすることが、奏楽者としての重要な役割であると聞き、改めて考えさせられました。 続いて行われた勉強会では、1年生から順に、それぞれが演奏する曲の背景を全員の前でプレゼンテーションし、この日に向けた練習の成果を発表しました。 30分間の休憩ではおやつのスイカを食べ、次のプログラムへの準備は万端になりました。

シュタール先生には英語の礼拝用語について講義していただきました。 よく耳にする用語から初めて耳にする用語まで丁寧に、また写真を見ながら楽しく説明していただき、笑いの溢れる講義となりました。

そして再び勉強会。 バロック時代のC. J. Stanleyからロマン派のH. N. Howellsへと時代の流れに沿って、上級生の真剣な発表が行われました。


(写真: 勉強会の様子)

夏研修終了後はマグノリアルームにて打ち上げを行い、とあるシェフの御好意により、ラザニアと3種類のパスタをご馳走になりました。おいしいお食事と楽しいお話で大満足の打ち上げとなりました。

今回の夏研修は、2016年春に行われる英国研修に向けての準備として行われました。 先生方の講義を聞き、それぞれが練習した曲を演奏し、お互いの演奏を間近で聴き合い、英国の聖歌やオルガン曲について知ることができ、英国研修に向けての第一歩になりました。 とは言え、この研修で学んだことは、今後の奏楽奉仕にも活かしていきたいです。

この日に向けてわたしたちのために準備をしてくださった先生方をはじめとして、チャペル事務室の方々の支えのもと、充実した夏研修を行うことができました。 ありがとうございました。



2015年7月5日(日)
入会式

7月5日に新座キャンパスの立教学院聖パウロ礼拝堂にて、入会式が行われました。

今年は新入生9名(池袋6名、新座3名)と2年生1名を迎え、オーガニスト・ギルドが始動致しました。

これから一緒に奏楽奉仕をする仲間として、新入会員の入会を上級生一同歓迎します!当日は14時30分より入会式の礼拝を行い、その後 、第二ホールに移動して軽食会を開催しました。手作りのカルパッチョにスープ、宅配ピザを皆で頂き、和やかなひと時を過ごしました。

毎年恒例の入会祝いのプレゼント贈呈では、新入生の嬉々とした表情を見ることが出来ました。



2015年6月15日(月)
春学期オーディション

6月15日(月)、立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にて、オーガニスト・ギルドの2015年度春学期オーディションが行われました。

18:30開始という遅い時間にも関わらず、チャペル団体の仲間や事務室の方が大勢、駆けつけてくださいました。ありがとうございました。

受験者は皆さんの歌声に支えられ、それぞれ課題曲の聖歌やチャント、自由曲を弾きました。 結果、Bオーディションに4名、Cオーディションに5名が、合格しました。 オーディションの後、チャプレンの先生方から、礼拝奉仕における姿勢についてお話をいただきました。 また、﨑山先生は、「今わたしたちは、卒業生の紡いできた歴史と、現在支えてくださる周りの方々がいるからこそ ギルド生として奏楽をすることができる」、と話されました。 これからもギルド生一同、皆様の祈りに寄り添う奏楽ができるよう、日々精進して参りますのでよろしくお願いします。


2015年5月22日(金)
ランチタイムコンサート・チャペルアワー特別編

5月7日(木)に立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にてランチタイムコンサートを、5月14日(木)に立教学院パウロ礼拝堂(新座チャペル)にて、昼のチャペルアワー特別編を開催しました。

池袋のランチタイムコンサートでは、約100人の方にご来場いただき、オルガンの音に包まれながら、穏やかな昼下がりをともに過ごしました。 出演者からは、「たくさんの方々にご来場いただき、良い緊張感の中演奏できた」「礼拝奏楽とはまた違った雰囲気での演奏で、自分の課題が新たに見えてきた」などの感想がありました。

池袋・出演者集合写真

新座のチャペルアワー特別編では、30名ほどの方にお越しいただき、アットホームな雰囲気の中、無事コンサートを終えることが出来ました。

新座での主演者からは、「フィスクオルガンの良さが出ていました」「普段は池袋で奏楽をしているので、フィスクオルガンでの演奏はよい経験になりました」や、「緊張しましたが、良い経験になりました」といった声がありました。

新座・出演者集合写真

コンサートに出演した学生も、演奏を聴いていたギルド生も、今後のよりよい奏楽のために、自分自身を見つめなおす機会となり、意気込み新にしていました。



2015年5月21日(木)
新入生歓迎会

5/10(日)、立教大学池袋キャンパスで新入生歓迎会を行いました。 新入生は上級生とともに10時からの主日礼拝に参加し、午後は、オーディション受験者向けの﨑山先生による説明会に参加しました。15時からはチャペルでオルガン体験会を行い、新たに作成したオーガニスト・ギルドの「オルガン奏楽マニュアル」を片手に、ポジティブオルガンとティッケルオルガンに触れました。そして、お待ちかねの軽食会では、上級生の用意した豚汁とおにぎりをいただきながら、互いの親睦を深めました。


説明会の写真
軽食会の写真
2015年4月19日(日)
ランチタイムコンサート・チャペルアワー特別編のお知らせ

いつもオーガニスト・ギルドのホームページをご覧くださり、ありがとうございます。そして、去る3月22日の卒業コンサートにはたくさんの方々にお越しいただき、一同深く感謝申し上げます。

さて、本年度も池袋チャペルにおいてランチタイムコンサートを、新座チャペルにおいてチャペルアワー特別編を開催いたしますので、お知らせいたします。


【池袋ランチタイムコンサート】
日時:5月7日 12:15 開場 12:30 開演 13:00終演
場所:立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)
<演奏曲目>
・見つめます 心から(F.D.アッシュダウン作曲)
・『いと気高き』による前奏曲(P.ウィットロック作曲)
・『ロンドンデリーの歌』による前奏曲(N.ロースソーン作曲)他

【新座昼のチャペルアワー特別編】
日時:5月14日 12:15 開場 12:30 開演 13:00終演
場所:立教学院聖パウロ礼拝堂(新座チャペル)
<演奏曲目>
・『アメージング・グレイス』による5つの小曲(R.Hハーン作曲)
・メヌエット-『ゴシック風組曲』より(L.ボエルマン作曲)他

それぞれのオルガンにちなんだ楽曲を演奏します。若葉の芽ぐむ5月の昼下がり、チャペルでオルガンの調べをお楽しみください。



2015年4月8日(水)
2014年度 卒業コンサート

3月22日(日)15:30より、立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にて、卒業コンサートが行われました。2014年度は4年生7名が立教での最後の演奏をいたしました。

卒業生は、自ら選び長い時間をかけて練習を重ねた曲を、各々のオーガニスト・ギルドでの充実した日々の集大成として、堂々と披露しました。

4年生から届いた「来てくださった方々への感謝の言葉」と「オーガニスト・ギルド生へのメッセージ」の全文を、掲載いたします。



「来てくださった皆さんへの感謝の言葉」

2014年度卒業生より、ご報告させていただきます。

2015年3月22日(日)15:30より、池袋チャペル(立教学院諸聖徒礼拝堂)にて卒業コンサートを開催しました。本年度は、学部を卒業する7名全員が、最後のコンサートで演奏しました。

当日は200名を越える大勢の方々にご来場頂きました。長いコンサートの最後まで、皆様に温かく見守られながら演奏を行うことができましたことを、心より感謝しております。

私たちは、オーガニスト・ギルドの活動を通して、多くの学びを得ることができました。最初は、礼拝の奏楽を担当することで精一杯だったのですが、知らず知らずの間に、人の心に寄り添える奏楽を目指すようになりました。

この卒業コンサートを通して、私達の成長や奏楽に対する想いを、皆様に少しでもお届けすることが出来ましたら幸いです。この日を迎えられたのは、これまで指導して下さった﨑山先生をはじめ、チャプレンの先生方、職員の方々、またチャペルに関わる全ての人々の支えがあってのことと、感謝しております。

今後とも、立教大学オーガニスト・ギルドのご支援を、よろしくお願い申し上げます。



「オーガニスト・ギルド生の皆さんへ」

2014年度卒業生からのメッセージとして、受けとって頂ければ嬉しいです。

卒業コンサートでは、会場準備や案内など、お手伝いをしてくださり、本当にありがとうございました。皆さんの協力があったからこそ、無事にコンサートと打ち上げを終えることができました。

私たちの活動は、ひとりでは行うことができません。事務室の方々、チャプレンの方々、チャペル会衆の方々、チャペル団体の仲間の支えがあって初めて、オルガンで礼拝奉仕をすることができるのです。そのことを常に覚え、感謝し、ギルド生として活動してほしいです。

また、礼拝奉仕をする中でいろいろな悩みが生じ、辛くなることも多々あると思います。そのときはギルドの仲間はもちろん、顧問チャプレンや指導してくださる﨑山先生に相談してみてください。必ず力になってくださると思います。そして、ひとりで悩む仲間がいないように、ギルド生のみんなで問題を共有し、絆を深めていってください。その姿勢がオルガンの音に現れ、「礼拝に参列する方々に寄り添う奏楽」にきっと繋がるはずです。

奏楽はひとりで担いますが私たちは孤独ではありません。そのことを忘れずに、直向きにオルガンと関わっていってください。皆さんの今後の活躍を期待しています。

2014年度立教大学オーガニスト・ギルド卒業生一同より


<当日のプログラム>
Praeludium in Es-Dur BWV 552 (Johann Sebastian Bach )
Old 124th “Turn Back, O Man” (Jean E. Middleswarth )
Five Short Settings of Amazing Grace (Raymond H. Haan )
聖歌 32番「この日も暮れゆきて」
Mein Jesu, der du mich - “Elf Choralvorspiele Op. 122” (Johannes Brahms)
Choral Ⅰ - “Trois Chorals pour Grand Orgue” (Cesar Franck)
Choral Ⅲ - “Trois Chorals pour Grand Orgue” (Cesar Franck )
聖歌 533番「主を愛そう こころこめて」
Organ Sonata Op. 65, No. 1 (Felix Mendelssohn Bartholdy)
Sonata for Organ in G major Op. 28‐1,4 (Edward Elgar)

コンサート終了後の集合写真

2015年3月28日(土)
春合宿

 2015227()から33()にかけて、2014年度の春合宿が行われ、3名の先生方(宮﨑チャプレン、シュタールチャプレン、﨑山先生)と共に22人のギルド生が参加しました。今回の訪問先は、日本聖公会京都教区聖アグネス教会と神戸教区神戸聖ミカエル大聖堂です。

227()

 お昼すぎに京都に到着。パレスサイドホテルに荷物を置き、開会礼拝を行った後は、早速パイプオルガンの説明、そして勉強会です。

              

写真1:聖アグネス教会、外観。京都御所の目の前にあります。

                

写真2:聖アグネス教会、会堂。

 聖アグネス教会の会堂の前方右側に設置されているオルガンは、旧西ドイツのボッシュ社製(Werner Bosch Orgelbau GmbH)です。2段鍵盤、ペダル付で、13ストップ、約1000本のパイプを備えています。鍵盤はMechanical action(トラッカーアクション)で、オルガンの内部は、鍵盤からパイプの下の風箱まで無数の籤(ひご)で繋がっています。これにより、指先の微妙な弾き方で、音楽を作ることができます。

 また、非常に柔らかく、優しい音色のストップが多いパイプオルガンでした。特に、一段鍵盤(Hauptwerk)English-Hornというリード管の音色が印象的でした。


                

写真3:ボッシュオルガン。演奏台のすぐ上にあるパイプが第二鍵盤(スウェル)のパイプです。

                

写真4:ボッシュオルガン、演奏台。左側から順にペダル、第一鍵盤、第二鍵盤のストップ。

 第一日目の勉強会では、「立教のチャント」について理解を深めました。立教の主日礼拝で使われているチャントのもとの音楽について、あるいはそれぞれのチャントの歌詞に込められている意味などを、学院オルガニストの崎山裕子先生やチャプレンの先生方が丁寧に説明して下さいました。同じチャントを複数の人で弾きあい、テンポやブレスについて感想を述べ合うことは、合宿でしかできないことの一つです。


228()

 この日は朝から夕方にかけて4回の勉強会が行われました。

 勉強会の中では、崎山先生が立教大学教会音楽研究所のニューズレターに書かれた記事や、30年ほど前のギルド生が作成したオルガン奏法マニュアルを資料に、聖歌をどう弾くべきかについて深く考えました。プロのオルガニストでも、奏楽曲だけではなく、聖歌の練習にこそ時間をかけているということを知り、自分たちの練習方法を見直すきっかけになりました。

 また、今回の春合宿では、パイプオルガンを弾くことだけでなく、同行したチャプレンの先生方による、「教会暦について」「聖餐式の構造について」「奏楽者について」というテーマの講義が行われました。先生方はこのために資料を用意して下さり、また、私たちの質問にもひとつひとつ丁寧に答えて下さいました。教会暦の季節や祝日について、キリスト教における時間の捉え方、聖餐式でのそれぞれの所作に込められている意味などについて学びました。

 夕方、夕の礼拝に参加させていただいて、普段教会にいらしている方々と共に祈りのひと時を持ちました。町の教会の雰囲気は、立教の礼拝に慣れているギルド生には非常に新鮮でした。


31()

 翌日は日曜日でしたので、教会の主日礼拝に参加させて頂きました。聖アグネス教会では崎山先生が奏楽でした。普段出ている礼拝とは違った式文、参加している人、聖歌の歌い方、空気感などを、身を持って感じることができました。礼拝後の愛餐会でも、教会の方々は私たちを非常に温かく迎えて下さいました。

 何人かの学生はチャプレンの宮崎先生、シュタール先生とともにそれぞれ聖光教会、京都復活教会の主日礼拝に参加させて頂きました。どの教会でも温かく迎えて下さり、感謝です。


                   

写真5:聖光教会にて。

 午後は、春合宿に向けて各自が練習してきた奏楽曲を弾く勉強会が行われました。お互いの演奏を聴きあい、アシスタントも経験して、中身の濃い勉強会となりました。


32()
この日は京都を離れ、神戸教区神戸聖ミカエル大聖堂に伺いました。


             

写真6:聖ミカエル大聖堂、礼拝堂。

聖ミカエル大聖堂の招聘オルガニストの井原由紀さんがオルガンについて説明し、演奏して下さいました。

 聖ミカエル大聖堂には、イギリスのマンダー社製(Mander organs)のオルガンが礼拝堂の後部左側に設置されています。二段鍵盤、足鍵盤付きで、18ストップ、1022本のパイプを持つオルガンです。立教の池袋チャペルに設置されているティッケルオルガンと同じく、イギリス製のオルガンでしたが、しっかりとした、きらびやかな音色が印象的でした。

 勉強会では各自マンダーオルガンにふさわしい音色を選んだり、音変えのタイミングを考えたりするなど、初めて触るオルガンでこその経験をし、学びました。その後、修了演奏会パート1が行われ、演奏しました。
                


写真7:マンダーオルガン。

                 

写真8:聖ミカエル大聖堂での修了演奏会。

 修了演奏会の後は、私たちのために企画してくださったチャントを伴っての「夕の礼拝」に参加させて頂きました。中村豊主教がマンダーオルガンが大聖堂に設置された経緯や、音楽の役割について説教をして下さり、いろいろと考えさせられました。


           

写真9,10:「夕の礼拝」の様子
 夜は京都に戻り、イタリアンレストランにて打ち上げを行いました。前日にお世話になった聖アグネス教会の宮嶋眞司祭も来て下さり、非常に楽しい時間を過ごしました。

33()

 春合宿最終日、聖アグネス教会にて修了演奏会パート2を行いました。神戸で弾かなかったギルド生数名が演奏しました。
 修了演奏会の後、今回の春合宿での感想や反省を、ひとりずつ発表しました。ギルド生ひとりひとりが合宿を通して様々なことを感じ、これからに繋げていこうとする姿勢をしっかり持っていることが分かりました。また、言葉にして他人に伝えることの大切さを共有しました。

 春合宿のしめくくりとして、最後に閉会礼拝が行われました。司式は宮崎光チャプレン、奏楽は崎山先生、メッセージは聖アグネス教会の鈴木恵一執事でした。閉会礼拝でのメッセージでは、ご自身の経験談を話して下さり、礼拝奏楽についてもう一度、考えさせられました。

               

写真11:聖アグネス教会にて、記念撮影。

 今回の春合宿では、チャントや奏楽曲など奏法だけでなく、礼拝奉仕をしていくにあたって知っておくべきことについて学ぶことができました。春合宿前にもっと個人練習をすればよかったという反省が、何人かから挙げられました。勉強会以外の時間でも、毎晩グループごとに食事に行ったり、ミーティングをする機会があったり、「池袋生と新座生の仲が深まった」「質のいいミーティングができた」といった声が聞かれました。礼拝奉仕やスタッフの仕事など、今後の活動に向けてモチベーションアップの貴重な機会になりました。

 今回の春合宿で大変お世話になりました、京都教区聖アグネス教会の宮嶋眞司祭、鈴木恵一先生をはじめ、会衆の皆様、神戸教区神戸聖ミカエル大聖堂の中村豊主教様と教会の皆様、京都復活教会、聖光教会の皆様に、この場を借りて、心より感謝いたします。今回得た学びを、今後の活動に活かしていきたいと思っています。本当に、ありがとうございました。

(文責:春合宿スタッフ)


<卒業コンサートのお知らせ>

いつも、オーガニスト・ギルドのホームページをご覧下さり、ありがとうございます。
そして、クリスマスコンサートにご来場下さいました皆様に心より御礼を申し上げます。
さて、この度はオーガニスト・ギルドより、卒業コンサートのお知らせをさせて頂きます。

本コンサートをもちまして、4年生は卒業となります。来る時のため、卒業生が学生生活の全てをかけて演奏致しますので是非とも足をお運びください!

日時:3月22日(日) 15:00 開場 15:30 開演
場所:立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)
出演:オーガニスト・ギルド 卒業生

<曲目>
・コラール第1番 ホ長調(セザール・フランク)
・オルガンソナタ ト長調(エドワード・エルガー)
・オルガンソナタ ヘ短調(フェリークス・メンデルスゾーン) 他4曲

お問い合わせ
メール:organ@sgrp.rikkyo.ac.jp
ホームページ:http://www2.rikkyo.ac.jp/sgrp/organ/

2015年1月16日(金)
スタッフ任命式

2015年1月6日(火)立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にて、オーガニスト・ギルド2015年度スタッフ任命式が行われました。
司式は宮?チャプレンとシュタールチャプレン、奏楽は崎山裕子先生でした。また、アコライト・ギルドもお手伝いをして下さいました。
前代表の高久さんによる新スタッフ推挙の後、宮崎光チャプレンによる奨励がありました。
その中で、「何よりも神様のために心をこめて奏楽することの大切さ」や「神に奉仕するようにギルドでの仕事にも心を尽くすことの大切さ」をお話しくださり、
新スタッフたちは、奉仕団体であるオーガニスト・ギルドの本質と責任を改めて自覚しました。
任命式の後は、チャペル会館第一会議室にて手作りの食事会が行われ、新スタッフとしての一歩を踏み出しました。


これを以って、3年生はスタッフを引退し、1・2年生の計22名が新スタッフとしてオーガニスト・ギルドの運営に携わることになります。
新スタッフ一同、精進を重ねて参りますので今後とも、オーガニスト・ギルドをよろしくお願い申し上げます。




<クリスマスコンサートのお知らせ>

いつも、立教大学オーガニスト・ギルドのホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
SPFでの物販、そしてチャペルコンサートにお越し下さいました全ての皆様に心より感謝を申し上げます。これからも皆様の心に残るような催しをお届けできるよう、ギルド生一同、日々、精一杯努めて参りますので今後とも、立教大学オーガニスト・ギルドをどうかよろしくお願い致します。

さて、こちらでは、12月14日に行われます、クリスマスコンサートについてお知らせ致します。

日時:12月14日(日)
開場:14時 開演:15時 終演:16時半
場所:立教学院聖パウロ礼拝堂(新座チャペル)

演奏曲目:
Christmas
(Gaston Marie Dethier 作曲)
Vom Himmel hoch/From Heaven Above (Walter L.Pelz 作曲)

ギルド生たちが一足早いクリスマスを皆様にお届け致します。是非、皆様の心と身体でオーガニスト・ギルドのお届けするクリスマスを、そして新座チャペルのクリスマスをお楽しみ下さい!!

2014年12月1日(月)

後期オーディション

11月17日(月)、立教学院聖パウロ礼拝堂(新座チャペル)にてオーガニスト・ギルドの後期オーディションが行われました。遅い時間ではありましたが、池袋や新座を問わず、様々なチャペル団体の仲間たちがこのために時間を捧げてくれました。受験者たちの緊張を解きほぐすこの人々の歌の力、そして自らがこの日のために磨きに磨いた音色が一体となり、チャペルに祈りの響きが広がりました。オーディションの結果、Aオーディション1名(歴代最速記録)、Bオーディション4名(歴代最速記録タイが2名)、Cオーディション3名の計9名が合格しました。オーディションの後、﨑山先生からお話があり、合格者やそれ以外のギルド生は人々の祈りのために奏楽を担うという自分たちの立場を改めて強く自覚しました。これからも、皆様の豊かな祈りの一時を演出するために日々、研鑽を積み重ねて参りますので今後ともオーガニスト・ギルドをよろしくお願い申し上げます。

<SPFのお知らせ>

いつも、立教大学オーガニスト・ギルドのホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
先日、10月19日(日)にホームカミングデーが行われ、本団体はトートバッグとクリアファイル、そしてポストカードの販売とチャペルコンサートの開催を致しました。お越し頂いた全ての方に心より感謝を申し上げます。
次回は11月1日(土)~11月3日(月)に行われる立教大学池袋キャンパスの学園祭であるSPFに参加致します。
2日と3日にはチャペルコンサートを開催致します。ギルド生たちがホームカミングデーとはまた一味違った音の世界へ皆様をお連れ致します。
引き続き、トートバッグ等の販売もチャペルの前で行っておりますのでホームカミングデーにいらっしゃることが出来なかった方もいらっしゃった方も是非お越しくださいませ。
ギルド生一同、皆様のご来場を心待ちにしております。

<ホームカミングデーのお知らせ>

いつも、立教大学オーガニスト・ギルドのホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。
10月19日(日)にホームカミングデーの催しと致しまして、
14時より立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にて昨年、新しく入ったばかりであるティッケルオルガンのコンサートを行います。
また、礼拝堂の前ではベッケラート・オルガンとティッケル
オルガンをデザインしたエコバッグを販売致します。
ギルド生が作り出すオルガンの音色の奥深い世界をお楽しみ頂いた後、その思い出にバッグはいかがでしょうか?
OBOGの皆様が母校で懐かしさと喜びに満ち溢れた一時を過ごされますことを心よりお祈り申し上げます。
礼拝堂の前で皆様が立教にお帰りになることをお待ちしております。是非、お越しください!!

2014年9月30日(火)

夏研修

87日(木)、東京都世田谷区にある日本基督教団 田園調布教会にて夏研修を行いました。
この教会は、閑静な住宅街の中に佇み周囲の空気に調和した、温かみのある空間でした。

             

 

当日は朝10時に始まり夕方5時頃まで、それぞれが演奏する曲の背景を全員の前でプレゼンし、この日のために練習を積み重ねた成果を発表しました。
初めての研修となった1年生からは
「非常に長い時間だったけれど、同時にとても充実した1日になった」
「初めて皆の前で演奏して『早く色んな曲を弾けるようになりたい』という気持ちが強くなった」という声が聞かれました。

                   

弾かせて頂いたパイプオルガンは2013年1月に奉献されたもので、ドイツのFischer+Kra?mer社によって制作されました。2段鍵盤ペダル付で、24ストップある楽器です。
1474本のパイプと3つのトランスミッションを備えたオルガンは、礼拝堂の広さに比べて非常に大きく、音色は会堂中に響き渡ります。

             


          

              

                  
その中でもプリンシパル系やフルート系などの音が充実しており、ドイツの重厚な響きを作ることが出来ます。
オルガンの中央には「Zimbelstern」という星のストップがあり、引っ張ると回り出して中の鈴が鳴り、曲に華やかな雰囲気を添えます。
演奏台の裏ではたくさんのコネクションのひごが、上へ下へと忙しそうに動いている様子も、特別に見せていただきました。

    
パイプオルガンの傍には、主任オルガニストの河野先生が書かれた「オルガンの歴史」という冊子や、古代ギリシャで発明された「水オルガン」を復元した装置が置かれていました。
ギルド生は興味津々で装置を動かして、オルガンの原点を自らの手で感じていました。私たちがオルガンの構造を理解する手助けにと、河野先生がご用意くださったのです。
 
2階にある小礼拝堂を見学し、ガルニエのポジティブオルガンの響きも楽しませて頂きました。

                   

 

最後に夕の祈りが行われ、立教大学の大学院でも学んでおられる田園調布教会の高津俊牧師からメッセージをいただきました。
高津牧師はルカによる福音書 第2114節に登場するレプトン銅貨の話を取り上げ、
「自分も貴重で少ない時間を学びに捧げているが、ギルド生も同じく、数少ない時間をオルガンの練習に捧げている。神はその努力を何よりも評価する」
と、日々の研鑽の大切さをお話しして下さいました。

 

高津牧師はじめオルガニストの皆様、今回の研修に協力して下さった田園調布教会の方々には大変お世話になり、ギルド一同、心より感謝申し上げます。
この研修で学んだことを今後の奏楽奉仕に活かしていきたいと存じます。冷たいお茶と食べきれないほどのおやつの差し入れ、本当にありがとうございました。

                  

2014年8月18日(月)

入会式

                 

7月5日(土)、立教学院諸聖徒礼拝堂にてオーガニスト・ギルドの2014年度入会式が行われました。
司式は宮﨑光チャプレン、奨励はマーク・シュタールチャプレン、奏楽は﨑山裕子先生でした。また、アコライト・ギルドからもご協力を頂きました。 今年度は新たに合計13名の入会生を迎え、オーガニスト・ギルドは37名の会員で活動していくこととなります。
入会式では、代表の高久さんによる新入会生推挙の後、シュタールチャプレンによるお話がありました。 新入会生は「ようやく、自分は『ギルド生になるのだ』という実感が湧いてきた」「普段、耳にする聖書のみ言葉や聖歌がいつもより深く身に沁み、ギルド生としての使命感を強く感じた」と話しており、自分たちが奏楽者として大きな「初めの一歩」を踏み出したということを心と体で感じていました。
入会式の後はチャペル会館で夕食会が行われ、某ギルド男子渾身の手作りピザやスープなどのイタリアンを美味しくいただきました。(翌日、ギルド男子は高熱で二日間うなされるはめに!)
最後に、上級生から新入会員へのプレゼントが贈られ、新入生と在校生との絆が一層深まった夕べとなりました


2014年8月16日(土)

前期オーディション

6月23日(月)、立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にてオーガニスト・ギルドの2014年度前期オーディションが行われました。
18時半からという遅い時間に行われた行事でしたが、ギルドの仲間をはじめ、他チャペル団体やチャペル事務室の方々など約80名が駆けつけて下さいました。
受験者は会衆の多さに驚きと緊張を抱きながらも、会衆の温かい応援に背中を押され、自分に課された聖歌と自由曲を弾き切りました。
結果、Aオーディションに1名、Bオーディションに6名、Cオーディションに11名が合格しました。
受験者からは「自分の演奏に会衆の歌声が重なる喜びを改めて感じた」という声や「これから大勢の前で奏楽をする機会が増え、責任感を覚えた」という声が出ました。
オーディションの後、﨑山先生からのお話があり、ギルド生たちは「仲間を、そして自分を信頼する」「等身大の自分を受け入れる」という奏楽者としての心構えを胸に刻みました。
この度、オーディションに駆けつけて下さいました会衆の皆様に心より感謝を申し上げます。
これからもギルド一同、皆様の心、そして主の御心に残るような奏楽をするために日々精進して参りたいと存じます。

2014年6月25日(水)

新入生歓迎会

5月10日(土)、立教学院聖パウロ礼拝堂(新座チャペル)にてオーガニスト・ギルドの2014年度新入生歓迎会を行いました。
前半は礼拝堂とフィスクオルガンについて説明をしました。
特に池袋生は、ポジティブオルガンと新しく入ったフィスク・オルガンに触れて、池袋と新座の雰囲気の違いを肌で感じていました。
後半は新座チャペル会館第2ホールにて食事会を行いました。
上級生手作りのパスタ等の食事をいただきながら、新入生同士や上級生と知りあい、チャプレンの先生方との交流を深めました。

             

2014年6月1日(日)

春合宿

3月1日(土)、21名と先生方3名は、早朝の新幹線に乗り込み東京駅を出発。
日本聖公会奈良基督教会は1885年に伝道が開始され、移転・新築を経たのち、1930年に興福寺の土地であった場所に現在の礼拝堂が建てられました。
信徒で宮大工の大木吉太郎氏の設計による純和風の建物は、周辺の景観に調和するようにお寺のようなデザインで、瓦屋根に十字架が立てられています。会堂は、国の有形文化財にも登録されています。

                  

パイプオルガンは礼拝堂内の後方に設置されています。

1987年に教会創立100周年を記念して製作された西ドイツ・ボッシュ社製のオルガンは、2段鍵盤、ペダル付で、18ストップ、パイプは1200本あり、1列に8フィートが2本ずつ入っています。鍵盤も音色も柔らかく、木造で残響がまったくない空間を優しい音が包みます。
        

         

鍵盤はMechanical action(機械式アクション)で、ペダルは平行型です。演奏者の技量がストレートに音に出てしまうので、最初は緊張しました。スウェルボックスは、繊細に扱わないと閉める時に大きな音がしてしまいます。

  

  

この礼拝堂には他に、日本最古とも言われるリードオルガンや、ハモンドオルガンがありました。

  

奈良基督教会会衆の方による教会の紹介を伺った後、合宿の開会礼拝が行われ、ギルド生は身を引き締めました。その後の勉強会では、誰かが聖歌を演奏している間、オルガンの裏に回って音の響き方やトラッカーの動きを観察しているギルド生もいました。

  

夕方、宮﨑チャプレンが礼拝の構成要素・用語・意味について、事前にギルド生から集めた質問に答えながらお話しして下さいました。興福寺の鐘の音を聞きながら、ギルド生は「何故、礼拝に出るのか」「何故、オルガンを奏でるのか」を自分自身に問い、奏楽者としての学びを深めました。1日目の終わりにはグループに分かれて食事に行き、その日の感想を語り合いました。


翌3月2日は日曜日だったので、奈良基督教会の主日礼拝に参加させて頂きました。
奏楽は立教学院オルガニストの﨑山先生と奈良基督教会オルガニストの佐分利みどりさん、説教は奈良基督教会の井田 泉司祭でした。
礼拝には宮﨑チャプレンとシュタールチャプレンも祭壇奉仕者として司式者に加わりました。
立教大学に赴任する前にこの教会で牧師を務めていたシュタール・チャプレンは会衆と久しぶりの再会を果たしました。
チャントなど、多くのことが立教の主日礼拝と違うため、ギルド生はその新鮮さを身をもって感じました。
中でも、平和の挨拶ではチャプレン全員が会衆の一人一人に握手を求めてきました。
礼拝は奉仕者と会衆が一体となって作り上げるものなのだと改めて感じました。
                  
礼拝後の愛餐会で教会の人々と交流を深めた後は、各自が練習してきた自由曲の勉強会を行いました。自分の表現したい音を追求し、仲間たちにアシスタントをしてもらい、試行錯誤を繰り返しました。
        
その後のチャプレン・アワーでは、シュタール・チャプレンの教会暦や礼拝の彩色についての話を聞きました。
東日本大震災被災者の方たちのために祈りを捧げた後、1日目とは違う班で食事会に行き、その日感じたことを語り合いました。

3月3日午前はチャントの勉強会を行いました。
チャントは普段の勉強会では弾かないため、ギルド生には貴重な勉強の機会となりました。
その後、井田司祭が教会についてお話されました。井田司祭は聖歌564番の作詞の翻訳者で、まずは全員で聖歌564番を日本語と韓国語の両方で歌いました。
祭壇の背後には、西陣織の布が巻かれたアルミパイプ製カーテンがあります。
「雲から光が差す様子」「朝日、もしくは夕日」などをイメージしてデザインされたそうです。
祭壇と、向かい合っているパイプオルガンとが呼応する形で十字架が配されており、「祭壇奉仕者と奏楽者の結びつきの強さ」を表しているのだそうです。
「神の愛に触れた人々の涙」がモチーフとされています。
         

堂内の柱には「堂内落針を聞くべし」という言葉が書かれた札が掲げられています。
これは「針一本落ちる音が聞こえるほど静粛を保て」という意味だそうです。
井田司祭は「オルガンの音は祈りの始まりを知らせ、会衆の心を鎮めるのに重要なものである」とおっしゃっていたように、会衆の祈りを大事にしておられました。
 
                 
 
午後は1・2年生による合宿修了演奏会を行いました。特に1年生は初めての人前での演奏で緊張しましたが、仲間たちや教会の人々の温かい拍手に支えられました。
その後は近くのイタリアンレストランで合宿の打ち上げをしました。

     

合宿最終日の3月4日(火)、午前中、前日に引き続いて3・4年生の修了演奏会が行われました。
4年生は最後の合宿ということで、4年間にギルドで学んだ集大成とも言うべき大曲を、それぞれが演奏しました。
     
演奏会後は合宿の閉会礼拝が行われました。宮﨑チャプレンが「自分が求めることを人にすれば、良い実を結ぶ」と話されました。
この閉会礼拝をもって合宿の全プログラムが終了し、ギルド生は4日間お世話になった教会に別れを告げました。

               
お世話になりました奈良基督教会の関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。
この4日間でギルド生は「自分が奏楽者としてなすべきこと」について改めて考え、「自分に足りないもの」を自覚しました。
この合宿で得たことを胸に刻み、オルガニストとして、人として日々成長していくために努めて参りたいと、あらためて思います。

2014年3月31日(月)

卒業コンサート

2013年度卒業生一同より、ご報告申し上げます。
3月23日(日) 16時
池袋チャペル(立教学院諸聖徒礼拝堂)にて卒業コンサートを開催しました。今年度は4年生5名と大学院生1名の計6名が立教での最後の演奏をしました。
今回は、昨年9月に新しく設置されたイギリス・ティッケル社製オルガンを使っての初めての卒業コンサートともなりました。当日は天候にも恵まれ、多くの方々にご来場頂き、和やかな雰囲気の中で緊張しながらも温かいひとときを過ごすことが出来ました。卒業生は何ヶ月も前からこの日のために練習を重ね、本番では一人一人がそれぞれの思いを胸に、充実した演奏をすることが出来ました。この日を迎えられたのは、これまで指導して下さった﨑山先生をはじめ、チャプレンの先生方、職員の方々、またチャペルに関わる全ての方々のお支えがあったからこそです。
オーガニスト・ギルドのメンバーとして奏楽奉仕に携わった期間は個々によって異なりますが、
「オルガンを弾くこと、奏楽をすることとは何か」という大きな問いに、各自が答えを得ることが出来たのではないかと感じています。今後とも、立教大学オーガニスト・ギルドの後輩たちのご支援をよろしくお願い申し上げます。


2014年2月4日(月)

卒業コンサートのお知らせ

立教大学オーガニスト・ギルドのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
3月23日(日)に行われる卒業コンサートについてお知らせいたします。
2013年度の卒業生が4年間の思いの丈を、昨年の夏、池袋チャペルに新しく入ったティッケルオルガンの音色に乗せて演奏します。ご家族、お友達をお誘い合わせの上、是非お越し下さい!

日時:2014年3月23日(日)
開場:15時半 開演:16時 -入場無料-
場所:池袋チャペル(立教学院諸聖徒礼拝堂)
出演:立教大学オーガニスト・ギルド 2013年度卒業生6名
曲目:
Orgel Sonate IV Op.65 Nr.4 (Felix Mendelsshon Bartholody)
A Trumpet Minuet (Alfred Hollins)
Organ Symphony No.5 in F Minor, Op.42 (charles-Marie widor)
-他-

お問い合わせ:立教大学オーガニスト・ギルド
(メール)
organ@sgrp.rikkyo.ne.jp (近藤)

2014年1月11日(土)

新スタッフ任命式

 
1月11日(土)池袋チャペル(立教学院諸聖徒礼拝堂)にてオーガニスト・ギルドの新スタッフ任命式が行われました。司式は宮﨑光チャプレン、奨励はマーク・シュタールチャプレン、奏楽は﨑山裕子先生でした。また、アコライト・ギルドにもお手伝いして頂きました。この日をもって、3年生はスタッフを引退し、2年生2名と1年生12名の計
14名が2014年度の新スタッフとしてオーガニスト・ギルドの運営に責任を持つことになります。2年生は昨年に引き続いて、1年生は初めてスタッフとして活動します。任命式では両チャプレンのお話を聴き、前代表の小原さんによって新スタッフの推挙が行われました。新代表の高久さんをはじめ、新スタッフたちは「今後は自分たちが中心となって、ギルドの活動をより良いものにしていく」という自覚をし、気を引き締めました。式の後はチャペル会館・第一会議室で食事会が行われ、メンバー手作りのシチューなどを美味しくいただきました。任命式で聴いた聖書のみ言葉やチャプレンのお話、歌った聖歌、そして祈りの意味を忘れることなく、より円滑なギルドの運営を目指し、これからも新スタッフ一同で努めて参りたいと思います。

2013年11月25日(月)

後期オーディション


11月25日(月)、池袋チャペル(立教学院諸聖徒礼拝堂)にてオーガニスト・ギルドの後期オーディションが行われました。チャペルには、ギルド生の他にチャペル団体の仲間たちが忙しい中、応援に駆け付けてくれました。こうした沢山の人々に支えられ、受験者たちは緊張しながらも、温かい雰囲気の中、改修工事で一層輝きを増したチャペルに練習の成果を響かせました。結果、Aオーディションに3名、Bオーディションに1名、Cオーディションに7名が合格しました。Aオーディション合格者の内1名は、新座のオーガニスト・ギルドギルド初のA合格者となりました。今後、合格者は両キャンパス(ティッケル社製とフィスク社製)で奏楽することになります。このオーディションでの経験を忘れずに仲間と共に支えあいながら、日々の奏楽やその練習、そして奏楽にまつわる勉強に励んで参りたいと思います。

2013年8月9日(金)
夏研修

89日(金)東京都港区にある日本聖公会聖オルバン教会にて、夏研修を行いました。この教会は東京タワーの真下という都会に位置しながらも、木造建築でとても温かみのある空間でした。当日は、朝10時に始まり夕方の4時まで、各自この日に向けて練習をしてきた曲を弾き、オルガンの仕組みや音の作り方、曲が作られた背景などの知識を深めました。弾かせて頂いたジェイケル・オルガンは16ストップで、ストリングス系やフルート系などの音が充実していました。足鍵盤の近くには、足でリード管とミクスチャーを操作できるレバーがあり、音の強弱の調整が可能なスウェル・ボックス付きです。鍵盤から手を離した後にすぐに音が消えるドライな残響の中、切り方を注意深く意識する必要がありました。立教のオルガンにはない音の種類、音作りの仕組みを体験でき、大変貴重な経験となりました。

全員が弾き終えた後、夕の祈りを行いました。この日、89日は長崎の原爆投下の日で、聖歌422番「長崎の空は」を歌い、祈りを捧げました。その後、隣接した聖アンデレ教会を訪問しました。この教会には、古いハモンドオルガンがあり、パイプオルガンとは違う音色や鍵盤の仕組みを体験することができました。

聖オルバン教会のWilliam L.Bulson司祭はじめ、今回の研修に協力して下さった方々には大変お世話になり、ギルド一同心より感謝しております。この日を通し得たことを、今後の奏楽奉仕に活かしていきたいと思います。



2013年718日(木)
前期オーディション
617日(月)新座チャペルにて、立教学院オルガン奏楽奉仕者のためのオーディションが行われました。今回は、初の試みとして新座チャペルで実施されましたが、池袋からもたくさんのチャペル団体の仲間たちが応援に駆け付けてくれました。多くの人達の支えにより、受験者たちは緊張をしながらも温かい雰囲気の中でオーディションに臨み、結果、Bオーディションに3人、Cオーディションに6人が合格することができました。今後、オーディション合格者は、礼拝を奏楽によって支えることになります。このオーディションの経験を忘れずに、共に支えあいながら、奏楽の練習や勉強に励んで参りたいと思います。

2013年76日(土)
入会式
 76日(土)新座チャペルにおいて、入会式が行われました。今回の入会式で、19名の新入会生を新たに迎え、オーガニスト・ギルドは、総勢36名となりました。式の中では、シュタールチャプレンから、教会での様々な体験を通して、礼拝において奏楽は欠かせない大切なものであるというお話を聞きました。改めて、奏楽の役割を重く受け止め、今後の奏楽に対する向き合い方を考えさせられた一時でした。入会式後には食事会が行われ、手作りのスープをおいしく頂きました。新入生の自己紹介なども行い、和気あいあいと交流を深めることが出来ました。