立教大学大学院人工知能科学研究科
内山研究室 (高エネルギー天文学/応用人工知能)
本研究室は大気チェレンコフ望遠鏡 H.E.S.S.そして フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡 を用いたガンマ線観測を中心として,高エネルギー天文学・宇宙物理学の研究に幅広く取り組んでいます。 最近はディープラーニングを宇宙物理学に応用する研究を新しい柱としています。 火山等の透視のための新型のミューオグラフィ装置の開発も進めています。 当研究室が主催する高エネルギー天文学コロキウム は外部からの参加も歓迎していますので,お気軽にご参加ください。

[研究室ニュース] 過去の研究室ニュースはこちら
2020年4月:
立教大学大学院人工知能科学研究科スタート
立教大学大学院人工知能科学研究科が開設され、内山が研究科委員長を拝命しました。 新研究科の HP はこちらです。
2020年4月:
立教大学理学部物理学科・山田研究室スタート
本研究室が立教大学大学院人工知能科学研究科に移籍することに伴って、 立教大学理学部物理学科・山田研究室(高エネルギー天文学)がスタートしました。
2020年2月:
修士論文優秀発表賞
本研究室の日暮君が立教大学大学院理学研究科物理学専攻の修士論文優秀発表賞を受賞しました。タイトルは "Fermi 衛星 LAT 検出器を用いた超新星残骸 RX J1713.7−3946、RX J0852.0−4622 の GeV ガンマ線放射の観測" です。
2019年12月:
国際会議TeVPA での招待講演
シドニーで開催される高エネルギー宇宙物理学の国際会議TeVPAで当研究室の内山とカングリヤンさんが招待講演をします。
2019年11月:
H.E.S.S. によるガンマ線バースト残光からの超高エネルギーガンマ線の初検出 (Nature)
H.E.S.S.チームがガンマ線バースト残光からの超高エネルギーガンマ線の初検出に世界で初めて成功し,Nature 誌に発表しました。当研究室のカングリヤンさんが責任著者の一人として、大きく貢献しました。 [立教大学プレスリリース
2019年11月:
かに星雲からの超高エネルギーガンマ線放射の空間広がりの初測定 (Nature Astronomy)
H.E.S.S.チームが,1054年に観測された超新星爆発の名残である「かに星雲」が放つ超高エネルギーガンマ線の空間的広がりの測定に世界で初めて成功し, その成果をNature Astronomy誌に発表しました。当研究室のカングリヤンさんが責任著者の一人として、物理モデリング・理論計算で大きく貢献しました。 [立教大学プレスリリース][論文
2019年10月:
AIスタートアップ Galaxies, Inc. の本格稼働
内山が創業者である人工知能・データサイエンス・コンピュータビジョンのスタートアップ Galaxies, Inc. の HP が開設されました。こちらです。
2018年8月:
立教学院チャレンジ・ラボ開催
2018年8月24-25日に,立教学院チャレンジ・ラボ "AIで挑む宇宙の謎" を開催します。立教女学院,立教池袋,立教新座の高校生15名が参加します。場所はこちらです。
2018年6月:
ダブリン高等研究所でのサマースクール
アイルランドのダブリン高等研究所 (Dublin Institute for Advanced Study) で,高エネルギー宇宙物理学のサマースクールがあり,当該分野を牽引する研究者たちとともに,日本からは当研究室の内山とカングリヤンさんが招待講師を務めました。
2017年10月:
ポスター賞受賞
荒川君 (D2) が RIKEN Summer School 2017 で,ポスター発表 ("Gamma-Ray Observation of Supernova Remnant Puppis A" Masanori Arakawa) を行い, ポスター賞 (Poster Award Physics Prize) を受賞しました。おめでとうございます! 表彰状は こちらです。
2017年7月:
Astro-AI ワーキンググループ
人工知能を応用する共同研究を推進するワーキンググループ ASTRO-AIが設立されました。理研 iTHEMS により支援されています。2017年9月25--26日に第1回研究会を東北大学で開催しました (研究会HP)。
2017年7月:
本学で国際ワークショップを開催
2017年7月4日〜7日に立教大学において銀河系ガンマ線変動天体の国際ワークショップを開催します (世話人: Valenti Bosch-Ramon, Dmitry Khangulyan, Pol Bordas, Yasunobu Uchiyama)。 当該分野の研究者が一堂に会し、最新の研究成果について議論します。 ワークショップのHPはこちらです。
2017年2月:
修士論文優秀発表賞
本研究室の辻さんと池田君が立教大学大学院理学研究科物理学専攻の修士論文優秀発表賞を受賞しました。タイトルはそれぞれ "Chandra衛星とNuSTAR衛星を用いた超新星残骸 RX J1713.7-3946の観測"(辻直美)、 "Chandra X線衛星を用いた超新星残骸Cassiopeia Aの観測的研究"(池田拓馬)です。
2015年11月:
斉藤さんが NASA から表彰
NASA (アメリカ航空宇宙局) が, ロケットによる太陽X線観測を行った Focusing Optics X-ray Solar Imager (FOXSI) チームの功績が極めて顕著であると高く評価し,斉藤さん(立教大学)を JAXA の3名の研究者と共に表彰しました。表彰状は こちら
2015年10月:
立教大学で国際ワークショップを主催
2015年10月21日(水), 22日(木)に立教大学において活動銀河核の国際ワークショップを開催します。詳しくはこちらをご覧ください。
2013年12月:
「科学ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」トップ10に選出
内山らが主導した宇宙線の起源に関する研究成果が、サイエンス誌によって、 2013年「科学ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」トップ10に選出されました( サイエンス誌のページ)。なお、トップは「がんの免疫療法」でした。詳しい説明はこちらをご覧ください。

Member

2020年度:  
Title Name e-mail (注1)
教授 内山 泰伸 y.uchiyama
助教 (物理学科) 一戸 悠人 ichinohe
教育研究コーディネータ 林田 将明 masaaki.hayashida
博士研究員 Dmitry Khangulyan d.khangulyan
リサーチ・アシスタント 岩崎 啓克 h.iwasaki
D1 (物理学専攻) 日暮 凌太 r.higurashi
M2 (物理学専攻) 菅谷 知博 t.sugaya
M2 (物理学専攻) 大塚 駿平 s.otsuka
M1 (物理学専攻) 土岡 智也 t.tsuchioka

注1:このあとに @rikkyo.ac.jp をつける
Lecture
担当授業 (2018年度)
(前期) 基礎物理実験 (主任)
(前期) 大学院:高エネルギー宇宙物理学 (学部:宇宙地球系物理学講究9)
(前期) 宇宙地球系物理概論 (4回分を担当)
(前期) 情報処理
(後期) 電磁気学2
(後期) 大学院:高エネルギー宇宙物理学特論
(後期) 宇宙の科学
(通年) 大学院:輪講