4日間で行われた第94回関東学生陸上競技対校選手権大会(通称:関カレ)。今年は下級生の活躍にも目が離せなかった。エースたちの挑戦。新入生の健闘など、4年生にも負けない力を多いに発揮した。そんなこれからの陸上競技部を担う彼らの思いに迫った。 新主将・勝嵜大輝(コ3) 100m、4×100mR3走、4×400m R2走 さらなる成長を目指して 新副将・田巻彩(コ3) 3000mSC10位 「(自己ベストを)40秒くらい更新できて、まだレース2回目だったのですが、とりあえず大幅に更新できたので、結構満足しています。全カレの標準が上がっていて、切れなかったのがすごく悔しいので、まだまだもっと頑張らなきゃなって思います。最初に(3000mSCに)出たのが3月なのですが、その後に貧血になってあまり調子が良くなくて練習を積めてなかったから、すごく不安でした。それも治ってきて、しっかりと練習できるようになって、結構いけそうだなっていうのが練習でも手応え的にあったので、よかったですね。(関カレの雰囲気は)もうレベルも違うし、トップの人たちと一緒に走れるってことでとても緊張したのですけど、みんなの応援がすごい聞こえて、頑張れたかなって感じです。今日の記録で個人選手権の標準が切れたので、そこで(全カレ標準を)切りたいなって思います。」 田堀智大(コ3) やり投7位入賞 「順位としてはすごくびっくりしたっていうのもあるのですけど、記録がもう少し出るかなというのがあって、ただ全員の記録が低調な中だったので今回7位だったという考えをすれば今日の中じゃ最善の投げだったのではないかなと思います。 自分の中で先が見えてた中でこの記録だったのは、自分の中ではあまりよくなかったのかなという部分もあるのですけど、集中して今まで練習してきたのでその成果が出たのかなと思います。体だけはしっかりしてこようと思ってたんですけど、結局体も調子は普通で最低限の中の最大限ということだったと思います。でも結局1投目に出したっていうのは試合展開で言ったらかなりいいと思うので、そこは評価してもいいかなと思います。一投目はリラックスして投げられたんですけど、2投目3投目はベスト8残れるかぎりぎりだったのでドキドキしながら待ってました。 こんなんじゃ、全然終われないのであと何十メートルでも伸ばしていきたいなと思います。」 西口克洋(理3) 10000mW6位入賞 「最初の入りがすごい速くて、でもやっぱり入賞したかったから、自分の実力では結構厳しい位置だったのですが、つきました。そしたら結構良い感じに体も動いていました。良くて8位、46分切れればいいかなと思っていましたが45分も切ったし、すごい楽しかったです。競歩を始めて1年経ってないので、ビギナーズラックの延長だとまだ思っています。これから記録が出ない時期に入っていくと思うので、ここからどう上げていくかですね。出たくても出られない人もいるし、昨日すごい頑張ってって言ってくれた子もいるからどうにか結果出したいなって思っていたので、入賞はしたいって思っていました。終わってみたら、平田と一緒に7点取れたから、すごいチームに貢献しているなっていうことを感じました。2日目まで男子は0点だったからいい勢いをつけたのかなって思います。競歩は3人がチーム。競歩の3人で頑張っていきたいと思っています。」 <次ページへ続く>
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